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お盆のお供えの「のし」の書き方・選び方は?知っておくべきマナー

      2017/06/05

友人から「お盆のお仏壇へのお供えの『のし』ってどうしたらいいの?」と訊かれ、自信を持って「お供え物を買ったお店で、黒白の水引が印刷されたあの弔辞用の『のし』をお願いしたら大丈夫よ」と答えた私。

ところが、これが大間違い!「のし(熨斗)」の正しい意味と、「のし」の漢字を生まれて初めて知りました。

ずっと「のし」だと思っていたあの紙は、じつは「のし」ではなく、「掛け紙(かけがみ)」というそうです。

「掛け紙」という言葉自体も私にとっては初めてでした。皆さんは、ご存知でしたでしょうか?

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お盆のお供えの「のし」とは?

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「のし(熨斗)」というのは、慶事に使う「掛け紙」(一般的に、のし紙と言ってる紙)や祝儀袋の、紅白の水引の右上にある六角形の紅白の色紙部分のことで、その中にある「黄色い細長いもの」を「のしあわび」といいます。

「のしあわび」とは、「熨(の)した鮑(あわび)」のことで、これが「のし(熨斗)」の名前の由来だとか。

二千年もの昔、倭姫命(やまとひめのみこと=日本武尊《やまとたけるのみこと》の叔母)が、天照大神(あまてらすおおみかみ)の社を、伊勢の五十鈴川(いすずがわ)のほとりに建てられた際、三重県鳥羽市国崎(くざき)町の鎧崎で海女が潜って採っているあわびをご賞味され、いたく感動し、「お弁」というその海女に「毎年伊勢神宮に献納するように」と申されたそうです。

それ以来、国崎町の漁師により、毎年6月・10月・12月の3回、伊勢神宮に「のしあわび」を献上する儀式が受け継がれているということです。

「のしあわび」とは、あわび(鮑)を薄く長くそぎ、平らに伸ばして天日で乾かし、それを竹筒などで熨した(のした=伸ばした)ものです。

日本は海に囲まれた島国で、昔から海の幸に恵まれており、特にあわびは高級品、栄養価も高く、また「のしあわび」は大変長持ちしていたので、「不老長寿の食べ物」とか「商売が伸びる」縁起物として、神事やお祝い事の儀式の際に、高価な贈り物として用いられていたそうです。

時代とともに、この「のしあわび」が現在のような小さな「のし」の形になり、贈答品やご祝儀袋の右上に添えるという風習となったそうです。

となると、弔事はお祝い事ではないので、「のし」はつけない、つまり、「掛け紙だけ」となります。

というわけで、弔事の際のお供えの場合、お店の人には「お供え用の『のし』をお願いします」ではなく、「お供え用の掛け紙を」とお願いするのが正しいようです。

お盆のお供えの「のし」ってどういうものがあるの?

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弔事用の「のし(正式には、弔事の場合は掛け紙)」は、水引の色が「黒白・黄白・青白・銀」です。

また、「のし(掛け紙)」の掛け方には、「外のし(外掛け)」「内のし(内掛け)」の2通りがあります。

誰からのお供え物なのかすぐにわかるように、お供え物の包装紙の外に巻くのが「外のし(外掛け)」で、「目立たず控えめにしたい」場合や、郵送や宅配便で発送する場合は、お供え物の箱に直接「のし(掛け紙)」を巻き、その上から包装紙で包むのが「内のし(内掛け)」です。

お盆のお供えの「のし」で注意することは?

弔事の場合の水引の色は、関東では四十九日まで黒白で、四十九日以降は双銀の水引とか、関西では、黄白の水引が使用されたり、地域によっていろいろ違いますので、先方に確認してみましょう。

こちらのサイトにも、慶事・弔事の際の「水引とのし紙のマナー」がございますので参考にしてみて下さい。

お盆のお供えの「のし」の書き方は?

お菓子類などの場合は、表書きに「御供」「御供物」または「御仏前」、下に名前を書きます。

お金をお供えする場合の表書きは、「御仏前」「御佛前」「御供物料」のいずれかを書きます。

お葬式では薄墨で書くことがありますが、お盆やお彼岸などは、通常の墨でかまいませんし、筆ペンでも大丈夫です。

日本の心八王子本店様の動画では、進物線香を差し上げる際の「のし紙」の説明がございます。

お仏壇店でも「のし紙」と仰っているということは、一般的には、弔事でも「のし紙」と言う方が、たくさんいらっしゃるのかもしれませんね。なんだか全国的に調査してみたくなります。

お盆のお供えの「のし」についてまとめ

「掛け紙」という言葉が出てきたときは、大変ビックリしましたが、これでまた一つ勉強になりました。

でも、お店で「掛け紙を」と言って、店員さんから「はあ?」と訊き返されたらどうしましょう??

もしかしたら、地域によっては、弔事でも「のし」で通用するのかもしれませんね。

皆様の地域では、いかがでしょうか?

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