子供の浴衣の洗濯方法!上手なお手入れの仕方を解説します!
2018/05/08
夏祭りや花火大会でみる、浴衣を着た子供の姿。
とってもかわいらしいですよね!
家族そろって浴衣で歩いているのはすごくステキで、今年は私も子どもと一緒に浴衣を着たいなと思っています。
でも浴衣を着たあとの洗濯はどうしていますか?
子供に浴衣を着せたいのはやまやまでも、洗濯方法がわからないので結局着せてませんって人もいるのではないでしょうか。
年に何回も買い替えるものでもないので、せっかくなら大事にお手入れして長く着せたいですよね?
家での洗濯方法がわかればもっとたくさん着せることができて、夏を楽しめます^^
というわけで今回は、子供の浴衣の洗濯方法について解説します!
目次
子供の浴衣の洗濯方法は?
子供に浴衣を着せたいと思っても、「汚すし、汗かくし」と思うとなかなか気が進まないですよね…^^;
家で気軽に洗えれば、「かき氷をこぼしてもすぐ洗濯できるのに…」と思います。
でも実は子供の浴衣は洗えるものが多いというのはご存知ですか?
ただ、
- なんの生地を使っているかわからない
- 色味が濃い
- 絞りなどの加工をしている
- 金糸などがはいっている
などの浴衣はプロにお任せすることをおすすめします。
でも、普通の既製品の浴衣であれば、ほとんどに洗濯表示のタグが付いています。
こんな感じですね。
洋服のタグと変わりません。
基本的には、このタグの表示どおりに洗濯すれば大丈夫です。
また、手縫いでも「綿100%」の生地を使ったとわかっているのであれば、手洗いできます。
ネットなどで購入するときには、サイト内の商品スペックとして洗濯表示がかかれてある場合もあるので、要チェックです。
それでは、具体的な洗濯の手順をご紹介します。
1.手洗い
子供の浴衣は、だいたい表示に「手洗い」と書いてあります。
基本的には手洗いが安心です。
用意する物
- 浴衣が入る大きさのたらいや洗面器など
- 中性洗剤かおしゃれ着用の洗剤
洗い方
- たらいにたっぷりの水をはって、少量のおしゃれ着用洗剤をいれます。
- たたんだ浴衣をいれて、手早く押し洗いをします。
- 水を変えて数回すすぎますが、この時も押すようにします。
- 軽く絞ったら、着物ハンガーにかけるか、物干し竿に袖を通すなどして陰干しします。
色あせすることがあるので、できれば室内に干すといいですよ。
ポイントとしては、色落ちや色移りしないように必ずたっぷりの水で洗うことです。
お湯を使うと
- ちぢんだり
- 色落ちしやすくなったり
しますので注意してください。
また、兄弟姉妹がいて2枚以上洗いたい場合でも、色移りが心配なので、洗う時は1枚ずつにしましょう。
着物ハンガーがひとつあるととっても便利ですよ^^
脱水の時だけ洗濯機を使ってもいいと思います。
洗濯機を使う場合は、必ずネットにいれて短い時間で脱水するようにしましょうね!
2.洗濯機での洗い方
洗濯ネットを使えば、子供の浴衣を洗濯機でも洗うことができるんです☆
手間がかからないので楽ですよね!
洗濯表示にも「ネット洗いOK」と書かれている浴衣もあります。
洗濯機に手洗いコースがある場合は、「手洗い」表示のみでも洗える場合があります。
私なんかは、それで洗ってしまっていますが、あくまでも自己責任ですので心配な方は必ず洗濯表示通りにしてくださいね。
洗い方
- 浴衣をたたんでネットに入れ、そのまま洗濯機に入れます。
型崩れ防止のため、中で動いてしまわないようにピッタリサイズのネットがおすすめです。 - 水の量は多めに設定します。
- 必ず「手洗いコース」「おしゃれ着コース」などの優しく洗えるコースを選びます。
- おしゃれ着洗い洗剤を使用します。
- 脱水は短い時間で軽くします。
- 干し方は手洗いと同じようにします。
大人用のサイズですが、うちではこのネットを使って洗っています。
このように、手洗いでも洗濯機でも子供の浴衣はだいたい洗うことができます♪
子供は、浴衣だからとか関係なく食べ物で汚したり汗をかいたりしますよね?
成長の早い子供の浴衣は、手ごろな金額と手軽な素材でたくさん売られていますので、家で洗えるものを選べば、シーズン中何回でも着せられますね!
帯の洗濯はどうしたらいいの?
浴衣を着ると、当然帯も使います。
浴衣は洗えるものがありますが、帯はどうなのでしょうか。
子供の浴衣の帯って、簡単なものが多いと思います。
- 三尺(さんじゃく)
- 兵児帯(へこおび)
といった、くしゅっとしてやわらかい生地の帯です。
素材や表示によっては洗えるものもありますが、帯は基本的には洗わないものです。
乾いたタオルでホコリをおとして、陰干ししてからしまいます。
どうしても目立つ汚れがついた場合は、汚れ部分の下に乾いたタオルを引いて、固く絞ったタオルで上からたたいてみてください。
汚れが落ちたらきちんと乾燥させてからしまいます。
汚れが落ちなかったら、クリーニング店などに相談しましょう。
子供の浴衣、お手入れのポイントとは?
子供の浴衣って、少し大きめを買って次の年も着せたいと思いますよね。
長く大事に着るためにも、子供の浴衣を洗濯やお手入れする時に気をつけておくといいポイントをご紹介します!
1.汚れが軽い場合
シーズン中何度か着せる予定で、汚れが軽い場合は、
- 陰干しだけする
- 水洗いだけする
でも、大丈夫です。
あとはしまうだけ、という時の洗濯では洗剤を使って洗っておきましょう。
2.洗う前に上げをほどく
子供の浴衣は、来年同じサイズで着ることはほとんどないです。
肩上げや腰上げをほどいてから洗濯をしておくと、来年着るときに楽ですよ!
3.干すときは広げてシワのばし
袖をしっかり広げて干して、形を整えておきます。
シワにならないようにたたいてのばすといいですよ!
4.アイロンがけは浴衣が乾ききる前に
アイロンをかけるときは、乾ききるちょっと前に取り込んでかけるとシワになりにくいですよ^^
特に綿素材は、少し湿った状態でアイロンをかけた方がピシッと仕上がります。
必ず当て布をするのを忘れないようにしてください。
少しの手間で次の年も清潔に着ることができるので、浴衣を楽しんだあとはきちんとお手入れしておきましょう!
子供の浴衣の洗濯方法、まとめ
いかがでしたか?
子供の浴衣は既製品も多く、汚すことも考えられているためか、洗濯表示がついているものも多いです。
汗もたくさんかきますし、家で洗濯できるといつでも清潔に着せることができますね♪
- しぼりなどの特殊な加工
- 色味の濃い浴衣
- 洗濯表示がなくてわからないもの
などを除いては、だいたい家で洗濯できると思って大丈夫です。
でも、帯や三尺は洗濯表示がないことも多いので、できれば陰干しのみにしてくださいね。
手洗いがいちばん安心ですが、洗濯ネットを使って手洗いコースなどで洗えば、洗濯機でも大丈夫です。
きちんとお手入れをしてしまっておくと、次の夏も気持ちよく着ることができます。
洗濯方法がわかれば、たくさん浴衣を着せてあげられますね。
今年の夏は、お祭りに花火大会にと子供と一緒に浴衣を着て楽しみましょう!