結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時の書き方やマナーは?例文も
2016/11/20
友人や知人から結婚式の招待状が届いて日程を確認すると、その日はどうしても都合がつかない、ということがありますよね?
そんな時、どんな返信をすると相手に嫌な思いをさせずに済むか、書き方に悩みます。
欠席の理由や、その場合に伝えたいお祝いの言葉の書き方など、どのように返信すればよいかを見ていきましょう。
目次
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時の書き方は?
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時には、当日相手に会わないこともあり、出席する時以上に気を遣いたいものです。
欠席を伝えるメッセージではありますが、相手にとってはお祝い事ですから、その書き方にも細心の注意をはらいましょう。
1.句読点は使わない
「お祝い事に終止符は打たない」という意味があり、欠席の場合でも返信に「、」や「。」などを打たないで書きます。
2.「忌み言葉」「重ね言葉」に気をつける
結婚式などお祝い事への返信やメッセージにふさわしくない、使ってはいけない言葉があります。
「忌み言葉」と「重ね言葉」は、縁起が悪いので気をつけましょう。
忌み言葉
別れる、嫌う、終わる、終える、帰る、帰す、切る、切れる、失う、戻る、逃げる、出る など
重ね言葉
またまた、たびたび、かえすがえす、さいさい、重ね重ね、重々、ますます、くれぐれも など
3.欠席理由は知らせるものと、伏せるものがある
欠席せざるをえない場合、その理由を知らせるものと、伏せた方がいいものがあります。
出産などのおめでたい事柄や、前から日程が決まっている出張などであれば、欠席の理由として知らせてもいいとされています。
知らせてもいい欠席理由
- 出産間近
- 生後間もない子供がいる
- 日程の決まっている出張 など
伏せた方がいい欠席理由
- 弔事
- 他の結婚式の先約がある
- 仕事が忙しい
- 金銭的に厳しい など
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時のマナーは?
結婚式を欠席する場合にも、新郎新婦の二人を祝福する気持ちを持って失礼のない返信をしたいものです。
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時のマナーについてご紹介します。
1.先に電話で伝える
欠席の場合、予定が未定でも決定でも、まずは電話で欠席の旨を伝えましょう。
お祝いの言葉と、招待状のお礼の後に、欠席(未定)の理由を伝えます。
未定の場合は、調整してみることを伝えるのも忘れてはいけません。
2.改めて返信はがきで出欠を伝える
電話やメールで伝えて終わりにしてはマナー違反です。
電話で伝えたあとに改めて返信はがきで出欠を連絡します。
すぐに返信はがきを投函するのではなく、2・3日たってから出した方が、相手にも調整したけれど都合がつかなかったと思ってもらえます。
3.欠席してもお祝いの気持ちは示す
披露宴当日であれば祝電を打つ、ご祝儀は別便で本人に送るなど、結婚式に出られなくてもお祝いは別の形できちんとしましょう。
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時の例文は?
結婚式の招待状の返信で、特に欠席を伝えなければならない時はとても気をつかいますね。
失礼なことにならないためにも、参考になる例文があると助かります。
構成としては、次のような形にするといいでしょう。
- お祝いと招待状のお礼の言葉
- 欠席の理由、欠席についてのお詫び
- 新郎新婦へ向けたメッセージ
欠席理由の書き方について、例文をいくつか紹介します。
1.欠席理由を知らせてもいい場合
理由のところに、「出産間近のため」や「生後間もない子どもがいるため」などを入れます。
- この度はご結婚おめでとうございます
あいにく長期の出張の予定があり欠席させていただきます- この度はご結婚おめでとうございます
あいにく先約がございまして欠席させていただきます
2.欠席理由を伏せた方がいい場合
弔事や看病などを理由にする場合は「よんどころない事情があり」でもいいでしょう。
- この度はご結婚おめでとうございます
やむをえない事情があり欠席させていただきます- お招きいただきありがとうございます
あいにくはずせない用事がございますので欠席させていただきます
出典:招待状の返信はがきにメッセージを書こう - GoGo Wedding
結婚式の招待状の返信で欠席を伝える時のまとめ
結婚式の招待状の、欠席しなければならない場合の返信についてご紹介しました。
欠席を伝える時に大切なことは、「結婚式参列が嫌だから欠席するのではない」という点をきちんと伝えられる文面であることです。
欠席の理由を理解し、相手が嫌な気分にならないようにするためにも、マナーを守って失礼にならない返信をしたいものです。