夜泣きでノイローゼになる前に!ノイローゼから復活した私の経験談!
2019/04/11
夜泣きはホントにツラいですよね…
眠たい真夜中に号泣する子どもの相手をするのは、いくら親でもたまりません(TT)
「もうおかしくなりそう!」と発狂してしまいそうになるその気持ち、よくわかります。
私も上の娘の夜泣き時期にノイローゼになりました。
大好きな子どもといられて幸せなはずなのに、寝不足と疲れでイライラしてツラくあたってしまうことがありました…
今回は「このままだと夜泣きでノイローゼになってしまうかも…」と不安に思っているアナタのために
- 夜泣きによるノイローゼにはどんな予兆がある?
- ノイローゼにならないためには?
- ノイローゼをほっておくとどうなる?
などについてまとめました。
実際に夜泣きでノイローゼになってしまった私の体験談もありますので、参考にしてみてください。
目次
夜泣きでノイローゼ…どんな予兆がある?

日中は家事に育児にで走り回り、夜は夜泣きで眠れない…
小さい子どもがいるママは24時間営業です。
しかし
「私は大丈夫」
「まだやれる」
と、がんばり過ぎてはいませんか?
最初は疲れているだけと思っていても、ノイローゼは気づかないうちに忍びよっているものです。
もし、次のような症状がある場合は要注意です。
- 無気力になる
- 常にイライラしている
- いつもなんとなく体調が悪い
- 注意力や記憶力がおちる
- 子どもの泣き声が異常に怖くなる
- マイナス思考が止まらない
- あらゆることに興味がなくなる
- 食欲がなくなる、またはとまらなくなる
もし1つでも当てはまるようであれば、早めにストレス発散や誰かに相談するようにしましょうね。
夜泣きのストレス発散については、こちらの記事を参考にしてください。
▶ 夜泣きのイライラ、効果的な解消法6つ!私が試した対策をご紹介!
お子さんにとって、ママはアナタだけです。
ママが倒れてしまう前に、どうか早めにSOSを出すようにしてくださいね!
夜泣きでノイローゼにならないためには?

前の章では、ノイローゼの予兆についてお伝えしました。
ノイローゼにならないためには、
- カンペキにすることをあきらめる
- 誰でもいいので、グチれる人を頼る
- ママが子どもからはなれて休める環境を作る
ということがとても大切です。
特にノイローゼになりやすいのは
- 真面目で完璧主義
な人が多いです。
日中の家事や育児をカンペキにこなし、夜は夜泣きにもしっかり向き合っているとママは休まるときがありません。
適度に手をぬかないと心も体も壊れてしまいます。
また、グチを言える相手がいるということが、かなーり大事です!
話して解決しないことでも、誰かに聞いてもらうだけでとても心は軽くなるものです。
次の章では、これらができなかったためにノイローゼになってしまった過去の私についてお話したいと思います。
私の夜泣きによるノイローゼ体験…苦悩の1年半

