インフルエンザ、1歳でも予防接種は受けるべき?症状は軽くなるの?
2017/10/04
インフルエンザの季節が近づくと「1歳の子でも、インフルエンザの予防接種をしたほうがいいのかな…?」と悩みますよね。
もしかしたらインフルエンザにかからないかもしれないし、ほかの予防接種のスケジュールもたくさんあるし…。
「インフルエンザの予防接種って、わざわざ受けないといけないものなのかな?」と思っちゃいますよね。
定期接種の予防接種と違ってお金がかかるのも悩ましいところです。
ですが、私は1歳の小さな子どもだからこそ、インフルエンザの予防接種をするべきだと思います。
そう思うには、自分の経験や思いがあるからなのです。
今回は、1歳のお子さんのインフルエンザの予防接種でお悩みのアナタのために
- 1歳でもインフルエンザの予防接種は受けた方がいい?
- 予防接種を受けてもインフルエンザにかかる?
- 1歳の子どもがインフルエンザになったときの症状は?
- 1歳のインフルエンザの予防接種、費用はどれくらい?
についてをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
1歳でもインフルエンザの予防接種は受けた方がいい?
1歳の子どもがインフルエンザの予防接種を受けるかどうかは、お子さんの生活環境や体質を考えての判断が必要です。
例えば、次のような場合はインフルエンザの予防接種を受けておくと安心ですよ(^^)
- 幼稚園や保育園、小学校などの集団生活をしている兄姉がいる
- お子さん自身が保育園に通っている
- 熱性けいれんの経験がある
お兄ちゃんやお姉ちゃんが集団生活をしている場合は、そこでインフルエンザをもらってきてしまうことがあるので、受けておいたほうがいいです。
兄姉にも予防接種を受けさせると、より予防の効果が上がりますよ!
1歳のお子さんが保育園に通ってるのなら、保育園で感染する可能性が高いので予防接種を受けておきましょう。
「熱性けいれん」を起こしたことがあるお子さんは、インフルエンザにかかって高熱が出ると熱性けいれんが再発するおそれがあります。
熱性けいれんを予防する意味でも、インフルエンザの予防接種をしておくといいですよ。
ただし!
インフルエンザの予防接種を受ける1ヶ月から3ヶ月前に熱性けいれんを起こしたお子さんには注意が必要です。
熱性けいれん後の予防接種は、医師によって「○ヶ月後」という見解が違うので、かかりつけで必ず確認するようにしましょうね(^^)
ちなみに、私は「幼い子どもにもインフルエンザの予防接種を受けさせる派」です。
長女が1歳になった年の冬からインフルエンザの予防接種を毎年受けるようにしています。
私自身、インフルエンザにかかって苦しい思いをしたことがあるので、幼い娘にはできるだけ同じ思いをさせたくないと思ったからです。
しかし、「予防接種がバッチリなら、インフルエンザにかかったことはないの?」かというと、実はそんなことはないのです…
詳しくは、次の章でお伝えします!
予防接種を受けてもインフルエンザにかかることがある?
結論から言うと、予防接種を受けていてもインフルエンザにかかってしまうことがあります。
1歳から毎年インフルエンザの予防接種を受けていた長女でしたが、別記事の「インフルエンザで座薬を使うタイミングはいつ?解熱してもOKなの?」のインフルエンザ体験談でもお伝えしたとおり、3歳のときにインフルエンザにかかりました(汗)
「かかるなら、予防接種しても意味ないじゃん!」と思いますよね…
私も長女がインフルエンザにかかったときに「だまされた!」と思いました…(涙)
ですが、インフルエンザの予防接種は、
「予防接種を受けなかった人にくらべて、受けた人の60%はインフルエンザの発症を予防できる」
というものなので、そもそも必ずインフルエンザが予防ができるというものではないのです。
そしてインフルエンザの予防接種を受けるメリットのもう1つに、
「インフルエンザにかかったときの重症化を予防する」
ということがあるのです。
重症化を予防というと、
- 「高熱をマシにするってこと?」
- 「軽い症状で済むの?」
と思う人がいるでしょうが、実はこれはちがうのです。
インフルエンザの予防接種が防ぐ重症化というものは、「インフルエンザ脳症」などの深刻な合併症のことをいいます。
ここまでの重症になると命に関わることがあるので、万が一のことを考えて予防しておきたいですよね。
うちの長女は予防接種をしていても結局インフルエンザにかかりましたが、
- 60%の有効性
- 重症化の予防
を考慮して、今も打ち続けていますよ(^^)
インフルエンザにかからない可能性が高まるなら、そっちに賭けてみたいと思っています。
何より幼い子どもがインフルエンザにかかるのはかわいそうですよね…(TT)
でもどうしてもかかってしまうときもあるので、その場合は「ちゃんと気づいてあげる」ことが大切です。
できるだけ早く病院に連れていってあげたいですが、1歳くらいだと自分の症状を言える子はとても少ないです。
次の章では、1歳の子どものインフルエンザの症状についてお伝えするので、参考にしてください!
