かき氷のシロップは全部同じ味だった!?ブルーハワイ味って何味?
2017/02/12
暑い季節になるとひんやり冷たいものが食べたくなりますよね。
夏の冷たい食べ物と言えば、かき氷!ですね。
口どけの良いサラサラの氷に、自分の好きな味のシロップをかけて…
色んな味があるシロップですが、実は全部同じ味って知っていましたか?
数種類もあるかき氷シロップの味について、全て同じ味とはどういうことなのか、ここで紹介していきたいと思います。
目次
かき氷のシロップが全部同じ味ってホント!?
数種類あるシロップの中で、イチゴ・メロン・ブルーハワイを使ってある検証がされています。
この検証で用いられたかき氷シロップのパッケージ表では、3種類とも全て無果汁で、原材料は着色料に違いがあった程度だそうです。
色が違うだけで、同じ味ということなのでしょうか…。
うーん、分からないですね。
そこで、検証に使用するのが味を分析してくれるセンサー。
食べ物の基本五味である「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」「旨味」を数値で表す、人の舌の感覚を再現したセンサーを使い、3種類それぞれの味の成分を分析したのです。
その分析結果では、全てにおいて強い甘味とほどよい酸味を持ち合わせ、その強さが3種類でほぼ一緒だったそうです。
3種類のシロップの味覚は本当に同じということです。
驚きですね!
かき氷のシロップが全部同じ味ってなんで気づかなかった?
味の成分、味覚が一緒であるにもかかわらず、なぜ私たちは気づかないのでしょうか?
人間は、味覚だけでなく、食べ物の色や香り、そして今までに食べてきた経験により味の認識をします。
「これはイチゴ味だ」という思い込みですね。
味覚に加え、色や香り、経験など複数の情報が脳によって組み合わされることで、同じ味でも「イチゴ味」「メロン味」「ブルーハワイ味」と感じていたのです。
ここで疑問点。
ブルーハワイ味ってなに?と思いませんか?
元々カクテルに由来するものだそうですが、ブルーハワイを飲んだことがある人は少ないのではないのでしょうか。
未成年であれば、飲んだことはないでしょう。
それでも子供から大人まで人気であるのはなぜか。
それは「ブルーハワイ」と聞いて、“爽やか”“トロピカル”などポジティブな思い込みにより、イメージで味を作りだすことで、「おいしい味」になっているからです。
納得ですね。
ということは、「ブルーハワイ味」は同じブルーハワイのシロップでも、人それぞれ感じ方が違うので、その人々によって違う味なのかもしれませんね。
かき氷のシロップが全部同じ味のまとめ
まさか、数種類もあるかき氷のシロップが全て同じ味だとは思っていませんでしたね。
イチゴ味はイチゴの味がしますし、レモン味もちゃんとレモンの味がしていたと思います…
色も匂いも違うシロップなのですが、「全て同じ味」ということなんです。
同じ味だと分かっていても、やっぱり自分の好きな味のかき氷を選んでしまうのは面白いですね。
暑い季節ですが、ヒンヤリ冷たくておいしい、いろいろな味のかき氷を楽しんでください。