我が家の上の娘は1歳過ぎから1年半ほど夜泣きをしており、私はノイローゼになってしまいました…
ここでは、そのときのノイローゼの体験についてお話します。
1. 突然始まった娘の夜泣き
夜泣きは娘が1歳の誕生日を過ぎたくらいから突然はじまりました。
毎日夜の1時くらいに夜泣きがはじまり、泣いたり泣き止んだりをくり返していました。
ひたすら抱っこしてあやして、娘を布団に置けるのはいつも朝の4時前後…
このころには眠気と疲れでもうフラフラです。
夜が眠れないなら日中にラクすればよかったのですが、娘は1歳を過ぎたあたりからよく動き回るようになったので
- 日中は目をはなせない
- 家事がはかどらない
で、ゆっくりするヒマがなくイライラがつのるばかりでした。
ホントはここらへんでうまくストレスを解消しておかなければいけないのですが、私はそれができていませんでした。
2. グチを言える相手がいない…
このイライラを誰かにわかってもらいたくて、仕事から帰ってきた夫に毎日の育児のグチをこぼしていました。
当時の私はまだ親しいママ友がおらず、話し相手は夫でした。
しかしある日、いつものように夫にグチっていると
「悪口みたいなグチばっかり。娘のいいところを見つけてやれないの?」
とため息をつかれてしまいました。
仕事で疲れて帰ってきてるのに、家では妻のグチばかりでは夫もたまらなかったのでしょう。
夫に突き放されたので、実家の母に話を聞いてもらいたくて電話をすると
「甘えてたらダメ。育児が大変なのはみんな同じ。介護や仕事をしながら乗りこえている人もいる」
ときびしい意見を言われ、受け入れてもらえませんでした。
数少ない話し相手から共感してもらえなかったことで「私は理解されない」と思うようになり、誰にもグチが言えなくなってしまいました…
3. 徐々に現れる異変
ストレスを受け止めてくれる人がおらず、常に頭と心にはモヤがかかっているような状態になりました。
そうすると、だんだん
- いつもやっている家事をしていても、次に何をしていいかわからなくなる
- ご近所さんと会っても笑顔や返事が返せなくなる
などの、普段できていたことができなくなりました。
子どもの世話をしていても、
- オムツをはかせ忘れて服を着せる
- いつもしているミルクの入れ方がわからなくなる
など、いつもならやらないようなミスがかなり増えました。
子どもにたいしても明るく接することができなくなり、
- こんな自分がイヤで消えたくなる
- 自分に育てられて子どもがかわいそう
と思うようになってしまいました。
こんな状態で夜泣き生活を1年ほど過ごしていました…
4. ストレスの爆発
ある夜、娘が夜泣きしているのに体が動かなくなりました。
早く起き上がって抱っこしないといけないのに、体が動かないのです…
パニックになってムリヤリ体を動かそうとすると突然吐き気がおそってきて、その場に吐いてしまいました。
夜泣きの声がうるさくて別室で寝ていた夫も、私のうなり声で異常を感じて飛び起きてきました。
その後、夫が娘の夜泣きの相手をして、朝の5時ごろに娘を布団に寝かせました。
「体調が悪いのか?」と聞かれましたが、言葉が出てこずただ夫の顔をながめていると、あきれたようなため息をつかれました…
その瞬間に頭の中で何かが切れて、私は大泣きしてしまいました。
そこからはメチャクチャで、泣きながら
- 夫をののしる
- 物を投げる
- 誰に対してかわからないが、謝りまくる
などを繰り返していたそうです。
自分のことなのに「いたそうです」というのも、そのときの記憶がなく、あとになって夫から聞きました。
4. ノイローゼを解消するために
ストレスの爆発から、夫も事態を深刻に受けとって、夜泣きに対するストレスを理解しようとしてくれました。
- なるべくグチを聞くようにする
- 家事(とくに料理)がそこそこでも突っ込まない
- 毎日はムリだけど、夜泣きの付き合いを当番制にする
- 土日のどちらかは、私が完全に休めるようにする
など、以前より育児に協力してくれるようになり、体も心もかなりラクになりました。
また、家事を適度にサボり、空いた時間を使って
- 児童センター
- プレイルーム
に行くようにしました。
そこで出会った
- 係りの人や市の保健師さん
- 他のママさんたち
と子育ての大変さや夜泣きのツラさを語り合うことができました。
- 夫の協力や理解
- 子育ての話や世間話ができる相手
この2つを手に入れただけで、私の生活は劇的に変わりました。
そうしているうちに夜泣きはいつの間にか終わり、眠れるようになるとマイナス思考や記憶力の欠如などもなくなっていきました。
あれから時はながれて、今では下の娘が夜泣き中です^^;
今回は、前回の教訓を活かしているのはもちろん、上の娘のときと環境がちがうこと(話を聞いてくれる人がたくさんいる)や、夫の理解があるので精神的にかなり余裕をもって夜泣きに付き合っています!
夜泣きでノイローゼ、ほっておくとどうなる?

