七五三、三歳の女の子は何を用意すればいい?髪型や着物はどうする?
2019/04/22
初めて七五三をむかえる三歳の女の子のパパ・ママ、準備はできていますか?
- 何を用意しておけばいい?
- 髪型や着物はどうする?
などはじめてだと分からないことも多いですよね…^^;
女の子の場合は、男の子よりも準備することが多くてちょっと大変です。
でも、せっかくの子どものハレの日。
しっかり用意して、最高の1日にしたいですよね(^^)
というわけで今回は三歳の女の子の七五三の準備についてご紹介します!
目次
七五三、三歳の女の子は何を用意する?
まず第一に晴れ着の用意ですよね!
七五三といえば和の祝い事なので、できれば和装で用意したいところです。
というわけで、和装の晴れ着に必要なアイテムについてご紹介します。
祝い着
三歳のお祝い着は、赤ちゃんのお宮参りの時に着せた「初着(うぶぎ)」を使用する方法があります。
初着を着せる場合は「身上げ」といって、三歳になった子供の体型に合わせて「裄(ゆき)」や「丈(たけ)」などをぬい上げる加工が必要になります。
自分でやってもいいのですが、少し大変な作業なので、事前に呉服屋さんや仕立て屋さんでお直ししてもらいましょう!
被布(ひふ)
女の子の三歳の七五三は、祝い着の上から「被布(ひふ)」を身に着けるのが一般的です。
上記の写真の女の子が身につけているベストのようなものです。
シンプルな祝い着には華やかな被布、華やかな祝い着にはシンプルな被布を選ぶと、よく映えます。
でも三歳の小さな女の子が着るものなので、どちらも華やかな柄であってもかわいいですよ(^^)
被布についてはこちらで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
襦袢(じゅばん)
着物のインナーとして肌に身につけるものです。
三歳児には上下セパレートの二部式が便利ですよ!
半衿(はんえり)、重ね衿(かさねえり)
「半衿」は襦袢にぬい付け、「重ね衿」は祝い着の衿にぬい付けます。
襟元でちらりと見えて、華やかな印象を与えます。
足袋(たび)
子供用に柔らかいストレッチの効いた、靴下のように履ける足袋が人気です。
草履(ぞうり)
普段履いている靴のサイズより1~3cm大きめのものを選びます。
新品の草履は鼻緒(はなお)がかたいので、伸ばしたりほぐしたりしてお子さんが履きやすいようにしておいてくださいね!
巾着(きんちゃく)
着物の色味に合わせた、持ちやすいものを選びましょう。
髪飾り
赤やピンクなどの花がモチーフの、かわらしいつまみ細工の髪飾りやかんざしが主流です。
髪飾りを手作りすることもできますので、こちらの記事も参考にしてくださいね!
その他の小物
腰紐(こしおび)4~5本と、兵児帯(へごおび)と呼ばれる太めの帯を用意します。
被布を脱ぐことがなければ兵児帯は省略してもかまいません。
一覧でまとめると、こちらです。
- 祝い着
- 被布(ひふ)
- 襦袢(じゅばん)
- 半衿(はんえり)
- 重ね衿(かさねえり)
- 足袋(たび)
- 草履(ぞうり)
- 巾着(きんちゃく)
- 髪飾り
- 腰紐(こしおび)
- 兵児帯(へごおび)
七五三、三歳の女の子の髪型はどうする?
せっかくの晴れ着だから、できれば髪型もかわいくしてあげたいですよね!
和装にするなら伝統的な日本髪に挑戦してみたいですが、これは技術がないとちょっと難しいです。
ヘアアレンジに慣れていないなら、専門の美容室でお願いするのがいいですよ。
ここでは自宅でできるヘアアレンジを髪の長さ別にご紹介します!
ロング
お団子ツインテールは、三歳の子供らしさがでてかわいい髪型です。
かんざしや大きめの花の髪飾りなどで華やかに仕上げましょう(^^)
こちらの動画のヘアアレンジもオススメです。
少し手が込んでますが、とってもかわいいのでチャレンジしてみてくださいね!
ミディアム
ロングと同様に、ミディアムでもお団子ツインテが人気です。
髪が少ない時は、ウィッグで少しボリュームをつけてあげましょう。
おかっぱに大きな髪飾りのシンプルスタイルもいいですよ!
クラシカルな着物に似合うのはダントツでおかっぱヘアです。
かのこやかんざしなどの髪飾りをつけるとお人形みたいな愛らしさです(^^)
ショート
サイドを編み込みして、カチューシャや大きめの髪飾りをつけると、ショートでも華やかな七五三スタイルの完成です。
こちらの動画は7歳の女の子ですが、ショートヘアのアレンジの参考になると思います!
七五三の髪型については、この記事もぜひ参考にしてくださいね!
七五三、三歳の女の子の着物はどうやって用意する?レンタルは?
七五三の着物、みなさんはどのように準備しているのかも探ってみました。
上で書いたように初着を再利用する方も多いですが、和装小物を全部そろえるとなると大変な出費ですよね。
ある調査によると、6割以上の方がレンタルを利用しているようです。
「初着は再利用して、他をレンタル」という組み合わせもできるので、それならリーズナブルですよね!
大手のDMM.comが運営する「DMMいろいろレンタル」なら、七五三用のセットを手軽にレンタルすることもできます。
私は前にここで浴衣をレンタルしたことがあるのですが、ポチッと選んで注文するだけで届いて、返却のときには届いたボックスに入れて返すだけだったので、とっても簡単でした(^^)
ぜひこういう便利なサービスも使ってみてくださいね!
また最近では、七五三用の着物フルセットがリーズナブルな値段でもあります。
これぐらいの金額であれば、思い切って購入してしまうのもアリかもしれないですね!
七五三、三歳の女の子の準備まとめ
三歳の女の子が七五三で用意するものについてお分かりいただけましたでしょうか?
もう一度、和装の晴れ着で必要になるものをまとめておきますね!
- 祝い着
- 被布(ひふ)
- 襦袢(じゅばん)
- 半衿(はんえり)
- 重ね衿(かさねえり)
- 足袋(たび)
- 草履(ぞうり)
- 巾着(きんちゃく)
- 髪飾り
- 腰紐(こしおび)
- 兵児帯(へごおび)
用意する時は、レンタルをうまく活用するといいですよ(^^)
三歳の女の子にとって、七五三ははじめてのお姫様体験かもしれません。
一生の思い出になるように、我が子のハレの日をすてきに演出してくださいね!
七五三の記事はこちらにもありますので、あわせて読んでみてくださいね。
▶ 七五三のメイク、3歳と7歳はこうしよう!化粧をオススメする訳は?
▶ 七五三のお参りはいつ頃がいいの?時期をずらしてお参りするのはOK?