鏡餅の食べ方、プラスチックならこう!おいしく食べる方法を伝授!
2017/01/27
お正月といえば鏡餅。
近ごろはプラスチックに入った鏡餅を飾るご家庭も多いですね。
しかしこの鏡餅、いざ食べようと思ったら…
「プラスチックからお餅が取り出せない!!」
目の前には食べられお餅があるのに取り出せないなんて…。
ピッチリと真空パックになっていると、コツがわかっていないと苦労しますよね。
私は1度ヤケになって、プラスチックごと真っ二つにしようとした経験がありますが、力もいるし、包丁が途中で抜けなくなるし、で大変な思いをしました。
小さいサイズなら簡単に切れると聞いていたのですが、よくばって大きいサイズの鏡餅を買ったのが運の尽きでした。
ここではプラスチックに入った鏡餅の簡単な取り出し方や、おいしい食べ方をご紹介します!
目次
プラスチックに入った鏡餅、どうやってお餅を取り出すの?
昔の鏡餅とちがって、鏡餅全体がプラスチックでおおわれているので、ゴミやホコリからお餅本体が衛生的に保たれているのは非常に良い点ですよね。
お餅の乾燥も防げるので、ヒビもはいりません。
しかし、いざ鏡餅を食べようと思ってもしっかりと密封されているので、どうやって取り出して食べるのか、頭の中が「??」でいっぱいになります。
プラスチックに入った鏡餅をひっくり返すと、プリンのフタのようなものがついているんです。
これを見ると、
「そうか!!ここが取り出し口なんだ!」
と思ってしまいますよね。
しかし、フタを開けても上から押そうが上下に降ろうが、まったく取り出せる気配もない…
「取り出し口じゃないの!?」
「じゃあ一体どうやって取り出すの!?」
と、イライラしてしまうアナタのために、鏡餅を簡単に取り出す方法をご紹介します!
包丁を使った取り出し方
- まず、プラスチック全体に上から下に切り目をつけていきます。
ホールケーキを切り分けるようなイメージです。
8等分くらいにすると、後からはがしやすいです。 - 切りめを取っ掛かりにして、1枚ずつていねいにプラスチックをはがしていきます。
- 最後に、鏡餅の底に貼ってあるフィルムをはがします。
これであっという間に鏡餅を取り出すことが出来ます。
同じ包丁を使う方法でも、鏡餅のど真ん中に包丁がささって抜けなくなってしまったどこかの人とは大ちがいですね!
電子レンジを使った取り出し方
- まずは、鏡餅の底についてあるフィルムをはがします。
- 耐熱の皿の上に、逆さまにした鏡餅を乗せます。
- お餅の大きさによって加熱時間はかわりますが、まずは500wで30秒ほど加熱して様子を見ます。
熱を加えることによってお餅をやわらかくすることが目的です。 - 加熱が終わったら、鏡餅を手でもんでプラスチックのすき間をつくります。
まだお餅が固い場合は、プラス10秒で加熱して様子を見ます。
加熱しすぎるとお餅がプラスチックに張り付いて取り出しにくくなってしまうので、注意です! - 4を繰り返して、いい感じにプラスチックと鏡餅の間にすき間ができたら、鏡餅のてっぺんを押して、皿にお餅を取り出します。
包丁を使わず、電子レンジの力を借りる方法もなかなか簡単ですよ。
電子レンジを使うと、取り出しやすいだけでなくお餅も柔らかくなるので、調理しやすくなるのが嬉しいです。
取り出したら次はおいしく食べる方法ですよね?
それについては次の章でみていきましょう。
プラスチックに入った鏡餅をおいしく食べる方法!
鏡餅は、新年に山から降りてくるという「年神様のよりしろ」として家に飾ります。
鏡開きの日には、その年神様のパワーをちょうだいしながら、鏡餅をおいしくいただくのがベターです。
詳しくは別の記事の
▶ 子供にもわかりやすく!鏡餅を飾る意味
▶ 鏡餅、飾ったあとはどうなるの?
も参考にしてみて下さい。
ここでは、ご利益のある鏡餅をおいしく食べるための方法をご紹介します!
とっても簡単「おかき」!
必要な材料
- 鏡餅…好きなだけ
- 揚げ用のサラダ油
- 塩や砂糖
作り方
- 鏡餅を乾燥させて、食べやすいサイズに割っておきます。
- 鍋にサラダ油を入れて熱しておきます。
サラダ油は、お餅が浸かるほどの量を入れておきましょう。 - そこに餅を入れ、きつね色になったら取り出して、少し置いておきます。
- 最後に、塩や砂糖などをお好みでまぶして、できあがり!
お子さんのおやつや、大人のおつまみとしても大活躍間違いなし!
ゆずこしょうなどでアレンジしてもおいしいです。
また、同じ「揚げる」という調理法でも、ころもを付けて「餅フライ」にしてもとってもおいしいですよ!