前の章では、私がノイローゼになったときの話をご紹介させてもらいました。
児童センターにいた保健師さんからすると、私のノイローゼは「結構行くところまで行ったねー!」というものだったようです(^^;
この状態でノイローゼを放置して、もっと深刻化すると
- 子どもを虐待してしまう
- 自分の体を傷つけてしまう
- 最悪、自分の命をたってしまう
など、とんでもないことをしてしまうことがあるようです。
たしかに私も何度か子どもに手をあげそうになったことがありました。
しかし、1度手をあげたら絶対にまたやってしまうと思ったので、ギリギリ残っていた理性で何とかふみとどまりました。
児童センターで知り合ったママさんは、寝不足のストレスから子どもに手をあげてしまったことがあったようで「自分がイヤになった」と自分を責めていました。
夜泣きが始まるまでは「理由はどうあれ、無抵抗な小さい子どもに手をあげるなんて!!」と思っていましたが、今では単純にそうは思いません。
ママだって平静を失うことはあるんです。
苦しいですよね、子どものことは大好きなのに、感情がおさえきれずに叩いてしまうのは…
私は子どもに手をあげそうになったときはトイレに逃げました。
カギをかけて、自分がまともになるまで1人になっていました。
(外では子どもがわんわん泣いていますが(汗))
いったん、子どもとちがう空間に行くとクールダウンすることができますよ!
私もそのママさんも、ノイローゼが深刻化する前に外に出られてよかったなと思います。
「私も夜泣きで寝不足だ…」という人は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
夜泣きや育児でノイローゼ気味になったら

夜泣きや育児で疲れていて、もし「何だかおかしい」と感じたら
- 市の保健センターの保健師さん
に相談してみましょう。
私の場合は、たまたま児童センターで月に2回の保健師さん出張相談があったので気軽に相談することができました。
それ以外のときに相談したいことがあったら市の保健センターに連絡をするようにと言われました。
「電話をくれたら、家まですぐに飛んでいくよ!」と心強い言葉をもらえました(^^)
アナタも1人で悩まず、必ず誰かを頼りましょう!
それでも困ったときや不安なときは、同じ状況のママに相談しよう!

それでもやっぱり「困ったな、不安だな」と思うときは、同じ状況のママに相談してみると気持ちがだいぶ和らぐと思います。
そんなときは「ママリ」というアプリを使えば、いま抱えている不安や疑問を匿名で相談することができますよ(^^)
ダウンロード・利用はもちろん無料です。
相談への回答率はなんと98.5%!
利用者も女性限定で、なんといっても同じように夜泣きで困っているママと情報交換ができるのがこのアプリのうれしいポイントです♪
- 「たまったストレスを誰かに聞いてもらいたい」
- 「妊娠・出産・育児に役立つ基礎知識や最新のニュースを知りたい」
- 「周りにママ友がいないから、ママ友を探したい」
というときにもこのアプリが活躍すると思います。
利用者の評価もとっても高いので、それだけ使えるアプリだという証拠ですね(^^)


夜泣きについての記事やQ&Aもたくさんあります↓

ダウンロードはコチラからできますので、試しに一度のぞいてみてくださいね♪
夜泣きでノイローゼのまとめ
夜泣きによるノイローゼの予兆には次のものがあります。
- 無気力になる
- 常にイライラしている
- いつもなんとなく体調が悪い
- 注意力や記憶力がおちる
- 子どもの泣き声が異常に怖くなる
- マイナス思考が止まらない
- あらゆることに興味がなくなる
- 食欲がなくなる、またはとまらなくなる
どれか1つでも当てはまる場合は、早めに
- ストレスを発散する
- 誰かにSOSを出す
などしてノイローゼの原因をとりのぞきましょう。
ノイローゼにならないようにするには
- カンペキにすることをあきらめる
- 誰でもいいので、グチれる人を頼る
- ママが子どもからはなれて、休める環境を作る
などが有効です。
ママのストレスが軽くなるようにしてくださいね!
もし、ノイローゼになっているのに何もせずにほっておくと
- 子どもを虐待してしまう
- 自分の体を傷つけてしまう
- 自分の命をたってしまう
など、悲しいことになることもあります。
自分がノイローゼかもしれないと思ったら、
- 市の保健センター
に電話すると、保健師さんが相談に乗ってくれますよ(^^)
育児や夜泣きのストレスを1人で抱え込むのがいちばんよくありません。
心の重荷を少しずつ周りに持ってもらって、夜泣きでノイローゼにならないように気をつけましょう!
ちなみに私はいろいろな夜泣き対策グッズも試してきています。
実際に「ベビースリープ」という夜泣き用のアロマを使って効果を体感した記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね(^^)
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