RSウイルスで中耳炎を併発する原因は?症状や治療法についても!
子どもがRSウイルスにかかるとただでさえ心配なのに、そこから中耳炎を併発すると不安で仕方ないですよね…(TT)
どんな原因で中耳炎になったのか気になる人も多いと思います。
我が家の長女もRSウイルスから中耳炎を併発したことがありますが…むちゃくちゃ大変でした(汗)
子どもが中耳炎になると、ママはずっと子どもの抱っこをすることになりかねないので、今後のために
- どんな症状が出るか
- どんな治療をするか
など、あらかじめにおさえておきたいですよね。
今回は、我が子がRSウイルスで中耳炎を併発してしまったアナタのために、
- RSウイルスで中耳炎を併発する原因
- RSウイルスによる中耳炎の症状
- RSウイルスによる中耳炎の治療
についてまとめました!
目次
RSウイルスで中耳炎を併発する原因は「鼻水」!
RSウイルスで中耳炎を併発する大きな原因は「鼻水」です。
鼻水の中に含まれているウイルスが耳管(鼻と耳をつなぐ管)を通って中耳に入りこみ、炎症を起こすのです。
子どもは、大人にくらべると
- 耳管の作りが太く・短い
- 耳管が水平になっている
ので、中耳にウイルスが入りこみやすく、風邪やRSウイルスにかかるとカンタンに中耳炎を併発してしまいます。
年齢が低いお子さんの場合は、RSウイルスにかかったら中耳炎への警戒もしておくといいですよ。
中耳炎は早期に発見して治療することがとても大切です。
次の章では、より早く中耳炎に気づけるために「RSウイルスの中耳炎の症状」についてお伝えしますね。
RSウイルスによる中耳炎の症状は、発熱や耳の痛みなど!
RSウイルスの中耳炎の症状は、主にこの4つです。
- 発熱
- 耳の痛み
- 耳の聞こえにくさ
- 耳だれ
それぞれの症状をくわしく見ていきますね。
1)発熱
ウイルスによって中耳が炎症を起こしているので、発熱することが多いです。
特に小さい子どもの場合は、39度前後の高熱を出すことがあります。
2)耳の痛み
中耳炎を起こすと、
- 炎症による痛み
- 中耳の膿が鼓膜を圧迫する痛み
などがあります。
夜眠れないほどの激しい痛みなので、泣いて訴えることが多いです。
まだ幼くて、
- おしゃべりが上手ではない子
- 自分の様子を言葉で表現できない子
は、「耳を気にするしぐさ」を取るので注意して見ていてあげててくださいね。
3)耳の聞こえにくさ
中耳炎になると、中耳にたまった膿が鼓膜を圧迫するので「耳の聞こえにくさ」を感じることがあります。
耳が聞こえにくいと
- いつもよりテレビに近づいている
- 名前を呼んでも反応がにぶい
など、日常生活の中に小さな異変があるので様子をよく見ていてあげてくださいね。
4)耳だれ
中耳炎が進行すると、中耳にたまった膿が鼓膜をやぶり、耳だれ(膿汁)が出ることがあります。
「鼓膜がやぶれる」と聞くと、かなりの大事のように聞こえますが、鼓膜はすぐに再生するので心配はいりませんよ!
ちなみに、我が家の長女がRSウイルスから中耳炎になったときは、
- 夜中に突然、39度を超える高熱
- 激しく泣く
- 左耳を掻きむしる
などの症状が出ました。
RSウイルスで「鼻の症状が長引いてるな…」と思った矢先に中耳炎を発症してしまいました(汗)
その夜は眠ることができず、痛みで泣きぐする長女を抱っこをしながら「中耳炎の治療方法」などを調べていたものです…(TT)
こんなに凄まじい中耳炎をどのように治療してどのように鎮めるのか、とても心配だったのです。
次の章では、ほかのママさんも気になっているはずの「RSウイルスによる中耳炎の治療」についてお伝えします!
RSウイルスによる中耳炎の治療は抗生物質で!ヒドいときは鼓膜切開も
RSウイルスの中耳炎の治療方法は、
- 抗生物質による「薬物療法」
- 鼓膜切開による「手術療法」
などがあります。
軽度から中等度くらいのものだと「抗生物質」で治療することができます。
抗生物質を飲みはじめると、耳の痛みはすぐに軽くなります。
我が家の娘が中耳炎になったときも抗生物質が処方されたのですが、1回目の抗生物質を飲んでから数時間後には耳の痛みが引いている様子でした。
「抗生物質、効果スゴい!」と思うと同時に「すごすぎてコワい!(汗)」とも思いました…(^^;
抗生物質があまりにもよく効くので「まだ薬は残ってるけど、痛みは引いたみたいだし、もう薬は飲まなくてもいいかな」と思うことがありますよね。
私も思いました(^^;
しかし、勝手に抗生物質の服用をやめてしまうのはNGです!
中耳炎はちょっと抗生物質を飲んだだけで完治するものではありません。
しっかり治しておかないと中耳炎が慢性化してしまうことがあるので、
- 医師から処方された抗生物質はしっかり飲みきる
- 再診を必ず受ける
ようにしてくださいね!
そして、
- 膿の量が多い
- 耳の痛みの激しさが引かない
などの場合は、鼓膜切開をして手術による治療をすることがあります。
手術となると、1泊2日から2泊3日ほどの入院が必要になります。
入院となると「大変なことになってしまった…」と不安に感じるかもしれませんが、必要な処置ですし、ちゃんと治療すれば治るので安心してくださいね(^^)
RSウイルスによる中耳炎のまとめ
いかがだったでしょうか?
最後に、今回のおさえておきたいポイントをまとめますね(^^)
- RSウイルスで中耳炎を併発する大きな原因は「鼻水」です。
鼻水の中に含まれているウイルスが耳管(鼻と耳をつなぐ管)を通って中耳に入りこみ、炎症を起こします。 - RSウイルスの中耳炎の症状は、主にこの4つです。
1)発熱
2)耳の痛み
3)耳の聞こえにくさ
4)耳だれ - RSウイルスの中耳炎の治療方法は、
・抗生物質による「薬物療法」
・鼓膜切開による「手術療法」
などがあります。 - 薬物療法の場合は、
・医師から処方された抗生物質はしっかり飲みきる
・再診を必ず受ける
などがとても大切です。 - 手術療法の場合は、1泊2日から2泊3日ほどの入院が必要になります。
RSウイルスから中耳炎…とても大変ですが、ちゃんと正しく処置をすれば必ず治る病気です。
医師の指示にしたがい、治療を受けてしっかり治してあげてくださいね!