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梅酒の作り方、仕込む時期はいつ?初心者でも簡単にできる方法解説!

      2018/07/28

毎年5月頃になるとスーパーで青梅を見かけることが多くなりますね!
梅酒好きな人からすると「今年も梅酒作りのシーズンが来たんだなー」って何だかウキウキしますよね♪

お酒好きな私は梅酒も好きなので、スーパーで売られている梅を見るといつも「作ってみたいなぁ」とソワソワしていました。
が、ちゃんと作れる自信がなかったので作らずじまいでした…

しかし去年は祖母に指導してもらい、初めて梅酒を作りました!
味の感想は「めちゃくちゃおいしいー!」でした(^^)

最初は「味は既製品にはかなわなくてもいいから、大量に梅酒がほしい」というケチ精神からでしたが、できあがってみたら予想を上回るおいしさで大満足でした。
作り方もとてもカンタンで、「なぜ今までやらなかったんだ!」と後悔したくらいです(笑)

今回は、手作りの梅酒を初めて作るアナタのために、

  • 梅酒を仕込む時期
  • 梅酒の簡単な作り方
  • 梅酒の飲み頃
  • 梅酒を作るときの注意点

などをご紹介します!

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目次

おいしい梅酒、仕込む時期はいつごろ?

梅がスーパーなどに出回るようになるのは、5月から6月ごろです。
梅が手に入らないことには梅酒を作ることができないので、仕込む時期もちょうどその頃です。

梅酒作りには、若々しい引き締まった果実を持つ青梅が向いています。
青梅が出回るのが6月くらいまでです。

それ以降になると完熟した梅になり、それはそれで梅酒にするとまろやかな味でとてもおいしいのですが、梅酒完成までの難易度がグッとあがってしまいます。
完熟梅だと実が崩れたりするので失敗が多くなるのです。
梅酒作りの初心者さんは、6月中に青梅を買って仕込むようにしましょう。

青梅をゲットしたら、次の章でご紹介する梅酒の作り方をぜひ参考にして梅酒作りにトライしてみてください!

初めてでも簡単!おいしい梅酒の作り方

「梅酒を作る」というと、とても凝ったものを作るイメージってありませんか?
私の頭の中では、お酒作りというと「どこかの老舗の酒蔵で大きなタルの中身を棒でグルグルかき混ぜている」というシーンが頭に浮かんで、「きっと難しいにちがいない」と勝手に思い込んでいました。
(完全に日本酒作りのイメージでした(笑))

こんな間違ったイメージを抱きながらも去年に梅酒作りデビューをしてみましたが、予想に反してとーってもカンタンでした!
酒蔵や棒なんて出番なしです。

ここでは、私が祖母から教わったとってもカンタンでスタンダードな梅酒の作り方をご紹介します!

用意するもの

  • 青梅:1キロ
    できるだけ傷のないキレイなものを選びましょう。
  • 氷砂糖:1キロ
    お好みで減らしてもOKです。
    でも、最低でも500グラムは必要です!
    少なすぎると酸っぱいですよ!
  • ホワイトリカー:1.8リットル
    アルコール度数が35度以上のものを用意します。
  • 大きなビン:4リットルのもの
    しっかりと密封できるものを用意します。
    このサイズのビンは、スーパーの梅が置いてある売り場に、梅と並んで置いてあることが多いです。
    また、このビンはネットでも買うことができます。

「大きいビンは重たいし、落として割れたらイヤだな」という人は、ネットで入手することをおすすめします!

作り方

  1. まずは梅をつけるビンを食器用洗剤でよく洗います。
    洗い終わったら流水で洗剤をしっかりと洗い流し、キッチンペーパーでふきます。
  2. 食品用のエタノールでビンの内側を消毒します。
    キッチンペーパーでふくようにして、すみずみまでしっかり消毒します。
  3. 買ってきた梅をキレイに洗います。
    1個ずつ、ていねいに洗いましょう。
  4. 洗った梅をたっぷりの水につけてアク抜きをします。
    3時間ほどかけてしっかりとアクを抜きます。

    完熟の梅はアクが少ないので念入りにアク抜きをする必要はありませんが、若い青梅はこの工程をすっ飛ばすと渋~い梅酒になってしまいます。
    「一気に作ってしまいたい!」という気持ちを抑えて、しっかりと時間をかけてアク抜きしましょうね!
  5. 梅を水からあげて、水気を切ってキッチンペーパーで1個ずつふいていきます。
    ここでしっかりふいておかないと、梅に残った水気で梅酒がうすくなってしまいますよ。
    梅はデリケートなので傷つけないように優しくふいてあげましょう。
  6. 梅のヘタはカビの原因になるので、つまようじや竹串でていねいに取り除いていきます。
    また、梅と金属は相性が悪く、梅の酸によって金属が溶かされることかあります。
    それによって金属がダメになったり、梅が金属くさくなったりするので、ヘタ取りはフォークなどでやらないようにしてください!
  7. 消毒したビンの底に、3層から5層くらいになるように梅と氷砂糖を交互に入れます。
  8. 7が終わったら、ホワイトリカーを入れて、ビンのフタをしっかり閉めます。
    これで仕込みは完了です!

