七五三の髪飾りを手作り!簡単にかわいく作る方法を解説!
2018/08/30
女の子の七五三の髪飾りといえば、江戸時代から伝わる「つまみ細工」で作られた花飾りがぴったりです。
古風で可憐なこのつまみ細工。
最近は日本だけでなく海外でも人気が出てきているんですよ♪
そしてこのつまみ細工のもう一つの魅力は、簡単に手作りできることなんです!
というわけで今回はつまみ細工でつくる簡単でかわいい髪飾りの作り方を解説します。
娘の七五三を、手作りの髪飾りでお祝いしてみませんか?(^^)
目次
七五三の髪飾りを手作りするのに必要な道具は?
まずは、つまみ細工の髪飾り作りに必要な道具からご紹介します。
- ピンセット
- ハサミ
- 木工ボンド
- 洗濯バサミ
- つまようじ
- ぬれタオル(雑巾)
これらの道具はつまみ細工を作るのに欠かせないものです。
どれも身近な道具ばかりなので、始めやすいですよね!
「ピンセット」は先がまっすぐのものを使いましょう。
柔らかい布を切ることになる「ハサミ」は、よく切れる手芸バサミがおすすめです。
「木工ボンド」はでんぷんのりでも代用できますが、木工ボンドの方が早く固まります。
「濡れタオル」は指についたボンドをふきとる時に使うものなので、不要になったものでOKです。
七五三の髪飾りを手作りするのに必要な材料は?
つまみ細工の髪飾りを作るのに必要な材料はこちらです。
布
伝統的なつまみ細工では正絹などが使われています。
が、七五三の髪飾りなので、でき上がりがカワイイ「ちりめん」がいいと思います。
綿や帯芯のハギレなども扱いやすいので、初心者にはおすすめですよ(^^)
厚紙
布の大きさをそろえる「型紙用の正方形」のものと、「土台用の円形」のものを用意します。
ビーズやパールなど
花びらの中心につける装飾用です。
ペップと呼ばれる手芸用の花の芯などもありますので、お好みで大丈夫です♪
ヘア小物
「ヘアピン」「クリップ」「コーム」などの副素材も必要です。
「パッチンどめ」や「カチューシャ」など、お子さんが痛がらずに使えるものを選んで下さいね。
七五三の手作り髪飾りの作り方!
まずは「つまみ細工の作り方と流れ」を動画で確認してみましょう。
花びら作り
初めは布のカットからです。
厚紙を3cm四方の正方形にカットして型紙を作ります。
この大きさに合わせて布をカットし、必要枚数をそろえます。
初めての場合は大きめのつまみ細工からはじめて、慣れたら小さいものに挑戦しましょう。
つまみ細工には大きく分けて「剣つまみ」と「丸つまみ」の2種類があります。
作り方の詳細は上記の動画や、こちらのサイトで確認してみてくださいね。
土台作り
お好みの花びらのパーツができたら、土台作りです。
土台用の直径2cmの円形の厚紙と、それより一回り大きくカットしたハギレれを用意し、切り込みを入れてボンドをつけ、厚紙の中心に向かって折り込みます。
パーツの組み合わせ
土台にたっぷりとボンドをのせ、土台の中心に花びらの先端を合わせて、花びらパーツを配置していきます。
ボンドが乾かないうちにバランスを整えてくださいね!
次に、花の中心にボンドを塗り、パールやビーズなど花の芯をトッピングします。
最後に「ヘアピン」や「パッチンどめ」にボンドで固定して、シンプルな花のピンが完成です。
あらかじめ台のついたパッチンどめなら簡単に固定できますよ!
アレンジ
副素材は100円ショップの手芸コーナーにいけばいろいろな種類があります。
- コーム
- コンコルドクリップ
- バレッタ
などを使えばバリエーションも増えますね。
基本のつまみ細工をこの写真のように複数の花のモチーフをつなげると、豪華な髪飾りになります。
自由にアレンジするのも楽しいですよね☆
「大きな飾りがいいけど時間がないわ…」という方には、100円ショップの造花につまみ細工をプラスするアイデアもあります。
ぶら下がった逆さまハートのようなものは「さがり」といって、つまみパーツを二つ組み合わせて紐にボンドで固定したものです。
髪に飾るとゆらゆら揺れてかわいいですよ♪
カチューシャならつまみ細工を並べて固定するだけの手軽さ!
ショートヘアーの女の子によさそうですね(^^)
七五三の髪飾りを手作りするときのコツやポイントは?
七五三の髪飾りをつまみ細工で作るときのポイントは、とにかく回数です。
最初よりも何度もやり込んだあとの方が確実にきれいな形にできあがるので、繰り返し作ってみましょう。
単純な作業ですが、案外ハマりますよ!
こちらの動画では手芸の達人・篠原ともえさんが、伝統的なつまみ細工の技法でヘアアクセサリーを作る方法を紹介しています。
少し長いですが、つまみ細工のコツをとても丁寧に解説しているので参考にしてみてください。
このように基本は同じでも作家さんによって作り方が違ってきます。
ぜひご自分に合った作り方を見つけてくださいね!
つまみ細工の本もたくさんあるので、こちらも活用してみてください(^^)
あとはお子さんの着物や髪型をイメージして、着物と同系色で作るのもポイントですよ!
七五三の手作り髪飾りのまとめ
いかがだったでしょうか?
最後に内容を簡単にまとめておきますね!
- ピンセットは先がまっすぐのものを使いましょう。
- 木工ボンドを手につけた後は、しっかりと濡れタオルでふき取るようにしてください。
- 布はちりめんを使うとかわいく仕上がります。
- あらかじめ台のついたパッチンどめなら固定が簡単です。
- 100円ショップの手芸コーナーにいくといろんな種類の副素材がてにはいります。
- いろいろとアレンジもしやすいので、慣れたらぜひチャレンジしてみてください。
- 着物と同系色でつくるとまとまりやすいです。
つまみ細工は誰にでも簡単にできます。
ぜひ娘の大切な七五三のために、世界に一つだけのオリジナル髪飾りを作ってみてくださいね!
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