結婚式の招待状の返信で連名のときの書き方やマナーは?例文も
2016/11/20
親戚や親しい友人の結婚はいつの時もおめでたいものです。
結婚式の招待状が届き、家族や夫婦で招かれてふと気になるのが返信の際の連名でしょう。
ここでは知っていると助かる結婚式の招待状を返信する際のマナーをご紹介します。
目次
結婚式の招待状の返信で連名のときの書き方は?
自分だけでなく、夫婦や家族で招かれるのはとても嬉しいことです。
出席する際には誰が行くのかを明確にしておかないと新郎新婦に迷惑をかけてしまいます。
まずは誰が招待されているのかしっかり把握して、連名ならばそれに応じた返信をしましょう。
届いた招待状の宛名が自分と「令夫人」「ご家族様」
「面識はないけれど、ご家族で招待したい」と先方から夫婦や家族で結婚式に招待されることもあるでしょう。
しかし先方は家族全員の名前まで把握していないことがあります。
そんな時は招待状の宛名が「令夫人」「ご家族様」などの表記で届くでしょう。
席次表やネームプレート、式場に提出するリストの関係があるので、出席に丸をしてから名前欄に出席する家族の名前をしっかりと書きましょう。
もし、出席できない家族がいるのならメッセージ欄に欠席する家族の名前とその理由(「所用」や「やむを得ない事情」など)を記載しましょう。
結婚式の招待状の返信で連名のときのマナーは?
わかるように書くのは大前提ですが、それだけでは不十分です。
せっかくおめでたい席に招待されたのですからマナーをおさえておくようにしましょう。
返信を書く際は黒の毛筆やペンで
基本は毛筆や万年筆で書くのが好ましいとされていますが、黒のインクであればボールペンでも問題はありません。
しかし鉛筆や黒以外、特に不幸のときに使うような灰色のペンは避けましょう。
名前欄やメッセージ欄以外は一般的な返信マナーと同じ
御出席・御欠席、御芳名のように頭についている「御」や「芳」は忘れないように必ず2重の斜め線で消すようにしましょう。
また、出席の場合は「出席」の文字を挟むような形で上下に「慶んで」「させて頂きます」と書くとマナー力アップです。
そしてついつい忘れがちな表側の宛名も、「○○行」の行を2重の斜め線で消して様に書き換えましょう。
他にも招待状の返信に関するマナーは色々とあります。
興味のある方は上記動画も参考にしてください。
結婚式の招待状の返信で連名のときの例文は?
招待状をもらったら、ただ単に出欠席のみを伝えるだけでなくお祝いのメッセージを添えるのがマナーです。
全員欠席の場合は特に大事でしょう。
ここでは返信に添えるメッセージの例文を一部ご紹介します。
メッセージを書く際の注意点
心がこもっていれば内容は問わず、基本的には自由なもので結構なのですが、おめでたい場面ですので「別れる」「割れる」「去る」などの夫婦の離別を連想させるような「忌み言葉」はやめましょう。
また、「、」「。」などの句読点も「切れる」「終わる」などを連想させるので末長く幸せが続くことが理想な結婚式のシーンには向きません。
表現としてどうしても必要ならば必ず別の言葉に置き換えましょう。
夫婦(または家族)で招待されており、2人(全員)で出席する場合
例1
「この度はおめでとうございます 晴れ姿を今から楽しみにしています」
例2
「お招きありがとうございます 夫婦(または家族)で出席させて頂きます」
夫婦(または家族)で招待されており、どちらか(誰か)が欠席する場合
例1
「ご結婚おめでとうございます ●●は出席させて頂きますが○○は所用のため欠席させて頂きます」
例2
「この度はお慶び申し上げます 妻○○は出産が近いため●●のみ出席させて頂きます」
夫婦(または家族)で招待状されているが、2人とも(全員)欠席する場合
例1
「この度はおめでとうございます やむを得ない事情があり出席がかないません お二人の幸せをお祈りしております」
例2
「ご結婚おめでとうございます あいにく先約があり出席できず申し訳ありません お二人の幸せを願っています」
結婚式の招待状の返信で連名のときのまとめ
結婚式の幸せな雰囲気はとてもいいものですよね。
そんな幸せな場に居合わせることが出来るなんて、とても嬉しいことです。
気持ちよく式に参列するためにも、招待状の返信などの事前のマナーをしっかりおさえておきましょう。