マンションの騒音、手紙で苦情を伝える時の書き方や例文は?注意点も
マンションの上の階から聞こえる騒音にイライラすることってありますよね…
人が生活している以上、音をたてるのは仕方がないことです。
しかし、限度というものがあります(^^;
なんとか改善してもらいたいという人は、上の階の人に「手紙」を出してみるのが1つの手段です。
しかし、
- 「突然手紙を出していいのかな…」
- 「書き方がわからない…」
とお悩みのアナタのために、今回はマンションの騒音の苦情を手紙で伝えるときの書き方についてまとめました!
手紙の例文や、苦情をうけた側の話もあるので、ぜひ読んでみてくださいね☆
目次
マンションの騒音トラブル、手紙で伝えるのはアリ?
上の階の騒音の苦情を手紙でするのは、大いにアリです。
むしろ、口頭で直接伝えるよりいい方法だと私は思います。
そして手紙は直接上の階の人に送るのではなく、できるなら管理会社や管理組合を通すことを強くおすすめします。
直接顔を合わせて苦情を言うのは、トラブルになりやすいです。
また、個人に言われるよりも管理会社に言われた方が勘にさわらない、という人もいます。
管理会社などがあるマンションなら、できる限りあいだに入ってもらいましょう。
ですが…
管理会社は基本的に住民間のトラブルはノータッチだというところが多いです。
騒音の話しなんて、まさしくソレですよね…(汗)
しかし、苦情を伝える先が管理会社であろうと上階の人だろうと、伝え方は手紙がいいです。
手紙だと、「冷静に頭の中を整理しながら伝えられる」という大きなメリットがあります。
顔を合わせて話すと、あわててしまって思うように話せないことってありますよね。
テンパりすぎて支離滅裂になったり、伝えもれがあったりすると、結果として騒音が改善されないなんてこともあります(汗)
また、マンションに住む人全員がいい人であるとは限りません。
なかには、
- ちょっと注意すると激しく怒る
- 何も言わせないような威圧的な態度を取る
- 逆上して仕返しをしてくる
なんて人もいます。
このような人たちに正面から苦情を言うのはとても得策とは言えません。
不要なトラブルを避けるためには、やさしくてイヤミのない伝え方を意識しつつ、伝えたいことがよくわかる手紙を書きましょう(^^)
では、お次は実際に苦情の手紙を書く際におさえておきたい点や、例文をご紹介します!
マンションの騒音で手紙、どんな文章がいい?例文もご紹介!
マンションの騒音の件で、上階の人に手紙を書くときは、「簡潔にわかりやすく」を心がけましょう。
相手が読んだあとに、
- 「結局何が言いたかったんだ?」
- 「文字が多すぎて、要点がわからなかった」
なんてことになったら意味がありませんよね^^;
また、
- どのような音が下階に響いているか
- どの時間帯に聞こえてくるか
などをハッキリ書いておきましょう。
こうすることによって、上階の人は「あの音か」「この時間帯は気を付けよう」などと参考にすることができます。
そして忘れてはいけないのが
- 相手への配慮
- 寄りそう気持ち
です。
「迷惑かけられてるのに、なんで配慮や寄りそう気持ちを持たないといけないの!?」と思うかもしれませんが、これはとても大切なことです。
頭ごなしに
- 「うるさい!静かにしろ!」
- 「ずっとうるさくて迷惑してる」
と言われるよりも、
- 「早朝や深夜は、洗濯機などの音が出ることは避けてもらえたら」
- 「我が家もうるさくすることがあって、ご迷惑をかけてるときがあるかもしれない」
と言われたほうが、「悪かったな、迷惑かけたな」と素直に思えますよね。
これらをふまえた上で、例文をご紹介しますね(^^)
苦情の手紙の例文をご紹介!
