夏風邪の症状、大人がかかってしまった時はどんなものがある?
2017/07/27
夏風邪って一度かかってしまうと治りづらいですよね…。
基本的には小さな子どもがかかりやすいのですが、大人もかかることがあります。
そして大人がかかってしまうと症状がおもくなる場合も(汗)
かかってからでは遅いので、あらかじめ大人の夏風邪の症状を把握しておいたほうがいいですよね。
というわけで今回は大人の夏風邪の症状や原因についてをご紹介します。
目次
大人が夏風邪にかかってしまった時の主な症状は?
夏風邪は、
「一般的な風邪の症状(発熱・せき・のどの痛み・鼻水・頭痛)」
にプラスして
「胃腸などの消化器官系への症状(下痢・腹痛)」
がでる場合が多いです。
ひきはじめには
- 微熱
- 喉の違和感や痛み
がでてくるので、これらの症状が出たら注意が必要です。
また、
- 身体がダルい
- 食欲が落ちた
- 悪寒を感じる
ということもあるので、夏バテと勘違いしてしまいがちです。
自己診断で夏バテと断定せず、上記のような症状が出たら病院へ行くことをおすすめします。
大人が夏風邪にかかってしまうのはなぜ?原因は?
冬の風邪は乾燥に強いウイルスが多いのですが、夏の風邪は湿気に強いウイルスが多いです。
- アデノウイルス
- エンテロウイルス
- テイノウイルス
これらのウイルスが湿気や暑さに強く、夏風邪の原因になってきます。
- アデノウイルス
のどに関わるウイルスです。
扁桃腺が腫れて、発熱もします。
プール熱の原因となっているのが、この「アデノウイルス」です。 - エンテロウイルス
高熱がでて、胃腸を弱らせるウイルスです。 - テイノウイルス
大人の夏風邪の原因に多いウイルスで、鼻やのどに関わります。
夏風邪の最大の特徴は「胃腸などのお腹にくる」という点です。
夏場はエアコンなどの影響で、自律神経に負荷がかかります。
それによって夏バテを引き起こして免疫力が低下すると、夏風邪にもかかりやすくなります。
大人の夏風邪で注意することは?
夏風邪にかからないために、あるいはかかってしまった時のための注意点をいくつかご紹介します。
手洗い・うがい
手洗い・うがいは簡単にできる風邪予防なので、ぜひ心がけましょう。
うがいよりも手洗いの方が、病気の予防には効果的といわれています。
手についたウイルスや雑菌をきれいに洗い流すことによって、体内にウイルスを持ちこむことを防げます。
最後にアルコール消毒をすると、殺菌効果はさらに上がりますよ。
もちろん「うがい」にものどのウイルスを洗い流す効果があるので、ぜひ手洗いと一緒におこなってくださいね!
体を冷やさない
夏場はどうしてもエアコンで体が冷えがちですが、体が冷えてしまうと体内でウイルスと戦う免疫力が低下してしまいます。
さらに、胃腸などにも影響が出やすくなります。
適度な体温調節を意識してくださいね!
夏風邪予防法を解説している動画もありますので、こちらも参考にしてみてください。
「はちみつ大根」が効果的!
消化器官系、気管支系に関わる夏風邪のウイルスに効果的なのが、「はちみつ大根」です。
大根とはちみつに含まれる殺菌効果がのどのウイルスに効きます。
さらにはちみつには、のどをうるおす効果があるので、のどが痛い時もいいです。
大根は消化にいいので、胃腸にやさしいです。
作り方はとっても簡単です。
- 細かく切った大根の上にはちみつをかけます。
- しばらく置いておくと、大根の汁がはちみつと混ざってサラサラのシロップになります。
これで完成です。
このシロップを、のどが痛いときになめるだけです。
大人の夏風邪の症状のまとめ
いかがだったでしょうか?
ポイントをもう一度まとめておきます。
- 夏風邪は、
「一般的な風邪の症状(発熱・せき・のどの痛み・鼻水・頭痛)」
にプラスして
「胃腸などの消化器官系への症状(下痢・腹痛)」
がでるのが特徴です。 - 夏風邪は湿気に強い
「アデノウイルス」
「エンテロウイルス」
「テイノウイルス」
が原因になります。 - エアコンなどの影響で自律神経に負担がかかって夏バテをおこすと、免疫力が低下して夏風邪にもかかりやすくなってしまいます。
- 夏風邪予防には「うがい・手洗い」が有効です。
また、体が冷えてしまうと抵抗力が落ち、胃腸にも影響がでるので、適切な体温調整を意識してください。 - 消化器官系や気管支系に関わる夏風邪には「はちみつ大根」が効果的です。
夏風邪はひきはじめに適切に対処をすれば、あまり長引きません。
初期は夏バテと勘違いしやすいので、「おかしいな」と思ったら早めに病院に行くことをおすすめします!
夏風邪の記事はこちらにもあるので、参考にしてくださいね!