ビニール傘の捨て方解説!どうやって分解して、何ごみで処分するの?
2019/04/11
急な雨や、折りたたみ傘を忘れた日に役立つのが「ビニール傘」。
コンビニなどでお手軽かつ安く手に入るので、お世話になったことがあるはず!
しかし、家に帰ればちゃんとした傘があるし、なにより壊れやすいのでデイリーで使いづらいですよね…
台風が近づいている日などは、ビニール傘だとあっという間に「おちょこ」状態になって使い物にならなくなってしまいます(汗)
そして忘れっぽい人だと、「いつの間にか、家にめっちゃビニール傘がある!!」なんてことも…
1本や2本ならまだしも、ウジャウジャと何本もあるとさすがにジャマになりますよね(^^;
ビニール傘をそろそろ処分したいアナタのために今回は、
- ビニール傘って何ゴミ?
- ビニール傘の分解のしかた
- ビニール傘を捨てるときのマナー
についてまとめました!
目次
ビニール傘は何ゴミで捨てたらいいの?
いざビニール傘を捨てようにも、「どのゴミの日に捨てたらいいのかわからない…一般ゴミ?不燃ゴミ?」と悩むアナタ。
「頑張って燃やせば燃える!」と独断で一般ゴミの日に出して、収集されなかったら恥ずかしい思ですよね。
なにより周りに迷惑をかけてしまいます…(汗)
そうならないためにもビニール傘を捨てることができる日はちゃんとおさえておきたいところです。
ビニール傘の捨て方は、お住まいの地域によって異なります。
よくある分別の仕方は、
- 一般ゴミ
- 大きさによっては粗大ゴミ
- 分解してパーツごとに分け、不燃ゴミと一般ゴミに分ける
の3つが多いです。
一般ゴミで「燃えるゴミ」として出せるのが一番手間がかからないし、回収頻度も高いので助かります。
しかし、大きいサイズのビニール傘になると自治体によっては粗大ゴミになる場合があり、
- 傘の長さが「50cm以上」のものになると粗大ゴミ扱い
になることが多いです。
粗大ゴミの処分が有料の地域の場合はツラい出費ですよね…(汗)
「ゴミ捨て場放置」をくらわないためにも、
- お住まいの地域の自治体が発行するゴミの分類ガイドブックで確認する
- わからなかったら自治体に電話で問い合わせる
などするようにしましょう!
ビニール傘の分解の仕方を紹介!
前の章で、ビニール傘の捨て方は「地域によってことなる」ということがおわかりいただけたと思います。
その捨て方の1つに「分解して、不燃ゴミと一般ゴミに分ける」というものがありますが「ビニール傘を分解したことない!!」という人もいるはず。
傘を捨てる機会って、意外となかなかないですよね…
次の動画は、ビニール傘を捨てるときの分解の方法を横浜市が説明しています。
- 傘を閉じた状態で、手で「つゆさき(骨の先端のプラスチック)を外側に引っ張ってはずしていく
- つゆさきをはずしたら、「いしづき(傘のてっぺんについているパーツ)」を引っぱると、ビニールと金属の骨組みがあっという間に真っ二つ!
と、カンタンに分解することができます。
横浜市では、こうやって分解したものを
- 骨組みの部分は不燃ゴミ
- ビニールの部分は一般ゴミ
として捨てることとなっています。
ちなみに「ホントにこんなカンタンに分解できるのかなぁ」と疑った私は、家で眠っていたビニール傘でこの分解する方法を試してみました。
ビニール傘を実際に分解してみた
まずは「つゆさきはずし」…
かなりカンタンにできました!
面倒どころか、プチンプチンと取れるのでちょっと楽しかったです(笑)
ただ、つゆさきをはずしたときの振動で骨がちょっとバインッと揺れるので手をケガしないように気を付けましょう!
ちなみにつゆさきをはずしたあとは次の画像のようになります(傘は立てています)。
そして次は「いしづきはずし」をしようとしたら…
「え!はずれない!!」
と、ちょっと焦りましたが、長期放置で骨がサビてはずれづらくなっていただけのようです(^^;
いしづきを、ペットボトルのキャップをはずすように回すと取ることができました。
いしづきが取れたら、あとはビニール部分をグッと上に持ち上げて取りはずし、あっという間に分解完了です。
不器用な私でも1分もかからず分解することができました!
しかし私の住む地域は、ビニール傘を一般ゴミで回収してもらえるのです。
分解してしまった場合は
- 骨を不燃ゴミ
- ビニールを一般ゴミ
と分けて出さないといけなくなります。
この好奇心の実験でゴミが増えてしまいました…(笑)
ビニール傘を捨てるときは、マナーを守りましょう!
ここまでで、ビニール傘の捨て方や分解の仕方はバッチリですよね!
決められたゴミの日に正しい捨て方をすることはとても大切です。
社会の一員としては当然のことですよね(^_^)
しかし、残念なことに自分のことしか考えない人もおり、
- 家庭で捨てると分解の手間がかかる
- 捨てる日がわからない
- 粗大ゴミ扱いでお金がかかる
などの理由で、
- 駅の構内やコンビニの傘立てにわざと置き去りにする
- 公園や自動販売機横のゴミ箱に捨てる
などする人もいます。
確かにこうすることによって分解やゴミの分類を調べる手間ははぶけるかもしれません。
しかし、
- 壊れた傘は金属の骨組みが丸出しになって危険
- 放置されたビニール傘が強風などで飛ばされて人や物にぶつかる危険
など、「周りの人に迷惑や危害をあたえるおそれ」がとても高いのです。
「混みあう駅の構内に放置された傘に誰かがつまずいたら…」
「たくさんの子供が遊ぶ公園のゴミ箱に壊れた傘を捨てたら…」
など想像すると、放置傘はとても危険なことだとすぐにわかりますよね。
このような放置傘はもってのほかですが、家庭で捨てるときも
- 壊れて広がりやすくなっている傘は、ヒモで軽くしばっておく
- 立てて捨てると風などで倒れて迷惑がかかることがあるので、寝かせてゴミ捨て場に出す
などの配慮をするといいですよ☆
(おまけ)壊れにくい「耐風グラスファイバー骨」の丈夫なビニール傘
強い風でも壊れてしまわないように「耐風グラスファイバー骨」で作られたビニール傘もあります。
大きいので視界も広く、これなら強風・豪雨のときでも安心ですよ(^^)
ビニール傘の捨て方のまとめ
いかがだったでしょうか?
ビニール傘の捨て方って意外と知らないものですよね。
ビニール傘の捨て方は地域によってことなり、次の3パターンであることがほとんどです。
- 一般ゴミ
- 大きさによっては粗大ゴミ(50cm以上の場合であることが多い)
- 分解して、不燃ゴミと一般ゴミに分ける
自分が住んでいる地域の傘の捨て方は、
- 自治会のゴミ捨てガイドブックで確認
- 電話で確認
するなどして、しっかり調べておきましょうね(^^)
また、分解した上でパーツを分類して捨てる場合は
- ビニール傘のつゆさきをはずす
- いしづきを引っぱってビニール部分を引っこぬく
とすると、カンタンに分解できますよ!
そしてビニール傘を捨てるときは、周りに迷惑をかけないように
- 傘をヒモでしばる
- ゴミ捨て場には傘を寝かせて出す
などの配慮も必要です。
ゴミ捨て場以外の場所に傘を捨てるのも論外です!
何かとお世話になることが多いビニール傘、捨て方までしっかりおさえて気持ちよく使いましょう♪