コサージュを入学式でつけるときの位置や左右は!?色や種類は?
2018/08/30
暖かくなって春が近づいてくると、もう少しで入学式ですね。
子どもが小学校に入学する記念の日とあらばスーツだけで出席するのもいいですが、できればちょっとだけ華やかにしたいもの。
そんな時、パァッと明るさをプラスできるのが「コサージュ」!
「コサージュ」ひとつで、華やかな雰囲気が出ますし、顔も明るく見えます。
でも、普段あまりつけないので「コサージュ」のつけ方ってよくわかないですよね?
私も前に1度つけたことがありますが、どんな感じでつけるのかわからなくて調べまくりました(笑)
- 左右どっちにつけるの?
- 位置はどこらへん?
- 入学式だったら何色?
- 今でもつけている人っているの?
などなど、ギモンだらけですよね。
入学式のその日になってからあわてて調べるのでは遅いので、今回はそんな「コサージュ」をつける位置や色や素材などについてにお答えしていきます!
目次
入学式でコサージュをつける位置は左右どっち?
とっても華やかな「コサージュ」。
胸元につけることはわかっていても、左右どちらにつければいいんでしょうか?
セレモニーでつけることが多いので、何かきちんとした決まりがあるような気がしてきます。
でも調べてみたところ「コサージュ」をつける位置は、実は左右どちらでもいいのです。
ただ厳密な決まりはないといっても、一般的には左側につけることが多いです。
これには理由があって、人は視線を右に向けることが多いため、向かい合った時に相手から右側に見えるようにつけた方が、視線を集めやすいためなのです。
どちらにつけてもマナー違反ではありませんが、左側につけることで「コサージュ」がよりきれいに映えるのではないかと思います。
自分でつけるときに、利き手が右だと左の方がつけやすいということもありますよね。
ほとんどの人が左側につけている中で、自分だけ右側につけていると一瞬「あれ?」と思われることもあるかもしれません。
「マナーとしては間違っていない」のですが、そのことを知らない人がいる場合もありますので、無難に左につけると間違いないです。
では左側のどこらへんの位置につけるとよいのでしょうか?
それについては次の章で解説します。
キレイに見えるコサージュの位置はどこ?とめ方は?
一般的には左側につける「コサージュ」ですが、左側のどのあたりの位置につけるとバランスよくみえるのでしょうか。
私も鏡の前であれこれ試しているうちに、どこにつけたらいいかわからなくなってしまったことがあります(笑)
「ココ!」というベストポジションを知っておけば、忙しい準備の時もさっとつけることができますよね!
1.つける位置
「コサージュ」をつける位置で一番のおすすめは、左側の「鎖骨のあたり」の高い位置です。
胸もとにつけるより視線が上に集まるので、すっきりとして見えます。
もともと「コサージュ」をつけるようになったのは、相手に喜びを伝える意味で胸もとに花を飾ったことからです。
胸の位置でもいいですが、高い位置につけることでより視線を集めて喜びを伝えられます。
2.つけ方
ジャケットのどの部分につけるかといいますと、
- 襟(えり)がある場合は襟部分
- ノーカラーなどは「身ごろ」(体の前面の生地部分)
につけます。
つける時はグラつかないように、布をピンで多めにすくいとります。
それでもグラグラする場合は、フェルトやスーツについてきた共布などを服の裏側にあてて厚みを持たせてとめます。
3.コサージュの向き
「コサージュ」には茎がついているものがあります。
この向きが
- 茎を下へ向ける
- 茎を上に向ける
などいろいろいわれますが、はっきりとした決まりはないそうです。
「コサージュ」がバランスよくきれいに見える向きにつける、というので大丈夫です。
でも、どちらかというと体の外側に茎を向けた方がおさまりがいいような気がしますよ!
4.服に穴をあけたくない時は?
