結婚式の招待状の宛名を手書きするときのコツ!知っておきたいマナー
2018/07/31
結婚式にはいろんなマナーがありますけど、手書きの招待状にもマナーがあるって知っていましたか?
とくに招待状の宛名は、送られた側が真っ先にみるところですよね。
注意しておかないと、大切なお客様に失礼な招待状を送ってしまうことも…!
手書きの招待状は結婚する二人の優しさや思いやりがみえるので、できるならぜひ手書きの招待状を作りたいものです。
そこで今回は、結婚式の招待状の宛名を書くときのコツやマナー、注意点をご紹介します。
目次
結婚式の招待状、宛名を手書きするときの書き方
宛名は送る相手の
- 人数
- 家族構成
- 新郎新婦の関係
によって書き方が変わってきます。
手書きの場合どんな風に書くのがいいのか、くわしく見ていきましょう。
1)個人・友人宛
新郎新婦どちらかのお友達に送る場合は、その人の名前だけで問題ありません。
例えば、友達の田中くんだけ招待する場合は、「田中 一郎 様」と、フルネームで書くだけでOKです。
例
田中一郎様
2)本人とその家族宛
知人の家族も一緒に招待する場合は、ご主人の名前と、
- 縦書きの場合は左側
- 横書きの場合は下側
に「御家族様」と入れましょう。
とくに家族が多いご家庭なら、このひと言で家族全員招待するという意味になります。
- 子どもの少ない家庭
- 親族
は、家族全員の名前を書いてあげるとより親切ですね。
例
田中一郎様
御家族様
3)夫婦宛
ご主人のお名前にそえて、
- 御奥様
- 令夫人
と書きます。
奥様の名前を書く場合もありますが、それは新郎新婦に親しい人たちに限ります。
ちなみに、奥様の名前を書くときは
- 縦書きの場合はご主人の名前の左側
- 横書きの場合は下側
に書くのがマナーになるので、気をつけてくださいね。
例
田中一郎様
御奥様
4)職場の上司宛
手書きの宛名で最もむずかしい「職場の上司」への招待状の宛名の書き方です。
縦書きの場合は
- 会社名
- 部署名
- 所属先
などを右上に書きます。
そして、上司の名前の上に
- 役職
- 肩書き
を書きます。
役職などは書き忘れやすいので気をつけてくださいね。
横書きの場合は左上に会社名と部署を、役職と肩書きは名前の頭に書きます。
- 社長様
- 部長様
とならないように注意してくださいね。
例
◯◯株式会社
部長 田中一郎様
5)恩師宛
お世話になった先生へ招待状を送る場合は、宛名の敬称に「先生」を入れても問題ありません。
- 校長先生
- 教頭先生
など、役職がある場合はそちらも記入しましょう。
その場合は「校長○○○○先生」と書きます。
同じく、
- 先生様
- 校長先生様
とならないように注意してください。
例
校長 田中一郎 先生
結婚式の招待状、宛名を手書きするときのコツ
結婚式の招待状を手書きするときは、結婚式の担当プランナーにも相談してみてください。
招待状の文章はもちろんですが、
- 同封する付箋の内容
- 切手の料金
などの情報もくわしく教えてくれます。
絶対に失敗したくない!という人は、ぜひ一度プランナーさんとご相談してみると、いいプランを教えてもらえると思いますよ(^^)
結婚式の招待状、宛名を手書きするときの注意点
手書きの招待状で、最も気をつけていただきたいのが「キレイな字で書くこと」です。
一生懸命手書きで書いても、字が汚いと本末転倒になりかねません。
上手でなくてもかまわないですが、キレイに書くことが大切です。
キレイに書ける自信がない人は、無理せず印刷することをおすすめします。
また、手書きで宛名を書く場合は「毛筆」で書くのが正式とされています。
通常は「筆ペン」で書くことになると思うので、習字のように書かなければなりません。
筆ペンで書くのが苦手な人は「筆耕代行業者」へ依頼するという方法もあるので、そちらを使ってみてはいかがでしょうか?
逆に手書きよりも印刷の方がいいパターン
手書きの招待状を受け取ると「忙しい中わざわざ手書きで書いてくれて嬉しい」と思う人が多いです。
しかし、例外がいくつかあります。
手書きで招待状を書く場合、ほとんどは招待人数が少なく、相手や両親の承諾を得ている方です。
招待客が多い場合は、手書きだと時間がかかってしまい、書き損じる可能性がぐんと上がります。
また、目上の人や会社の上司を招待する場合は、手書きだと逆に無礼と思われる事もありますので、会社や上司の雰囲気も考慮してくださいね。
(おまけ)横書きの招待状の書き方
縦書きと横書きとでは、筆の持ち方などがイマイチわかりづらかったりしますよね?
こちらの動画では、横書きの招待状の宛名の書き方をご紹介しています。
毛筆では
- とめ
- はね
などをキレイに書けると、全体的に文章がしまります。
そのあたりを意識して書いてみてください(^^)
結婚式の招待状、宛名を手書きのまとめ
結婚式の招待状の宛名の書き方は参考になりましたでしょうか?
最後に今回のまとめです。
- 友人や個人の宛名は、招待する人の名前だけでOKです。
- 家族で招待する場合は、ご主人の名前と「御家族様」と書きます。
- 夫婦を招待する場合は、ご主人の名前に「御奥様」とそえます。
- 職場の上司を招待するときは、「会社名」と「役職」を忘れずに書きます。
- 恩師を招待するとき、役職があるのなら名前の頭に書きます。
- 「先生様」や「社長様」などの二重敬語に注意してください。
- 絶対失敗したくない人は、結婚式の担当プランナーにも相談してみてください。
- 手書きの招待状を出すときに一番気をつけるポイントは「字がキレイ」であることです。
- 手書きの宛名を書く場合は「毛筆」で書くのが正式です。
手書きの招待状のいいところといえば「新婚夫婦のやさしさが見える」ところだと私は思います。
ステキな招待状をお客様に届けてくださいね(^^)
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