○○様
○○○号室の○○と申します。
お忙しいところ、突然のお手紙申し訳ありません。
このたび、○○様にお願いしたいことがあり、お手紙をさせて頂きました。
最近、○○様のお宅から聞こえる足音や生活音などが少々気になっております。
23時あたりからの洗濯機を回す音や部屋中を足早に歩かれている音についてです。
この時間はちょうど私どもの睡眠時間と重なり、眠れない日もあります。
○○様の事情があることも重々存じておりますが、できれば22時以降は足音などにご配慮いただければ幸いです。
一方的なお願いで大変恐縮なのですが、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
マンションの騒音、苦情をうけた方はどう思ってる?
前の章までは、騒音被害をうけた側のお話をしてきました。
相手の気分を害しない手紙を渡して、騒音がなくなるのがいちばんの理想ですよね!
しかし、苦情の手紙を出したはいいけど、相手がこの苦情についてどう思ってるか気になりますよね…
今後も同じマンションに住み続ける以上、しこりを残したくないものです。
私は、下の階から騒音の苦情をうけた経験があります。
(よければ別記事の「マンションの騒音トラブル対処法!加害者側の私の実体験を告白!」も読んでみてください)
苦情を受けて真っ先に思ったのは「とても申し訳ないことをした」ということです。
我が家が出す騒音で、なんの落ち度もない下の階の人を苦しめていたなんて、本当に申し訳なかったです。
苦情をうけてから、管理会社に下の階の人に直接会って謝罪する機会をもうけてもらいました。
下の階の人は「気を悪くされたら、ごめんなさい」と何度もおっしゃってました。
騒音の被害者なのに、何度もコチラを気づかうような言葉や態度をされていたので、これからはもっと気を付けないないとな…と思いました。
加害者が言うのもなんですが、「苦情を出した側の謙虚な姿勢」を目の当たりにすると、このままじゃいけないなと強く感じました。
もし「うるさいけど、どうなってるんですか!?」など高圧的な態度で来られたら、きっとこんな気持ちにはならなかっただろうなと思います(^^;
ちなみに私の知り合いも下の階の人から騒音の苦情をうけたことがあるのですが、とんでもなく横柄な態度をとられたらしいです(汗)
それ以来、知り合いは下の階の人の行動にスゴく敏感になったとのこと。
玄関の扉を開閉する音や、駐車場で話している声など、「自分だってうるさいじゃないか」と無意識でキツめなことを思ってしまうと…
知り合いは「もし、苦情のときにもっとやさしい言い方をしてくれたら、こんなに下の階の人が立てる音は気にならなかった…」とぼやいていましたが、しこりが残ってしまうのはやはり良くないですよね。
マンションの騒音、上階への苦情の手紙の書き方のまとめ
いかがだったでしょうか?
マンションの騒音の際の苦情の手紙について、ポイントをまとめておきますね。
上の階の騒音の苦情は、できるなら管理会社にあいだに入ってもらって解決するのがベストです。
しかし、住人間のトラブルにはノータッチという管理会社は多いです。
自分で上階の人に苦情を出さないといけない場合は、手紙で伝えることをおすすめします。
手紙だと目の前に相手がいないので、「冷静に頭の中を整理しながら伝えられる」というメリットがあります。
また、
- ちょっと注意すると激しく怒る
- 何も言わせないような威圧的な態度を取る
- 逆上して仕返しをしてくる
などする、いわゆる「厄介な人」もいますので、手紙での言い回しをしっかりと考えましょう。
苦情の手紙を書くときは、「簡潔にわかりやすく」するようにしましょう。
内容としては、
- どのような音が下階に響いているか
- どの時間帯に聞こえてくるか
などをハッキリ書くようにします。
こうすることによって、上階の人は反省点を知ることができますよ!
そして忘れてはいけないのが
- 相手への配慮
- 寄りそう気持ち
です。
迷惑かけられた側とはいえ、一方的・高圧的な態度をとってはいけません。
苦情をうけた方は、謙虚にやさしく言われると「申し訳なかった」「気を付けよう」と思うものです。
うまく騒音を立てないようにうながすためにも、やさしい対応をしましょう。
本来なら心が安らぐはずの家、できるだけ快適に過ごしたいものです。
手紙を出すことによって、少しでも騒音が少しでもやわらぐといいですね(^^)
マンションの騒音問題に関してはこちらにも記事がありますので、参考にしてくださいね。