ワンクリック詐欺にあった私の体験談!対処法や相談先についても!
2018/04/22
今の世の中では欠かせない存在となったインターネット。
わからないことをカンタンに調べることができてとても便利ですよね(^^)
しかしインターネットは便利なだけでなく、危険な部分もあります。
何気なくクリックしたら、
「ご登録ありがとうございます!入会金は○万円です!」
なんてむちゃくちゃな請求をしてくる「ワンクリック詐欺(架空請求)」というものが存在しているのです。
今回は、実際にワンクリック詐欺の被害にあった私の体験談と対処法などについてご紹介します!
目次
ワンクリック詐欺にひっかかった!個人情報はバレる?
ワンクリック詐欺に引っかかった時、まず最初にあせるのが
「えっ、これって私の個人情報がバレちゃったのかな!?」
ということだと思います。
でも安心して下さい。
個人情報がバレることはまずありません。
登録完了画面には、
- アナタの携帯電話
- スマホの個体識別番号
など、いかにも「お前のことはわかってるんだぞ!」というような情報が表示されます。
ですが、個体識別番号はただ単に「今、この端末からサイトにアクセスしてますよー」というだけの情報なので、ここからアナタの個人情報がバレるのとはないのでご安心を!
もし、詐欺業者に個人情報がバレてしまうことがあるのなら、それは「電話やメールなどで問い合わせた場合」です。
これをしてしまうと当然ながら電話番号やメールアドレスはバレてしまいます(^^;
逆に言えばこっちからアクションを起こさなければ、個人情報が相手に伝わることはありません。
しかし、突然のできごとにあせってしまうと電話やメールで問い合わせてしまいますよね…
冷静に考えたらおかしいことだらけなのに、私はあせってワンクリック詐欺業者に電話してしまったことがあります…(汗)
次の章では、実際にワンクリック詐欺にあった私の体験談をご紹介したいと思います。
ワンクリック詐欺にあった私…体験談をご紹介!
当時の私は就職活動中で、空き時間は携帯電話で就活情報について調べるのが日課になっていました。
その日も、いつものようにダラダラと就活情報をチェック。
すると途中から集中力がきれて、リンクからリンクに飛びまくり、もはや何を調べてるかわからないという状態に…(汗)
そうこうしていると「アナタにピッタリな職種を調べる!」という診断ページにたどりついていました。
「どんな回答が出るんだろう」と何となくの興味で項目をチェックし、「診断する」と書かれたボタンをクリック。
すると突然
「ご登録ありがとうございました!」
という画面が!
遊び気分で診断してだけなのに、突然の「ご登録ありがとうございます」の文字に
「な、なんじゃコリャ!」
と心臓がバクバク、目玉が飛び出ました。
読み進めてみると、
- 登録、利用料は8万円
- 3日以内に指定口座に振り込むこと
となっていました。
しかも、登録されたのはさっきまで見ていた就活情報サイトではなく「謎の出会い系サイト」。
もうワケがわかりません…^^;
「こんなものにお金は払えない!」と思った私は、登録完了ページにあった「お問い合わせはコチラ!」という太文字をクリック。
いま思うと、お問い合わせのリンクだけ目立つようにしてあったのは業者による誘導だったのでしょう…
うまく心理をついています。
メールでの問い合わせもありましたが、早く解決したかった私は電話をかけてしまったのです。
1コールもしないうちに相手は電話に出ました。
「この登録は私の意思ではない」ということを伝えると、
- そちら(私)に身に覚えがなくても、こちらには登録したという記録がある
- どうしてもお金を振り込まないなら、電話番号から住所を割り出して直接回収に行く
とのことでした。
ただ、この電話のやりとりには違和感しかなかったので、「今から用事なのでまた連絡する」と強引に電話を切りました。
その後、調べるとこれが「ワンクリック詐欺」であることが判明。
同じような被害にあった人がたくさんいて驚きました。
質問サイトでは、法律の専門家が「これはワンクリック詐欺。無視しましょう」と被害者にアドバイスをしていて、自分のケースでも「無視がベスト」だなと思いました。
しかし「念には念を」と思い、消費者生活センターに電話。
調べている中で、「不安な方は消費者生活センターに相談しましょう」と書いてあったからです。
消費者生活センターの人が言うには、
- 登録の意思がないのなら、この登録は無効
- 相手からの入金の催促は無視でOK
- 電話してしまったのなら電話番号がバレているので、しつこく業者から電話があるだろうがそれも全部無視でOK
とのことでした。
ネットでの被害者の話や、消費者生活センターの話を総合して「これは詐欺で、請求は無視」と納得しました。
ちなみに、情報収集中や消費者生活センターに問い合わせ中にも詐欺業者からガンガン電話がかかってきました(汗)
この執拗な着信にイラついた&詐欺だと知って「なんか言ってやりたい」という気持ちから、この後私はあえてもう1度詐欺業者に電話をかけることに…。
そのときの電話の詳しい内容はこちらで紹介しています!
ワンクリック詐欺にあってしまったとき、どこに相談したらいい?
前の章では、私のワンクリック詐欺の被害体験をご紹介しました。
その中でもチラッとふれましたが、被害にあって不安なときは「お住まいの地域の消費者生活センター」に電話で相談するといいですよ(^^)
しかし、消費者生活センターは土日祝日がお休みです。
心配事をかかえたままで休みを過ごすのはイヤですよね(汗)
そんなときは「国民生活センターの消費者ホットライン」(電話番号:188)に相談しましょう。
土日祝日の10時から16時までの間は、こちらがフォローしてくれますよ(^^)
くれぐれも焦って業者に電話をしてしまわないように気をつけてくださいね!
ワンクリック詐欺体験のまとめ
いかがだったでしょうか?
ワンクリック詐欺は相手にしなければなんら問題はありません。
でも「もしかしたら…」という不安はちょっと残ってしまいますよね(TT)
ワンクリック詐欺にあっただけでは、個人情報が相手に伝わることはないので、安心してください。
個体識別番号などそれっぽいことをアピールしてきますが惑わされてはいけません!
ただし「問い合わせると、電話番号やメールアドレスがバレてしまう」ので注意が必要です。
もし、ワンクリック詐欺にあってしまった場合は、「問い合わせなどは一切せずに無視」をつらぬきましょう!
私のようにうっかり電話しちゃった場合は着信拒否でOKです。
ワンクリック詐欺についての相談をしたいときは
- 平日はお住まいの地域の消費者生活センター
- 土日祝日は国民生活センター
に電話をしてくださいね!
ちなみにですが、ワンクリック詐欺業者関連の動画がありました。
ワンクリック詐欺業者のレベルはこんなものですので、引っかかってしまったことはショックかもしれないですが、あまり気にしないでくださいね(笑)
世の中にはあの手この手で人をだましてお金を巻き上げようとする詐欺業者がたくさんいます。
快適なネットライフを過ごすためにも、ワンクリック詐欺には注意しましょう(^^)
ワンクリック詐欺業者の電話を無視し続けてホントに大丈夫なの?と不安な人はこちらの記事をご確認ください。
▶ ワンクリック詐欺業者を無視!その後はどうなる?無視して大丈夫?
その他、私が起こした or 巻き込まれた事件についてはこちらもどうぞ。