入学式などに着るスーツって、安いものではありません。
出来るだけ穴をあけたくないと思います。
そんな時の「コサージュ」のつけ方があります。
1.クリップでとめる
「コサージュ」にはだいたいピンがついています。
今は一緒にクリップもついているものが多いです。
これはコサージュを髪につけたりバッグにつけたりするときのためのものですが、スーツに穴を開けたくないという時もこのコサージュをつかえば大丈夫です。
(ただし、襟がついているデザインのジャケットに限りますね)
クリップがついていない「コサージュ」には手芸店などでクリップを買ってきて自分でつけるといいですよ!
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2.マグネットでつける
マグネットでつけられる「コサージュ」もあります。
また、手持ちのものでもマグネットでつけるということもできますよ。
- 強力なマグネットを布に取り付けたものを2つ作ります。
- 1つはコサージュに縫い付けます。
- コサージュにつけたマグネットともう1つのマグネットで服を挟みます。
3.ネックレスと一緒につける
パール調のネックレスとセットになったデザインの「コサージュ」もあります。
これなら、服に直接つけないので穴をあけることもありませんね!
本番でスーツを着る前に場所を決めて「コサージュ」をつけておくとあわてずにすみますね。
つける位置がわかったところで、次はコサージュの選び方についても解説します。
入学式でつけるコサージュの選び方とは?
「コサージュ」を買いに行くと、色とりどりのたくさんの種類がおいてあります。
どういうものにしようか目移りしてしまいますよね?
選び方としては、持っているスーツの色やデザインに合わせて選びますが、「入学式につけるコサージュ」なので、色が
- 明るく
- 淡いもの
がおすすめです。
- 白
- パープル
- オレンジ
- ピンク
などパステルカラーが素敵ですね!
素材は、これも春なのでベルベットやファーのついたものは合いませんので気をつけてくださいね。
スーツの色を選ばない「コサージュ」の色はピンク系です。
淡いピンクだったら大き目のものが華やかな感じに、濃いピンクだったら小さ目の物がまとまりよく見えます。
着て行く予定のスーツに合わせて選ぶなら
- スーツが薄い色なら同系の濃い色
- スーツが濃い色なら同系の薄い色
と考えておくと間違いありません。
グレーの「コサージュ」はダメということはないですが、黒のスーツにグレーの「コサージュ」ですと、やはり「喪」を連想させるので避けた方がいいかもしれません。
透け感のある素材、光沢のある素材の場合
色は淡いパステルカラーなどが春らしくていいですが、素材も軽めのオーガンジーなどがいいですね。
透け感のある素材や少し光沢のある素材だと華やかで軽やかに見えます。
入学式でつける「コサージュ」のタブーは?
入学式は子どものハレの日です。
つける位置などにはきまりはありませんが、これだけはやめておいた方がいいというものもあります。
それは「真っ黒のコサージュ」です。
黒い「コサージュ」は「喪」を表しています。
そのため入学式などのお祝いではつけていかないことになっています。
最近は、黒の「コサージュ」にパールやキラキラしたビジューなどがついているものもありますが、「縁起が悪い」ととらえる人もいますので、避けた方がいいですよ!
コサージュを入学式でつけるときのまとめ
いかがでしたか?
普段あまりフォーマルな格好をしないので、「コサージュ」をしている人を見ることは少ないですが、入学式などのセレモニーがある時には今でも「コサージュ」をつけている人が多いです。
それはやはりお祝いする気持ちを表したいからでしょう。
黒以外の物であれば、持っているスーツに合わせて好きな物を選べるので気持ちも華やぎますよね!
記念写真にも残りますし、個人的には「コサージュ」をつけた方が「入学式」という雰囲気になると思います。
つける時は、
- 左側
- 鎖骨あたりの高い位置
を目安にすると、顔まわりも明るくなっていいですね。
スーツのデザインに合わせた「コサージュ」をつけて、華やかな装いでお子さんと一緒に入学式に出席しましょう。
お子さんとおそろいの「コサージュ」もいいかもしれませんね!
入学式にむかう我が子の背中には、今年からランドセルですね。
そのランドセルについての意外な歴史についてはこちらで詳しく解説していますので、よければあわせて読んでみてください。