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ひな祭りの歌詞の意味や悲しいストーリーとは?怖い替え歌も紹介!

      2017/01/31

3月3日はひな祭り
ひな人形を飾ったり、ちらし寿司を食べたりと華やかですよね!
女の子がいるご家庭では、ひな人形を飾りながら「♪あかりをつけましょぼんぼりに~」と歌ったりしているのではないでしょうか。

ずっと前から歌われているこの「うれしいひな祭り」。
私も子どものころには歌っていました。
タイトルのわりには曲調がさみしげですが、「いかにも『和』だし、こんなもんかなぁ…」と思っていたところ、この歌の成り立ちを知ったら納得でした。

「うれしいひな祭り」には悲しいストーリーが秘められていたのです。
今回は、ひな祭りの歌詞に込められた意味についてご紹介します。
最後に、替え歌もありますよ!

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ひな祭りの歌詞に込められた意味とは?

「うれしいひな祭り」がつくられたのは1935年。

  • 作詞:サトウハチロー
  • 作曲:河村光陽

の2人によって作られました。

この歌、タイトルが「うれしいひな祭り」だし、歌詞の内容も子どもがひな祭りを楽しんでいるような感じなのに、とても日本らしい曲調ですよね。
こういうとアレですが、ちょっと暗いイメージもあります。

このもの悲しい雰囲気には、実は作詞をしたサトウハチローさんのある思いが秘められています。

1.子どもへの思い

この歌を作詞したころ、サトウハチローさんは離婚したばかりでした。
お子さんを引き取っていましたが、母と別れてさみしい思いをさせたお子さんに心を痛めていたそうです。
そこでひな人形を買ってあげて楽しい時間を過ごし、その光景を歌にしました。

2.亡くなった姉への思い

歌詞の中に、
「お嫁にいらした姉さまによく似た官女の白い顔」
という一節があります。

サトウハチローさんの実姉は婚約が決まった直後、結核によって18歳の若さで亡くなりました。
とても仲が良かった姉を「せめて歌の中では嫁がせてあげたい」という思いで、この歌詞を書いたといわれています。
鎮魂歌というわけですね。

自分の子どもと楽しんだひな祭りの様子をベースに、お姉さんへの気持ちを込めた悲しい意味をもっている歌だったのです。

ひな祭りの歌詞には間違いがある?!

歌詞にこめられた意味とは裏腹に、この歌詞には2点、間違いがあります
間違われたまますでにひろく歌われているのですが、今ではあまり気にする人もいませんよね?
でも知っておいて損はないのでご紹介します。

1.お内裏様(おだいりさま)とおひな様

うれしいひな祭りの2番に、
「お内裏様(おだいりさま)とおひな様」
という歌詞があります。

歌詞のながれから最上段に並ぶ、

  • おびなをお内裏様
  • めびなをおひな様

と表現していると思いますよね?
実はこれは間違いです。

本来「お内裏様」とは「おびな」と「めびな」の両方をさします。
「おひな様」は五人囃子や三人官女、お内裏様を含むすべてのひな人形のことをいうのです。
歌詞の続きが「ふたり並んですまし顔」となっているので、「ひな人形全部のことを言っているのではない」とわかりますね。

私も子どものころから歌っていましたし、歌詞どおりに覚えていました。
当たり前に歌われているので、今やだれも間違っているとは思っていないのではないでしょうか。
ただ間違いではあるので、「実は…」といって知識を子どもに披露するにちょうどいいエピソードだと思います(笑)

2.赤いお顔の右大臣

5段飾り以上のひな人形には、右大臣と左大臣がいます。
実は人形の顔をよくみてみると、実際に赤い顔をしているのは「左大臣」なのです!

「大臣」のひな人形が2人飾られていますが、「左大臣」「右大臣」とはおひな様サイドからみた場合の呼び名です。
段飾りを正面からみたときは逆に見えますので、

  • 右大臣はむかって左
  • 左大臣はむかって右

に、それぞれいるのです。

それを頭において「赤いお顔」の大臣を正面から見ると、「左大臣」であることがわかります。

ちょっと、ややこしいですよね?
サトウハチローさんは、ひな壇の正面に立って自分から大臣を見た時に右側にいた大臣の顔が赤かったので、
「赤いお顔の右大臣」
と思ってしまったのでしょう。

いや、たぶん知らなければそう考えてしまうと思います。
おひな様サイドからみた左と右だなんて、知っていなければ見たままで覚えそうです。

児童の教育に詳しい人などから間違いについて訂正を求める動きもあったのですが、訂正が間に合わないくらいの早さで歌が普及していきました。
いまやもう、聞きなれているからか「左大臣」に替えて歌っても違和感があるくらいです。

ひな祭りの歌詞には怖い替え歌がある?!

さあお待ちかねの替え歌です。
「うれしいひな祭り」の替え歌を聞いたこと、または歌ったことはありませんか?

今でもたまに通りすがりの子どもたちが歌っているのを聞くことがありますが、この替え歌、私が子どものころにもありました。
そして、歌っていました…。
全国的に子どもたちの間で今も歌われているこの替え歌、よく考えるとちょっと怖いです。

いろいろバージョンはあるのですが、基本的なものをご紹介しますね。

1.爆弾編

あかりをつけましょ爆弾に ドカンと一発はげ頭

五人囃子は死んじゃった 今日は悲しいお葬式

「ドカンと一発はげ頭」のところは「お花をあげましょ毒の花」といったものも。

2.何やってもだめだ編

あかりをつけたら消えちゃった お花をあげたら枯れちゃった

五人囃子は死んじゃった 今日は悲しいお葬式

どちらにしてもお葬式なんですが…。
しかも爆弾とか怖すぎます。

でも、子どものころは深く考えもしないで、意味もわからず周りの子もみんな歌っていたと思います。
ちなみに私が通っていた小学校では
「あかりをつけたら消えちゃった」
の方が流行っていました。
他にも、地域によってちょっと違うバージョンがありそうですね。

あまり大きな声で歌うような内容ではありませんが、今の今まで根強く残っているということは、やはり元の歌が素晴らしいからというのもあるかもしれませんね。
多少の間違いはあったとしても、長い間歌いつがれているからこそ替え歌もできるんだと思います。

実はメキシコでも歌われています

メキシコ人のグループ、ロス・パンチョスが1960年代にカバーしたのですが、歌詞がまったく違う
「悲しきみなしご」
というものです。

メロディーだけ「うれしいひな祭り」なので、本来の意味なんか全然知られていないということですよね。
メキシコでは日本の歌だということは知られていないので、メキシコの歌だと思っているそうです。

ひな祭りの歌詞の意味のまとめ

「うれしいひな祭り」の歌には、いろんな物語やいわれがありましたね。
作詞したサトウハチローさんは、間違いを気にしていたことやお姉さんへの思いなどから、この「うれしいひな祭り」をあまり好きではなかったようです。

ご本人の気持ちとは裏腹にずっと歌われてきて、さらに替え歌までできるくらい私たちの生活に浸透しているということは、それだけ名曲だということですよね?
メロディーも良かったから、他国でも使われたのでしょう。

どんな意味があったとしても、いいものは残っていくのだと思います。
今年のひな祭りにはひなあられでもつまみながら「うれしいひな祭り」の歌詞についてお子さんに教えてあげるのもいいかもしれません。

昔からある、ひな祭り。
ひな人形を飾ったり、歌ったりしながらずっと残していきたいよい行事ですよね。

ちなみに、ひな祭りに食べるごちそうについてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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