タペストリーのシワ取りにアイロンは使える?お風呂の湯気はどう?
大切なタペストリー、保管していたらシワがついてしまってガッカリ…。
なんてこと、ありますよね。
買ってきたばかりのものでも、シワや巻きグセがついているなんてこともあります。
何とかしてこのシワをキレイにしたいところですが、アイロンやシワ取りスプレーを使っても大丈夫なのでしょうか?
もし失敗して大切なタペストリーを傷めることになればさらにガッカリ…です(涙)
そこで今回は
- シワ取りに効果的な3つの方法
- 実践するときの注意点
などについてご紹介します!
カンタンにできるものばかりですので、シワをあきらめる前にぜひやってみてくださいね(^^)
目次
タペストリーのシワ取りにアイロンは使える?

シワ取りといえばやっぱりアイロン!
ですが、タペストリーにアイロンをかけるとなんだか縮んだり、生地を傷めたりしてしまいそう…(汗)
ポリエステル系の素材であれば、一概にダメというわけではありませんが、いくつか気をつけることがあります。
ここでは、アイロンを使ってタペストリーのシワ取りをするときのポイントをご紹介します!
1)アイロンの温度
アイロンの温度を高く設定しすぎると、生地が傷んでしまったり、変色してしまったりする危険があります。
最適な温度は「110℃~150℃」くらいで、温度の表記がない場合は「低」くらいがちょうどいいです。
もし、「あんまりシワが取れないな」と感じたら、生地の状態を見ながらすこーしずつ温度を上げてくださいね。
2)アイロンのかけ方
必ずあて布をして、その上からかけていきます。
家庭にあるタオルやハンカチでOKです。
インクのにじみや変色を防ぐため、裏側からかけていくと安心ですよ!
よりデリケートな素材であれば、はじっこのほうで試してみてからかけてみてくださいね。
3)アイロンがけの時の注意点
塩化ビニルの素材のものは、アイロンをかけると溶けてしまうことがあります!
この素材であれば、アイロンは避けた別の方法をおすすめします。
(次の章で別の方法をご紹介しますので参考にしてくださいね)
同じ場所で長い時間かけ続けていると、生地が変色してしまいます。
一度できれいにしようとするのではなく、素早く何度もかけて、少しずつシワを取っていくようにします。
スチームをかけると、シワ伸ばしには効果的です。
でも、かけすぎるとたるみの原因になってしまいますので、生地の状態を確認しながらおこなってくださいね(^^)
アイロンを使ったシワ取りの動画もありますので、こちらも参考にどうぞ!
しっかりあて布をして、同じ場所を何回か往復しているのがよくわかりますね♪
そうはいってもやっぱりアイロンは心配・・・。
そんな方は、次に紹介するシワ伸ばしスプレーを試してみてください!
シワ伸ばしスプレーでシワ伸ばし!

この生地だとアイロンは危険な気がするな・・・そんなときには「シワ伸ばしスプレー」を試してみてください!
シワ伸ばしスプレーは、一般的にはワイシャツなどのシワのついてしまった服に使います。
これをタペストリーに使用すると、服と同じようにシワ伸ばしの効果が期待できます。
使い方は簡単、壁に吊り下げて上からシュッシュッとスプレーするだけ!
こちらもインクのにじみや変色を防ぐため、裏からスプレーするとより安心ですね(^^)
この方法だと生地のいたみはあまり心配ないのですが、くっきりとついてしまったシワは取り切れないことがあります。
香りつきのものもありますが、タペストリーに使用するときには無香料のものがおすすめですよ!
シワ伸ばしスプレーはこんな商品です。
でもシワ伸ばしスプレーを買うのが面倒だし、家にあるもので代用できないかな…と思った人はいませんか?
そんな方のために、次はお風呂の湯気を利用するシワ伸ばし法をご紹介しますね!
お風呂の湯気でシワ伸ばし!

お風呂の湯気でしわを伸ばすという方法もあります(^^)
やり方は、いつも通りお風呂に入ったあと、浴室の中にタペストリーをつるしておくだけです。
この時、壁にひっつかないようにつるしてあげてくださいね♪
お風呂から出る湯気が、シワを伸ばしてくれるんです!
湯気を使ってシワ伸ばしをするので、お湯は入れたままで、フタも外しておきます。
アイロンやシワ伸ばしスプレーに比べて効果が出にくいのですが、より生地を傷めにくい方法です。
一度で直らなければ何日かに分けて何度もすることで、少しずつだんだんとシワが目立たなくなっていきますよ(^^)
生地を傷めにくい度合いとしては、「お風呂>シワ伸ばしスプレー>アイロン」なので、お風呂から順番に試してみるのもいいと思います!
タペストリーのシワ取りまとめ
タペストリーのシワ取りについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
最後に大事なポイントをおさらいしておきますね。
- タペストリーのシワ取りの方法は主に3つ
1)アイロン
2)シワ伸ばしスプレー
3)お風呂の湯気 - アイロンをかける時の注意点
・塩化ビニル系の素材のものにはアイロンを使わない
・温度は「110℃~150℃」もしくは「低」
・あて布をする
・裏側からかける
インクのにじみや変色、生地の痛みがおこりやすい方法なので、状態をみながら少しずつやってみてくださいね。 - シワ取りスプレーの注意点
・無香料がおすすめ
・シワが完全には取れないこともある
かんたんで時間もかからず、生地へのダメージもあまりないため、気軽に試すことができる方法です。
同じところにスプレーしすぎないように気をつけてくださいね! - お風呂の湯気の注意点
・浴室の壁につかないようにつるす
・一度では取り切れないことが多いので、何日かに分けてシワ取りする必要あり
・頑固なシワは取れない
壁につかないようにつるすなど、少しだけ手間はかかってしまいますが、生地にはやさしい方法です。
大切なものであれば、まずはこの方法を試してみるといいですよ(^^)
ひと手間くわえると、シワもスッキリ、きれいなタペストリーを飾ることができます。
ぜひ試してみてくださいね!