知らなきゃ損するAtoZ

季節の行事から最新イベントまで、すぐに使えるお得な情報をお届け!
知らなきゃ損する、知って得するコトがいっぱいです!

入梅いわしとはなに?入梅の意味や時期についても解説!

   

梅雨が始まると、雨が続いてどんよりした気持ちになりますね。
ジメジメして洗濯物が乾かなかったり、カビがはえたり、と気をつかうことがふえます…^^;

でもそんないやーな季節でも、ちょっとした楽しみがあります。
「入梅いわし」というのを聞いたことはありませんか?

梅雨の時期になると、たまにニュースなどで耳にすることがあると思います。
「いわし」というくらいなので、あの身近な「いわし」のことだとはわかります。
が、あえて「入梅」とついているところが特別感があっておいしそうですよね!

とは言っても、「入梅いわし」について聞かれて説明できるようになったのは、いい大人になってからですが(笑)

とってもおいしい「入梅いわし」のことをもっと知ってもらいたいので、今回は梅雨の時期の「入梅いわし」についてご紹介していきます!

スポンサーリンク

入梅いわしって、なんのこと?

「入梅いわし(にゅうばいいわし)」って聞きなれない言葉ですが、その名の通り

  • 入梅の時期にとれる「真いわし」

のことです。

6月から7月の梅雨の時期にとれる真いわしは、産卵前で脂がのっていて、1年のうちで最もおいしいといわれているんです。

いわしの水揚げ量が日本一の千葉県銚子市では、毎年「銚子 うめぇもん入梅いわし祭」が開催されていて、多くの人でにぎわいます。
この時期にしか味わえない「入梅いわし」を、市内の各店で「入梅いわしおまかせ御膳」という名前で提供しています。

  • 漬け丼
  • 天ぷら
  • つみれ汁

などいろんな調理法で食べることができるので、とても人気があるんです。

脂ののったいわし、おいしそうですよね。
とれたてならお刺身も食べてみたいですね!^^

「入梅いわし」自体、あまり耳にしない言葉だと思いますが、よく考えると「入梅」という言葉もそんなに聞く言葉じゃないですよね?
漢字から考えて「梅雨入り」のことかな?と思ったりしますが、正確にはどんな意味なのでしょうか?

そもそも、入梅ってなに?

「入梅(にゅうばい)」って、あまり聞きなれない言葉だと思います。

これは「雑節(ざっせつ)」というもののひとつなんです。
とはいえ、この「雑節」自体も聞きなれないですね…(>_<)

「雑節」とは、「二十四節気(にじゅうしせっき)」や「五節句(ごせっく)」以外の季節の移り変わりをさらに詳しく知るために考えられたものです。
「二十四節気」は季節を知るための暦で、「五節句」は季節の変わり目のことです。

どちらも中国で古い時代につくられたもので、「雑節」はそれらをさらに補うためのものです。
少し難しいのですが、例えばこよみにこんなのが書いてあるのを見たことがありませんか?
普段わたしたちもよく聞くものばかりです。

  • 「立春」や「大寒」
    → 二十四節気
  • 「端午」や「七夕」
    → 五節句

一般的に

  • 節分
  • 彼岸
  • 社日
  • 八十八夜
  • 入梅
  • 半夏生
  • 土用
  • 二百十日
  • 二百二十日

の9つが「雑節」と呼ばれるものです。

農業をしている人たちにとって、季節の変化を知ることはとても大事なことです。
昔の人は天気を予想したりすることができなかったので、こよみを決めることで田植えの日や梅雨を知ることができ、農作業もスムーズに行えました。

「入梅」は「梅の実が熟し雨の季節に入った」という意味があります。
梅雨は農作物にとっては恵の雨です。
それに合わせて田植えなどをするので、目安として「入梅」という日を決めたんですね。

「入梅」の日は毎年同じではないんです。
こよみは先ほどの「二十四節気」や「十干(じっかん)」などを基準に決められるので、毎年少しずれます。

だいたいが6月11日ごろで、

  • 2017年も6月11日

が「入梅」の日です。

こよみの上では、「梅雨」に入る日ということですね。

入梅と梅雨の違いとは?

では、「入梅」と「梅雨入り」は同じことなのでしょうか。
実は、基本的には違うものなんです。

「入梅」は季節の変わり目のひとつとしてこよみに書かれてありますが、前の章でもご紹介した通り、こよみは決め方があって「入梅」もだいたい毎年同じくらいの日です。

「梅雨入り」というのは気象用語、つまり実際に「梅雨に入った日」のことをいうのです。
ニュースの天気予報でも、よく「○○地方が梅雨入りしました」なんて言いますよね?

日本は、「梅雨」がない地方もありますし、地方によって「梅雨入り」の日が違います。

それもあって、地方によっては「梅雨入り」と「入梅」がだいたい同じぐらいの日ということもあります。
例えば、東日本では「入梅」≒「梅雨」です。
ですが、沖縄の「梅雨入り」はだいたい5月9日前後になりますので、こよみ上の「入梅」とは一致しないですよね。

ですので、ほとんどの場合「入梅」というのは「こよみ上のもの」として使われています。

入梅いわしと入梅のまとめ

「入梅いわし」と「入梅」についてご紹介してきました。

「入梅」とは、

  • 梅雨に入る時期を暦で決めたもので
  • 毎年だいたい6月11日ごろ

です。

こよみ上の「入梅」と実際の「梅雨入り」は違うことがわかりましたね。
地方によってはどちらも同じ意味というところもあります。

そして、「入梅いわし」とは「入梅」のころにとれる真いわしのことでした。
どんよりした天気はあまりうれしいものではありませんが、いやなことばかりではありませんね!

天気予報など発達していなかった時代、恵みの雨でもある梅雨のことを暦上で知らせていた知恵には感心します。
季節の言葉にもいろいろな意味が込められているんですね。

毎年、梅雨にはうんざりさせられますが、今年はおいしい「入梅いわし」を食べて気分を切り替えましょう^^

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク

あなたにおすすめの記事

 - 梅雨