自由研究で中学生の理科のテーマに選ぶならコレ!模造紙のまとめ方も
2018/07/01
中学生の理科の自由研究のテーマ選びはなかなか難しいですよね。
できれば面白くて、なおかつ簡単なものにしたいと思う人は多いはず!
部活に、塾に、遊びに…と忙しく過ごしていると、気づいたら夏休みも残り1日…。
そんな中、焦りながら自由研究に取りかかる(汗)なんてことのないようにしたいですよね^^;
というわけで今回は、簡単にできて面白い「中学生の理科の自由研究のテーマ」を厳選して3つご紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね^^
目次
中学生の理科の自由研究テーマ、簡単おすすめはコレ!
食品添加物の調査
「日ごろ食べている物にどのような添加物が入っているのか?」という身近な食に関する研究テーマとしておすすめです!
用意するもの
- お菓子の空き袋や箱
(原材料名や成分表示が印刷されているもの) - 画用紙
- 鉛筆
- パソコン
やり方
- お菓子の袋や箱に記載されている成分表示を切り取って画用紙に貼る。
- 使用されている食品・成分・添加物を振り分ける。
- パソコンを利用してインターネットや本で添加物の性質を調べる。
※何を原料として添加物が作られているかなども調べるのも良い。 - 調べた添加物が入っている食べ物がその他にもあれば、いくつかリストアップして画用紙にまとめる。
普段は、「成分」や「原材料」までを気にすることはあまりないと思うので、いい勉強になると思います^^
身近なところにも、知らないことがたくさんあることに気づきますよ!
野菜の維管束の観察
ご紹介している実験ではセロリとアスパラを使用しますが、大根やネギ(白い部分)のような、色が薄い野菜でも代用できます。
用意するもの
- セロリ・アスパラ
1本ずつ - 赤い食紅
- 水
- 小さめのバケツ
やり方
- バケツに高さ5㎝くらいの水を入れて、食紅がしっかり溶けるまで混ぜる。
※濃い赤色になるくらい食紅を入れる。 - 茎の下1㎝ほどを切っておいたセロリとアスパラを、食紅水のバケツに10分間さしておく。
- 10分経ったらセロリとアスパラを取り出して、茎を縦と横にそれぞれ切って断面を観察する。
- 切った断面をスケッチしたり、写真を撮って画用紙に貼り付けたりする。
また、セロリ(双子葉類)とアスパラ(単子葉類)の維管束の並び方を比較して、そのことをまとめるとより内容が充実していいですよ!
10円玉ピカピカ実験
用意するもの
- 汚れた10円玉
数枚 - 綿棒
- ティッシュペーパー
- 水
- 台所用洗剤
- しょうゆ、ソース、お酢、レモン果汁、ケチャップ、マヨネーズ…といった液体調味料
やり方
- 最初に10円玉に水と洗剤をつけてこすってみる。
- 液体調味料をそれぞれ綿棒につけて10円玉にこすりつけてみる。
- チェックリストにして、どれが1番10円玉の汚れが落ちるのかを検証する。
- 結果を写真に撮っておいて、比較する。
10円玉をこすっていると、どの液体できれいになるかはすぐ分かります。
10円玉を1番きれいにする液体を探してみましょう!
ちなみにこの実験では「お酢」が正解です。
そして、お酢に「塩」を混ぜるとさらにピカピカになりますよ^^
これは「還元」を再現する理科の実験としてメジャーです。
ただ、メジャーなだけに他の人とかぶってしまう可能性もあるのでご注意を!
中学生の理科の自由研究、まとめ方や模造紙の書き方は?
大きな模造紙に文字や図をレイアウトすることは、意外と難しいです。
そもそもどのようにしてまとめたらよいかも、なかなか分からないですよね…
そんなお困りに応えるべく、自由研究のまとめ方を解説します!
自由研究のまとめ方
- タイトル
- 研究のきっかけ(動機)
- 調べたいこと
- 準備物
- 方法
- わかったこと(結果)
- 反省(考察)
- 参考にしたもの
まず初めにこの構成にそって文章や図をまとめて、大体のボリューム感をつかみましょう。
テーマによって書き方が少し変わりますが、ほとんどの場合はこのまとめ方で問題ないでしょう。
模造紙のレイアウトを考えるのはその後です。
模造紙に書く際には、いきなりマジックで書くのではなく、まずは鉛筆などで下書きをしてアテをつけてから、清書するようにします。
研究の内容も大切ですが、それを人に伝える「表現」もとても大切ですよ!
中学生の理科の自由研究テーマのまとめ
いかがだったでしょうか?
もう一度おすすめのテーマをまとめておきますね!
- 食品添加物の調査
- 野菜の維管束の観察
- 10円玉ピカピカ実験
模造紙にまとめるときには、まずは全体の構成をしっかりつくってボリュームを確認しましょう。
その後で、レイアウトを考えて「下書き→清書」の順番で仕上げていって下さいね^^
いきなり模造紙にまとめようとすると、「紙が足りない!or 余りすぎた!」なんてことになるので、ご注意を!
実験は、必ずしも成功するとは限りません。
そのような場合は、成功しなかった原因を考察し、再度チャレンジしてみるのも実験の醍醐味です。
「上手くいかなかった=失敗した」ということではなく、その過程もふまえて結果としてまとめることに意味があります。
「こうすると失敗をする」という発見をしたことも実験の大切な成果です。
ぜひ楽しみながら自由研究に取り組んでみてくださいね!