外はサクサク、中はモチモチ!女性なら好きな方も多いと思います。
お餅が別の料理に!「お餅のお好み焼き風」
必要な材料
- 鏡餅…1センチほどの厚みに切ったものをお好みで数枚
- たまご…1個
- ソース…適量
- マヨネーズ…適量
作り方
- フライパンやホットプレートでお餅を並べて焼きます。
押し潰すように焼きましょう! - 焼けたお餅の上に、たまごを割って乗せます。
たまごをほぐしたら、お好み焼きのように、ひっくり返します。 - ひっくり返したら、ソースをぬってマヨネーズをかけます。
たったこれだけで、できあがりです!
家にあるものだけで、本当に簡単に作ることができます。
夕食の1品にもなるので、ぜひお試しください!
洋風にアレンジ!「お餅グラタン」
必要な材料
- 鏡餅…グラタン皿に乗るだけ
- 牛乳…お餅が半分くらい浸る程度
- バター
- とろけるチーズ
- 塩コショウ
作り方
- グラタン皿にサイコロ状に切ったお餅をしき詰めます。
- 1をトースターで焼きめが軽くつく程度に焼きます。
- 2に、牛乳、バター、とろけるチーズを入れて、塩コショウをふります。
- トースターで様子を見ながら焼きます。だいたい5分ほどで、でき上がります。
このお餅アレンジは、我が家の幼稚園児が大好きです。
お餅もチーズもビヨーンと伸びるので大喜び!
お子さんがいる方は、材料を乗せる作業をお手伝いしてもらうと楽しいですよ!
電子レンジを使って、つきたてのような柔らかいお餅!
柔らかいお餅に、きなこやあんこをつけて食べる…
シンプルですが、とってもおいしいですよね!
カッチカチなプラスチックに入った鏡餅ですが、電子レンジを使うと「つきたてのお餅」に大変身させることができます!
作り方
- プラスチックから取り出した鏡餅を食べやすいサイズに切り分ける。
- 水をはったボウルに半日ほどお餅を浸す。
- 2が終わったら、耐熱皿にお餅を乗せてラップをし、電子レンジで加熱!
たったこれだけで、つきたてのお餅が再現されます!
しかし、加熱しすぎるとお餅がデロンデロンになって残念な感じになるので、様子をみつつ、上手に微調整しましょう。
そのまま食べやすいサイズに切り分けて、オーブントースターで焼き餅にするのもGoodです。
加熱した鏡餅をさわるときは、熱くなってないか気を付けましょうね!
おいしく食べる方法を4つ程ご紹介しました。
これを覚えておけばまた来年もその先もずっと使えますね!
これからもより定着していくであろうこのプラスチック鏡餅ですが、世間の人はプラスチックであることをどう思っているんでしょうか?
それについては次の章でみていきたいと思います。
プラスチックに入った鏡餅、みんなはどう思っている?
お正月が近づくと、スーパーなどではたくさんの鏡餅が店頭に並びます。
そのほとんどが生の鏡餅ではなく、プラスチック容器に入った鏡餅です。
それだけ需要が多くなったプラスチックに入った鏡餅ですが、買っている皆さんはこの鏡餅をどう思っているのでしょうか??
プラスチックに入った鏡餅を買うという方のネットや私の周囲の声を集めてみました!
衛生面で安心!
- プラスチックに密封されていると、カビが生えづらい。
- 長いあいだ飾ってホコリやゴミをかぶっても、容器に入っているから安心!
ダントツで「衛生面」の支持が多かったです。
年末から鏡開きのおよそ2週間飾るので、お餅が丸出しじゃないのが嬉しいですよね。
保存性が高い!
- 鏡開きの日に食べられなくても、下げてそのまま置いていられる。
- 生のお餅の消費期限は2日程度だけど、プラスチックに入った鏡餅は2年ほどもつ。
「お正月にお餅をたくさん食べたので当分お餅はいいかな…」
なんて方もいるはず。
慌てて食べる心配がいらないのがいいですよね!
手軽に飾れる!
- 家庭で鏡餅を作るのは大変!そもそもお餅を作る道具がない…
- 市販のプラスチックの鏡餅は、お餅といっしょに飾りもついているので、手軽にちゃんとした鏡餅を飾ることができる。
昔は、年末に親戚や町内の方といっしょに杵(きね)と臼(うす)を使ってお餅をついたり、餅つき器でお餅をたくさん作っていた家庭も多かったですが、今はあまり聞かなくなりましたね。
プラスチックに入った鏡餅はお手軽なので、仕事や子育てで忙しいご家庭には重宝されているようですね!
プラスチックに入った鏡餅のまとめ
プラスチックに入った鏡餅は、
- 衛生面の安心や保存がきくこと、
- お手軽さ
などで、かなりの優れものです。
しかし、取り出しにくさや、調理方法に頭を悩ませている方が多いので、この記事でそれが解消できたらなぁと思います。
鏡餅は縁起物なので、捨てずにおいしく食べたいですよね。
プラスチックに入った鏡餅は、次の方法で簡単に取り出すことができます。
- 包丁で切り目をつけて、プラスチックをはがす。
- 電子レンジで加熱して、お餅を柔らかくした上でプラスチックから取り出す。
取り出した鏡餅は、
- おかき
- お好み焼き風
- グラタン
などアレンジして、最後までおいしくいただきましょうね!