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ウェルシュ菌対策、カレーの場合は?2日目のカレーはここに注意!

      2017/08/07

2日目のカレーは、野菜やお肉のうま味が凝縮されてたまらなくおいしいですよね!
ですが、そこに潜む「ウェルシュ菌」の食中毒対策はちゃんとしていますか?

なんとなく「じっくり火を通しておけば大丈夫でしょ…?」と思っているアナタ。
実はウェルシュ菌の食中毒対策はそれだけでは不十分なんです!

ウェルシュ菌は普通の食中毒菌と何が違うのでしょうか?
今回は、覚えておいて損はない!カレーのウェルシュ菌対策についてご紹介します。

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2日目のカレーのウェルシュ菌対策とは!?

まず、最初に覚えてほしいことがあります。
それは「ウェルシュ菌は加熱殺菌が効かない」ということです。

大抵の食中毒菌は加熱調理でやっつけることができます。
が、とある検査によると、ウェルシュ菌は60℃以上で1時間以上加熱しても死滅しない菌であることが判明しています(汗)

では、どうすれば2日目のカレーのウェルシュ菌を防ぐことができるのでしょうか?
対策は、大きく分けて3つです。

  1. 常温での保存はしない
  2. 冷蔵庫に保存する
  3. 食べる直前に再加熱をする

この3つの対策を詳しく説明していきます!

常温での保存はしない

まず、なぜ2日目のカレーを常温保存してはいけないのか?について。
それは、ウェルシュ菌が最も繁殖する温度が40℃~50℃ぐらいだからです。

常温で放置していると、ウェルシュ菌がどんどん増殖していきます。
一晩常温で放置したカレーには、なんと約数百兆個のウェルシュ菌が繁殖しているとか… (汗)

もし常温で保存するのであれば、カレーの温度が常に60℃以上になるようにしなければなりません。
でも、そんなの一般家庭では難しいですよね?

そこで「冷蔵庫保存」の出番です!

冷蔵庫で保存する

2日目のカレーを冷蔵庫で保存する方法は以下の通りです。

  1. 火を止めたカレーなべを氷水でいっきに冷やします
  2. 冷やしながら、カレーに空気を入れるようにかき混ぜます。
  3. さわっても熱くない温度になったら、ジップロックなどに入れて、平らに形作ります。
  4. 翌日食べるのであれば冷蔵庫へ、それ以上保存する場合は冷凍庫へ保存します。

ここでのポイントは、2と3の手順です。
ウェルシュ菌は「酸素が嫌いな菌」なので、カレーなべの底まで空気を入れてあげましょう。
かき混ぜるとカレーが冷えるスピードも速くなります。

平らにするのは、空気に触れる面積を増やす意味もあります。
ジップロックがなくても、タッパーなどに小分けしても大丈夫ですよ!

食べる直前に再加熱をする

先ほど、ウェルシュ菌は加熱殺菌では死滅しないとお伝えしました。
しかし、ウェルシュ菌から出た毒素は、加熱によって殺菌できます。

また、ウェルシュ菌以外の食中毒菌をやっつける意味もあります。
ウェルシュ菌そのものは消せないのですが、必ず加熱をしてから食べるようにしましょう。

動画で確認!カレーの食中毒予防!

こちらの動画では、専門の方がウェルシュ菌の食中毒について詳しく説明しています。
とても参考になる動画ですので、ぜひ参考にしてください!

これで2日目のカレーのウェルシュ菌対策はばっちりですね!
少しの手間で食中毒を防ぐことができますので、ぜひカレーを作ったらためしてみてください(^^)

ではそもそもこの「ウェルシュ菌」とはいったいどんな特徴を持った菌なのでしょうか?
次の章では、ウェルシュ菌についてもう少し深く掘り下げてみましょう。

ウェルシュ菌はどんな特徴がある?

実はウェルシュ菌は私たち人間の腸内にも生息している菌なんです!
少ない量であれば問題ないのですが、体内で一定量以上増えることで、食中毒を引き起こします。

ウェルシュ菌のおもな特徴は2つです。

  • 加熱で死滅しない
  • 酸素を嫌う、嫌気性(けんきせい)の菌

ウェルシュ菌は「芽胞(がほう)」と呼ばれるバリアみたいなものをはることで、熱から身を守ります
このバリアのおかげで、高熱の中でもウェルシュ菌は死滅しないのです。

また、酸素を嫌うウェルシュ菌は、お鍋の中の酸素がうすい部分からどんどん増えていきます。
寸胴鍋(ずんどうなべ)のように深い形のお鍋だと、しっかりかき混ぜないとお鍋の底から菌が繁殖しやすくなります。

ではそんなウェルシュ菌の食中毒にもし万が一かかってしまったらどうなるのでしょうか?
それについては次の章で解説します。

ウェルシュ菌の食中毒になったときの症状や対処法は?

