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土用の丑の日と平賀源内の関係!なぜうなぎをたべるようになった?

      2017/08/30

照りつける太陽。バテてしまいそうな夏の暑い日。

小さい頃、「土用の丑の日」とは、「夏の土曜日に夏バテしないようにうなぎを食べること」だと思っていました。

大きくなるにつれて、「土曜日じゃなくて土用」だと薄々知るようになりましたが、「土用って何?うなぎなのに、どうして『丑(ウシ)』なの?」と思いつつも、長い間知ろうともせず放っておきました。

しかし、「うなぎ大好き!」の私、やはりちゃんと正面から立ち向かおうと、今回初めて「うなぎと土用の丑の日の関係って何だろう?」と、調べてみることにしました。

うなぎに平賀源内が関係しているとは、露知らず…。

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土用の丑の日って?

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夏になるとかならず一回は耳にする「土用の丑の日」。

なんとなく「土曜」の丑の日と思いがちですが、「土用」ですのでご注意を!

でも、「土用の丑の日」って、夏だけではなく、春夏秋冬全ての季節にあるんですよ。

ご存知でしたか?

ですが、うなぎを食べる習慣があるのは、『夏の土用の丑の日』のみ。

なぜでしょうか??

それには、あの「平賀源内」が関係しているのです。

なんで「土用の丑の日」って言うの?

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 「土用」とは、中国古来の自然哲学である「五行説(五行思想)」による各季節の終わりの18日間のことを指します。

各季節の終わり」ということですから、「土用」は、夏だけではなく、春夏秋冬にもあるのです。

立夏、立秋、立冬、立春の前18日間が「土用」となります。

「土用」の語源は、もともと「土旺(王)用事/土の気が旺(さかん)になり、事を用うる」という意味で、これが省略され「土用」となったそうですが、「土旺(王)」が日本に伝わった際に、なまって「土用」となったという説もあるそうです。

そして、この「土用」の中で、十二支の「丑」の日にあたるのが、「土用の丑の日」です。

でも、「土用」は18日間、十二支は「12」しかないため、2年に1度位の割合で、「土用」に「丑の日」が2日ある年がでてきます。

「五行説」とは、「万物は、木、火、土、金、水の5種類の元素から成る」という思想で、季節にも5つの元素が割り当てられたのですが、季節は4つしかなく、「土」が1つだけ余りました。

それで、それぞれの「季節の変わり目」として「土」が割り当てられたそうです。

季節と方位と色は、下記のようになり、右端のカッコの言葉は、その季節と色から生まれた言葉だとか。なるほど!

  • 木=春・東・青(青春)
  • 火=夏・南・朱(朱夏)
  • 金=秋・西・白(白秋)
  • 水=冬・北・玄(玄冬)
  • 土=各季節の変わり目・中央・黄

土用の丑の日に平賀源内が関係している?

本日、土用の丑の日

江戸時代の蘭学者・平賀源内が、知人の鰻屋のために、こんなキャッチコピーを考えなかったら、「土用の丑の日うなぎの日!」という食文化は、現在まで定着しなかったかもしれません。

本来、うなぎの旬は冬だそうで、江戸時代の夏に、うなぎが売れないのは当然だったのでしょうが、うなぎが売れなくて困りはてた鰻屋が、知人の平賀源内に相談したそうです。

それで平賀源内が、「本日、土用丑の日」という貼り紙をしたところ、その鰻屋は大繁盛になったとか。

「丑の日に『う』から始まる食べ物を食べると、病気にならない」 という風習もあり、他の鰻屋も平賀源内のキャッチコピーを真似し、「土用の丑の日にうなぎを食べる」という文化が定着したそうです。

うなぎに関するミニうんちく

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うなぎが夏バテ防止に良いというのは、奈良時代からも知られていたようです。

万葉集の巻十六に、大伴家持による「石麿呂に 我れ物申す夏痩に、よしというものぞ 鰻捕り召せ」という歌もあり、古くから「うなぎは栄養価が高く夏に良い食べ物」として知られていたことも「土用の丑の日」が定着する要因ともなったのでしょう。

そうそう、関東と関西とでは、うなぎの開き方や焼き方も違い、関東は背開きにして蒸して焼き、関西は腹開きにして蒸さずにそのまま焼くそうです。

皆様はどちらがお好みでしょうか?

土用の丑の日の平賀源内とうなぎについてまとめ

 子どもの頃に観ていたドラマで、お客様が来られたときに必ず電話で「うな重」を注文する場面がありました。

「東京では、『うなじゅう』という美味しい食べ物があるんだ!どんな味なんだろう?」と思ったものです。

平賀源内は、蘭学者としてだけではなく、発明家、科学者、画家、陶芸家、戯作者などとしても才能を発揮、まるでレオナルド・ダ・ヴィンチのような人ですよね。

源内さん、あなたのおかげで、今年の土用の丑の日は、いつもと違う美味しい「うなぎ」になりそうです!

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