七五三の親の服装で正解は?失敗しないためのマナーや注意点!
2018/08/30
七五三といえば主役は子どもなのですが、親だって服装に悩みますよね。
子どもが主役のイベントたがらこそ、付き添う親が場違いな格好をして台無しにするわけにはいきません…!
ひと昔前は、七五三では和装をしているママが多かったですが、最近ではグッと洋装が増えてきました。
「いったいどういう服装をするのが正解なの!?」と不安になってしまいますよね(^^;
私も、娘の七五三のときに「今は洋装がいいの?無難なのは和装なの?」とギリギリまで悩んだものです(汗)
正解は「和装でも洋装でもOK」なのですが、気持ちよく七五三を迎えるためには服装のマナーや注意点をよく知っておかないといけません。
今回は、子どもの七五三で「親はどんな服装がいいんだろう?」とお悩みのアナタのために、
- 七五三でのママの服装
- 七五三でのパパの服装
- 七五三の親の服装のマナーや注意点
についてまとめました!
目次
七五三、ママの服装はこうしよう!
ママの場合、
- せっかくだから和装にしようか
- 子どもの世話をしなくてはいけないから、動きやすい洋装にしようか
と迷うところですが、基本はどちらでも大丈夫です。
まずはどちらにするか大枠の方針を決めましょう。
ここでは洋装と和装の場合のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
1)洋装の場合
洋装にする場合は、淡い色味のスーツかワンピースがおすすめです。
ダーク系のスーツでももちろん問題ありませんが、その場合は、
- ネックレスなどのアクセサリーをつける
- インナーを華やかにする
などすると、お祝い向けのスタイルにできますよ♪
また、きちんとした感じを出すためにはジャケットが不可欠です。
実際の七五三ではスカートが多いですが、「洋装の場合はスカートじゃないと!」という決まりは特にないのでパンツスーツでも大丈夫ですよ(^^)
色味は、原色はさけて淡いものを選びましょうね。
コサージュは意見が分かれるところですが、もしつける場合は親が目立ちすぎないように気をつけてください。
2)和装の場合
和装にする場合は、着物の「格」に気をつける必要があります。
七五三は子どもが主役の行事ですから、子どもの服装より格を低くするのがマナーです。
子どもが着物の場合は、親は準礼装・略礼装にしましょう。
準礼装・略礼装とは、
- 色留袖
- 訪問着
- 付け下げ
- 色無地
- 江戸小紋
などのことをいいます。
一般的には色無地・訪問着・付け下げなどから選ぶことが多いです。
普段着とみなされる、小紋や紬などはあまりおすすめはできません。
もし、持っている着物の「格」がわからない場合は、詳しい家族や着付けを頼む美容室などに確認してもらうといいですよ!
ちなみに、着物についてはこちらで詳しく解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)
コレでママの服装はバッチリなのですが、パパの服装もちゃんとしなければいけません。
次の章では、七五三のパパの服装についてお伝えします!
七五三、パパの服装はこうしよう!
ママは「服装はどうしようかな?」「アクセサリーも考えなきゃ」と身なりを考える人が多いですが、パパは「主役は子どもだし、自分は何でもいいよ~」という人が多いですよね(^^;
ですが、パパだって「主役の親」なのですからキチンとした服装をしておきたいものです。
次は、七五三のパパの服装についてご紹介します!
1)洋装の場合
洋装の場合は、ダーク系のスーツがベストです。
色味がちゃんとしていれば、
- 仕事で着ているスーツ
- ラフ過ぎない程度にカジュアルなジャケットとスラックス
などでも大丈夫です。
スーツに合わせるネクタイは、派手すぎない程度の少し華やかな柄がおすすめです。
お祝いなので、
- 白や黒、グレーなど地味な色味
- 斜めストライプの柄
はフォーマルに向かないのでやめておきましょう。
無地でも光沢のあるものを選ぶと華やかさがあります♪
シャツは白じゃなくて淡い色のものを選ぶなど、ネクタイの色柄との兼ね合いも考えて、いつもより少し華やかなものにしましょう(^^)
2)和装の場合
和装の場合、黒やグレーなどの紋付きを着ます。
紋付きがなければ着物と羽織でも大丈夫です。
白い羽織でも問題はないのですが、子どもが男の子で着物が白系の場合は、子どもよりも目立ってしまうのでやめておきましょう。
主役は子どもなので、「親は極力控えめにする」ということは最低限のマナーです。
このほかにも、知っておきたい七五三の服装のマナーや注意点はいくつかあります。
どんなことに気をつけたらいいかということを次の章ではお伝えします。
七五三の親の服装、マナーや注意点は?
七五三の親の服装で「絶対コレはダメだ!」というものはありません。
ですが、子どものお祝いですし、厳(おごそ)かな儀式もあるので普段着というのも気が引けますよね。
必要以上に格式にこだわらなくてもいいですが、ある程度のマナーは守りたいものです。
ここでは、最低限おさえておきたい七五三の親の服装に関するマナーや注意点についてご紹介します!
1)子どもより格を下げる
七五三は子どもがメインの行事です。
親が主役の子供より目立つ服装をしているというのは、いちばんやってはいけないことです(汗)
子どもが何を着るか決まったら、親はそれに合わせた「格」の服装を選びましょう。
2)両親の服装の格をそろえる
両親の服装は子どもよりも「格」の低いものにしますが、両親の服装の「格」は同じくらいにそろえます。
パパとママで服装の「格」が違うと、見た目もちぐはぐな印象で違和感があります。
どちらかが、カジュアル過ぎたり、フォーマル過ぎたりしないよう、注意しましょうね!
3)カジュアル過ぎ、派手過ぎはNG
ジーンズやサンダル、ノースリーブや胸もとが大きく開くなど露出度が高い恰好、華美なアクセサリーなど、あまりにカジュアル過ぎたり派手過ぎたりは、神前にはふさわしくありません。
決まりがないとはいえ、場の雰囲気を考えるのがマナーですから、落ち着いた服装を心がけてくださいね!
七五三の親の服装まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に、今回のおさえておきたいポイントをまとめておきますね(^^)
- まずは「洋装にするか」「和装にするか」の大枠の方向性を決めましょう。
- ママが洋装にする場合は、淡い色味のスーツかワンピースがおすすめです。
ダーク系のスーツでももちろん問題ありませんが、その場合は、
・ネックレスなどのアクセサリーをつける
・インナーを華やかにする
などしましょう。 - パパが洋装の場合は、ダーク系のスーツがベストです。
色味がちゃんとしていてば、
・仕事で着ているスーツ
・ラフ過ぎない程度にカジュアルなジャケットとスラックス
などでも大丈夫です。 - 和装の場合は、黒やグレーなどの紋付きを着ます。
紋付きがなければ着物と羽織でも大丈夫です。 - 親の服装のマナーや注意点はこの3つです。
1)子どもより格を下げる
2)両親の服装の格を合わせる
3)カジュアル過ぎるのはダメ
子どもの成長をお祝いする七五三は、神社やお寺へお参りもあるし、記念写真も撮るでしょうし、きちんとした服装を意識したいですよね。
ちゃんとした服装でステキな七五三の思い出を作ってくださいね(^^)
七五三についてはこちらの記事もどうぞ!