ウェルシュ菌のみならず、食中毒はいくら気をつけていてもかかってしまうことがあります。
これからお伝えするウェルシュ菌の食中毒の症状と、その対策をしっかり覚えておいてくださいね!

ウェルシュ菌の食中毒の症状は?

ウェルシュ菌の食中毒の症状は以下の通りです。

  • 下痢
  • 腹痛
  • おう吐
  • 血便

主な症状は下痢腹痛で、ウェルシュ菌が体内に入ってから約12時間以内に症状があらわれます。

ウェルシュ菌が直接の原因となり「おう吐」の症状がでるケースはほとんどありません。
しかし、下痢によって体が脱水気味になり、気持ちが悪くなることがあります。
それによって「吐き気」や「おう吐」をしてしまう可能性がありますね。

もっとまれな症状は血便です。
この症状は最も重症な場合に現れる症状ですので、ほとんど心配ありません。

対処法は?

さて、そんなウェルシュ菌に効くお薬はあるのかといいますと、ありません

でもウェルシュ菌の食中毒は、他の食中毒に比べれば軽度なものです。
なので、数回下痢をし体から毒素を出してしまえば治りますよ!

あとは水分をしっかりとって安静にしていれば、病院いかなくても大丈夫です。

その他の食中毒にも注意!

ウェルシュ菌と同じ芽胞の特性をもつ「セレウス菌」も加熱に強い食中毒菌の一種です。
食中毒の症状もウェルシュ菌と似ていて、本来は検便などをしなければ区別できません。

ただし、セレウス菌の症状で最も多いのが「吐き気とおう吐」というところは大きな違いです。
発症までの時間が30分~6時間以内とウェルシュ菌よりも早いことから、そこで検討をつけることはできます。

そんなウェルシュ菌やセレウス菌、どちらも食中毒の症状としては軽いのですが、どうしてこんなに話題になるのでしょうか?

カレーだけじゃない!?ウェルシュ菌対策が必要な料理とは!?

カレー+食中毒=ウェルシュ菌

カレーの食中毒と聞くとこんな公式が浮かび上がってきますよね。
でも、なぜカレーばっかりウェルシュ菌と結びつけられるのでしょうか?

なぜカレーが取り上げられるの?

カレーの具材といえば、あなたは何を思い浮かべますか?
ニンジンやジャガイモ、それからお肉

お肉も関東圏だと鶏や豚が主流で、関西圏だと牛肉が主流。
地方によって種類もかわってきますよね。

じつはこの「お肉」にウェルシュ菌がくっついているのです。
お肉にくっついていたウェルシュ菌が、カレーの具材を栄養にしてどんどん増殖してしまう。
カレーのレシピはウェルシュ菌にとってもおいしいレシピだったのです。

さらに、カレーは大量に作って作り置きをするのがほとんどです。
学校や会社の食堂や給食がいい例ですね。

たくさんの人に食べてもらうために、たくさんカレーを作る。
「加熱調理をしているから大丈夫」という先入観が邪魔をして常温保存し、ウェルシュ菌が繁殖

結果は…言わずもがなですね。
こうしてウェルシュ菌による食中毒事件が発生してしまうのです。

カレー以外のウェルシュ菌報告のある料理

ウェルシュ菌の性質上、カレー以外の料理でも食中毒はあります。

  • シチュー
  • スープ
  • 肉じゃが
  • チャーシュー
  • 豚汁

お肉を使った料理は、ウェルシュ菌の食中毒の危険性が潜んでいます。
しかし、どの料理もウェルシュ菌の特徴を理解していれば、食中毒を防ぐことができますね!

カレーのウェルシュ菌対策まとめ

カレーとウェルシュ菌のお話し、参考になりましたでしょうか?
もう一度今回のお話しをおさらいしましょう!

  • ウェルシュ菌は熱に強い
  • 2日目のカレーのウェルシュ菌対策は冷蔵保存
  • カレーを食べる直前に再加熱をする
  • ウェルシュ菌食中毒は比較的軽い症状なので、安静にしていれば治る
  • カレー以外にもウェルシュ菌食中毒になるものがある

ウェルシュ菌の最も怖いところは、被害が大きくなりやすいところだと私は思います。
1件のウェルシュ菌食中毒事件で、平均約80人もの人が食中毒患者になっているという報告もあります。

ですが、これを読んだあなたはもう大丈夫ですね!
存分に2日目のカレーを堪能してください♪

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