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お盆のお供えの「のし」の書き方、選び方は?知っておくべきマナー!

      2018/01/18

「お盆のお仏壇へのお供えの『のし』ってどうしたらいいの?」と聞かれたら、みなさんはなんて答えますか?
「お供え物を買ったお店で、黒白の水引が印刷された『のし』をお願いすれば大丈夫よ」と答えたいところですが、実は正確には送る相手地域によって少し違います!

そしてさらに、ずっと「のし」だと思っていたあの紙は「のし」ではなく、「掛け紙(かけがみ)」というんです…!
「掛け紙」という言葉はあまりなじみがないですが、「のし」との違いはなんなのでしょうか?

今回は、覚えておいて損はない、お盆のお供えの「のし」の書き方やマナーについてご紹介します!

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お盆のお供えの「のし」の書き方は?

お盆のお供えの「のし」の書き方は、おくる物によって書き方が少し違ってきます
まずはのしの書き方をくわしく見ていきましょう。

1)お菓子類をおくる場合

お菓子類などの場合は、表書きにこのいずれかを書きます。

  • 御供
  • 御供物
  • 御仏前

その下に、お名前を書けば完了です。

2)お金をおくる場合

お金をお供えする場合の表書きはこのいずれかを書きます。

  • 御仏前
  • 御佛前
  • 御供物料

名前はお菓子類のときと同じく、表書きの下に書きます。

お菓子類とお金で表書きが若干違うのですが、「御仏前」にしておけば、まず間違いはないでしょう。
ちなみに、お葬式では薄墨で書くことがありますが、お盆やお彼岸などは、通常の墨でかまいません。
筆ペンでも大丈夫です。

のし紙の書き方に困ったら、お供えを買ったお店にたずねてみるのも手ですよ。

お店によってはのし紙の表書きとお名前をプリントしてくれるところもあります。
時間がないときなどに使うと便利ですね(^^)

お盆のお供えの「のし」ってどういうものがあるの?

ひと言に「のし」といっても、白黒のものもあれば黄色が入っているものもありますよね?
いったいどれを使うのが正しいのでしょうか?

お供えに使う、のしの種類とは?

お盆のお供えには「弔事用(ちょうじよう)」と呼ばれるのしを使います。
その弔事用に使われるのしの水引の色はこちらです。

  • 黒白
  • 黄白
  • 青白

一番ベターなのは黒と白の水引ですよね。
ただ、地域によっては黄色双銀を使う地域もあります。

のしのかけ方は?

のしの掛け方にも種類があります。

  • 外のし
  • 内のし

の2通りですが、それぞれ意味がちゃんとあります。

誰からのお供え物なのかすぐにわかるように、お供え物の包装紙の外に巻くのが「外のし」と呼ばれるかけ方です。

いっぽうで「目立たず控えめにしたい」場合や、郵送宅配便で発送する場合は、お供え物の箱に直接のしを巻き、その上から包装紙で包むのが「内のし」です。

送る相手などによってのしのかけ方が変わってきますので、覚えておいてくださいね!

お盆のお供えの「のし」で注意することは?

弔事の場合、水引の色が地方によって違うことがあります。

  • 関東では四十九日まで黒白で、四十九日以降は双銀の水引
  • 関西では、黄白の水引

と、地域によっていろいろ違いますので、念のため事前に先方に確認しておきましょう。

お盆のお供えの「のし」とは?

ここでは、のしの由来についてご紹介します。
豆知識として、見ていってくださいね(^^)

のしの由来とは?

「のし」とは本来「熨斗」と書き、慶事に使う「掛け紙(かけがみ)」(一般的に、のし紙と言っている紙)や祝儀袋の、紅白の水引の右上にある六角形の紅白の色紙部分のことをいいます。

その中にある「黄色い細長いもの」を「のしあわび」といいます。
「のしあわび」とは、「熨(の)した鮑(あわび)」のことで、これが「のし(熨斗)」の名前の由来なんだそうです!

「のしあわび」にまつわるお話

「のし」の由来となった「のしあわび」について、こんなお話しがあります。

二千年もの昔、倭姫命(やまとひめのみこと=日本武尊《やまとたけるのみこと》の叔母)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)の社を、伊勢の五十鈴川(いすずがわ)のほとりに建てられた際、三重県鳥羽市国崎(くざき)町の鎧崎で海女が潜って採っているあわびをご賞味され、いたく感動し、「お弁」というその海女に「毎年伊勢神宮に献納するように」と申されたそうです。

それ以来、国崎町の漁師により、毎年6月・10月・12月の3回、伊勢神宮に「のしあわび」を献上する儀式が受け継がれているということです。

日本は海に囲まれた島国で、昔から海の幸に恵まれており、特にあわびは高級品で栄養価も高く、また「のしあわび」は大変長持ちしていたので、「不老長寿の食べ物」とか「商売が伸びる」縁起物として、神事やお祝い事の儀式の際に、高価な贈り物として用いられていたそうです。

時代とともに、この「のしあわび」が現在のような小さな「のし」の形になり、贈答品やご祝儀袋の右上に添える、という風習になったようです。

弔事用は「のし」ではなく「掛け紙」

これまでのお話しから、のしは祝い事の贈りものにつける物だとわかりますよね。
お盆のお供えなどの弔事はお祝い事ではないので、「のし」ではなく「掛け紙」というのが正しい言葉なんです。

ただ、近年では掛け紙はあまり一般的ではないですよね。
「間違えそう!」だと思ったら、恥ずかしがらずに「お供え用ののしをください」で通じると思います。

お盆のお供えの「のし」についてまとめ

お盆のお供え物ののしについて、参考になりましたでしょうか?
最後に今回のまとめです。

  • お菓子類をおくる場合は表書きはこのいずれかを使う
    1)御供
    2)御供物
    3)御仏前
  • お金をおくる場合は表書きはこのいずれかを使う
    1)御仏前
    2)御佛前
    3)御供物料
  • お盆のお供え用ののしは、黒白の水引が一般的
  • のしのかけ方には「外のし」「内のし」の2種類あって、おくる相手などによって使い分ける
  • 「のし」とは、「熨(の)した鮑(あわび)」が由来になっている
  • 「のし」とは、本来祝い事の贈りものに使われる
  • お盆などのお供え物には「掛け紙」というのが本来は正しい

こうやってのしについて調べてみると、つくづく日本語とは奥が深いですね。
もし、あなたのまわりにも「のし」について分からない人がいたら、ぜひここで得た知識を教えてあげてください(^^)

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