1歳の子どもがインフルエンザになるとどんな症状が出る?
1歳の子どものインフルエンザはこのような症状がでます。
- 38度を超える高熱
- 激しい咳や鼻水
- 母乳やミルクの飲みが悪くなる
インフルエンザの症状の特徴である全身の倦怠感や悪寒もあるのですが、1歳前後の子どもだと、その不快感を言葉にできないことがほとんどです。
よく様子を見て、普段の体調不良との違いを見極めてあげてくださいね。
1歳ぐらいだと離乳食が進んでいる子もいますが、まだまだ母乳やミルクが大好きだという子もたくさんいます。
そんな子が突然母乳やミルクを飲まなくなるのはかわいそうですよね(TT)
そうなるのを少しでも防ぐためにも、やはり予防接種を受けておくことをおすすめしたいです。
ですが、1歳の子どもはミルクやオムツなど、まだまだお世話品でお金がかかるので、インフルエンザの予防接種の費用が気になるところ…(TT)
だいたいどれくらいするのかわかっていれば、事前にお金の用意ができるので知っておきたいよね。
次の章では、インフルエンザの予防接種の費用についてお伝えします!
1歳のインフルエンザの予防接種、費用はどれくらい?
私が知るかぎり、子どものインフルエンザの予防接種の費用は
- 1回あたり2,000円から3,000円ほど
- 2回受けると4,000円から5,000円ほど
というところが多かったです。
子どもの場合、2回目は1回目より安くしている病院もあります。
インフルエンザの予防接種は自由診療なので、病院が独自で価格を決めることができるのです。
私が問い合わせた病院の中には、
「事前にインフルエンザの予防接種の予約者を募って、その予約数だけメーカーに複数注文することによって割引してもらい、その割引された分を予防接種希望者に還元する」
というところがありました。
予約者が多ければ多いほど、1人あたりの予防接種費用が安くなるというものです。
そういう病院もあれば、予約者数に問わず一律で同じ費用で予防接種をする、というところもあります。
このように、インフルエンザの予防接種の費用はかなりバラつきがあるので、事前に問い合わせておくと安心です。
効力が変わらないのなら、できるだけお安い病院で予防接種を受けたいですよね。
ですが、1歳の小さなお子さんが予防接種を受ける場合はコストを気にせず、かかりつけの小児科で受けるのがベストですよ。
もし、接種後に異常が起きたりしても、いつも子どものことを診てくれてる病院なら安心できますよね(^^)
1歳のインフルエンザの予防接種のまとめ
いかがだったでしょうか?
最後に、今回のポイントをまとめておきますね!
1歳の子どもがインフルエンザの予防接種を受けるかどうかは、お子さんの生活環境や体質を考えて判断しましょう。
- 幼稚園や保育園、小学校などの集団生活をしている兄姉がいる
- お子さん自身が保育園に通っている
- 熱性けいれんの経験がある
などの場合は、積極的にインフルエンザの予防接種を受けることをおすすめします(^^)
インフルエンザの予防接種は必ず予防をするものではなく、受けていてもインフルエンザにかかることもあります。
インフルエンザの予防接種は、
- 予防接種を受けなかった人にくらべて、受けた人の60%はインフルエンザの発症を予防できる
- インフルエンザにかかったときの重症化をふせぐ
というメリットがあります。
1歳の子どものインフルエンザの症状は、
- 38度を超える高熱
- 激しい咳や鼻水
- 母乳やミルクの飲みが悪くなる
などがあります。
全身の倦怠感や悪寒もあるのですが、1歳前後の子どもだと、その不快感を言葉にできないことがほとんどです。
お母さんがよく様子を見てあげましょうね!
子どものインフルエンザの予防接種の費用は
- 1回あたり2,000円から3,000円ほど
- 2回受けると4,000円から5,000円ほど
というところが多いです。
子どもの場合、2回目は1回目より安くしている病院もあります。
1歳の小さなお子さんが予防接種を受ける場合は、かかりつけの小児科で受けるのがベストですよ☆
インフルエンザはホントにツラいのでできるだけかかりたくないですよね。
子どもは深刻な合併症もあるので、予防接種をしてしっかり対策をしておきましょう♪