おたふく風邪で高熱が続くのはいつまで?解熱剤は使ってもいいの?
2017/11/10
子どもがおたふく風邪になって高熱が出ると「これっていつまで続くんだろう…」と心配になりますよね(TT)
普通の風邪とちがうので、不安がいっぱいなのはよくわかります…(汗)
ですが、ちゃんと自宅ケアをして、しっかりと子どもの様子を見ていれば問題なく治る病気なので心配はいりませんよ(^^)
とはいえ、高熱でツラそうにしている子どもの姿はかわいそうなものです…
「おたふく風邪による高熱がいつまで続くのか」「解熱剤はきくのか」などは知っておきたいですよね。
今回は、お子さんがおたふく風邪になってしまったアナタのために
- おたふく風邪で高熱は出るのはいつまで?
- おたふく風邪で高熱が出たときに気をつけることは?
- おたふく風邪で解熱剤は使っていいの?
などの疑問にお答えします!
目次
おたふく風邪で高熱は出るのはいつまで?
おたふく風邪になると、高熱が出ることが多いです。
個人差はありますが、発症して2日から3日ほどは高熱が続きます。
なかには微熱や平熱のまま終息する子もいますが、おたふく風邪になったら38度以上の高熱が出るものだと思っておきましょう。
おたふく風邪は、特効薬がないので自宅での対処療法で乗り越えることになります。
少しでも不快感をやわらげてあげて、回復するのを待ちましょうね。
「でも、おたふく風邪なんて初めてだし、どうすればいいのか…」と不安なアナタのために、次の章ではおたふく風邪で高熱が出たときに気をつけることについてお伝えしますね!
おたふく風邪で高熱が出たときに気を付けることは?
おたふく風邪で高熱が出たときは、
- 水分がしっかりととれているか
- 合併症の予兆はないか
などに気をつけてください。
高熱が続くと体内の水分が不足しがちになるので、こまめに「お茶」や「イオン水」などを飲ませてあげましょうね。
機嫌が悪くて素直に水分をとってくれないときは、「アイス」や「ゼリー」など水分が多くて食べやすいものでも大丈夫ですよ♪
また、高熱が続き、それに加えて「何か様子がおかしい」というときは
- 無菌性髄膜炎
- 脳炎
などの合併症を引き起こしている場合があります。
このほかにも、おたふく風邪の合併症で「難聴」になってしまうこともあります。
合併症にならないようにするための効果的な方法はありません。
ですが、よく様子を見て早期発見し、早めの対処をとってあげることはできます。
また、熱性けいれんがあるお子さんも気をつける必要があります。
普段から熱性けいれんを起こしやすい子は、
- ダイアップ(薬)はあるか確認
- 熱性けいれん後に病院に行く準備や心がまえ
をしておきましょう。
このように、おたふく風邪で高熱を出したら気をつけておきたいことはいくつかあります。
高熱は体力も奪うし、見ていてかわいそうですよね(TT)
そんなときは、少しでも熱を下げてラクにしてあげたいものです。
ですが、普通の風邪とは違うし、解熱剤を使ってもいいのか悩みますよね…
次の章では、おたふく風邪で解熱剤を使ってもいいのかをお伝えします。
おたふく風邪で解熱剤は使っていいの?座薬は?
おたふく風邪によって
- 38.5度以上の高熱があるとき
- 子どもがツラそうにしているとき
などは、解熱剤や座薬を使っても大丈夫です。
ただし、使う解熱剤や座薬は「おたふく風邪で診察したときに処方されたもの」を使うようにしましょう。
以前に高熱が出て、そのときに病院からもらった解熱剤や座薬が残っている…なんてことは「あるある」ですよね(^^;
「もったいない…」という気持ちはよくわかりますが、その解熱剤や座薬は使わないでおきましょう。
子どもはデリケートなので、ちゃんとそのときの病状に見合った薬や解熱剤を使うようにしてくださいね。
子どもの場合は、
- カロナール
- アンヒバ座薬
が処方されることが多いです。
これらは鎮痛剤でもあるので、おたふく風邪特有の「耳の下の腫れ」による痛みをやわらげる効果もあります。
高熱であっても、水分がとれたり機嫌がよかったりしたときはムリに解熱剤を使わなくても大丈夫ですよ(^^)
おたふく風邪で高熱のまとめ
いかがだったでしょうか?
最後に、今回のおさえておきたいポイントについてまとめておきますね!
- おたふく風邪になると、高熱が出ることが多いです。
個人差はありますが、発症して2日から3日ほどは高熱が続きます。 - おたふく風邪で高熱が出たときは、
・水分がしっかりととれているか
・合併症の予兆はないか
などに気をつけてください。 - 熱性けいれんを起こしやすい子は、
・ダイアップ(薬)はあるか確認
・熱性けいれん後に病院に行く準備や心がまえ
をしておきましょう。 - おたふく風邪によって
・38.5度以上の高熱があるとき
・子どもがツラそうにしているとき
などは、解熱剤や座薬を使っても大丈夫です。 - 使う解熱剤や座薬は「おたふく風邪で診察したときに処方されたもの」を使うようにしましょう。
- 子どもの場合は、
・カロナール
・アンヒバ座薬
が処方されることが多いです。
これらは鎮痛剤でもあるので、おたふく風邪特有の「耳の下の腫れ」による痛みをやわらげる効果もあります。
子どもがおたふく風邪になると、熱でツラそうだし、耳の下の腫れが痛そうだし、かわいそうで代わってあげたいくらいですよね(TT)
ママはしっかりと様子を見て、少しでも子どもがラクに過ごせるようにしてあげてくださいね!