ね?とってもカンタンですよね!
私はなんで今までコレをやらなかったのだろう…^^;

仕込みが終わってからは、数日に1回ビンをゆらして中身を混ぜるようにします。

ちなみに分量は違いますが、この動画は私の作り方にとても近いのでぜひ参考にしてみてください。

今年は梅酒を手作りして、おいしい梅酒ライフを送っちゃいましょう!

ちなみに青梅があれば「梅ジュース」をつくることもできますよ♪
梅ジュースについてはこちらの記事をどうぞ!

梅ジュースの驚きの効果!夏に万能、美容にも夏バテにも熱中症にも!

無事に仕込みが終わると次は「いつぐらいに飲めるようになるのかな?」と新たな疑問が生まれますよね。
次の章では、この仕込んだ梅酒はいつ飲み頃になるのかをお伝えします(^^)

作った梅酒の飲み頃の時期っていつ?

せっかくワクワクしながら仕込んだ梅酒、はやく飲みたいですよね!

祖母からは「半年、できれば1年待ちなさい」と言われましたが、好奇心で仕込みから3日目にちょいとなめる程度にテイスティングしてみました。

結論からいうと「無味」でした(笑)
当然ですよね、まだまだつかりが浅い梅酒に何を期待していたんでしょうね、私は…

おいしい梅酒が飲みたければ、最低でも半年は待ちましょう
仕込んでから半年経った梅酒はサッパリとした味わいでさわやかテイストです。

ちなみにその後私は、仕込みからちょうど半年経った日に梅酒を解禁しました!
口当たりもよく、飲みやすかったですよ^^

梅酒は月日が経つと熟成が進んで、コクが出てまろやかになるといいますが、我が家は私と夫がスゴい勢いで消化してしまったのでもうありません(汗)
熟成もの、飲みたかったです…
今年はもっと多めに作るようにします(^^;

作った自家製梅酒は「玉露割り」にして飲んだのですが、とーってもおいしかったです!
病みつきになりました(笑)
その玉露割りも含め、他にもいろいろな割り方をこちらで紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね!

▶ 梅酒の割り方!おいしく飲むために必ず知っておきたい8つの方法!

梅酒の賞味期限は?いつまでもつの?

たくさん作ってできるだけ長く楽しみたい梅酒。
「生の梅を漬け込んでいるから、賞味期限が早そう…」と思うかもしれませんが、実は梅酒には賞味期限がありません!

なぜかというと、その秘密は「ホワイトリカー」にあります。

アルコールには殺菌作用があり、アルコール度数が高いほど殺菌作用は高くなります。
市販されている「ホワイトリカー」のほとんどはアルコール度数が35度で、殺菌作用はバツグンです。

そのため、ちゃんとした手法で梅酒を浸けたら半永久的に梅酒を楽しむことができます
むしろ時間の経過によって熟成されて、よりおいしい梅酒になりますよ!^^

作った梅酒の保存方法は?

アルコールで殺菌されることにより、長く楽しめる梅酒。
でも、いくら賞味期限がないといっても保存方法が悪いと飲めなくなってしまいます!

せっかく作った梅酒を上手に保存する方法をお伝えします。

保存はガラス瓶で!空気にふれさせないように

梅酒をつけるときにはガラス製の瓶にしましょう。
というのも、プラスチック製のものだと空気を通してしまい劣化しやすくなってしまうためです。

私みたいにすぐに飲みきってしまう場合は別ですが(笑)、長期保存して熟成させたい場合には空気にはなるべくふれさせないようにしてくださいね!

直射日光も厳禁!冷暗所に

梅酒にかぎらずお酒全般に言えることですが、直射日光は厳禁です!
日光が当たると劣化が進んでしまいますので、必ず日光のあたらない冷暗所に保管してくださいね。

梅酒を作るときの注意点!やっちゃいけないことってあるの?

基本的に梅酒作りは、梅と氷砂糖とホワイトリカーをビンに入れるだけです。
が、知らないとちょっと大変なことになってしまうことがあるのでお伝えします。

手作り梅酒と言えばホワイトリカーという人も多いでしょうが、ホワイトリカー以外のアルコールでも梅酒を作ることができます。
しかしホワイトリカー以外で梅酒を作るときは注意が必要です。

なぜかというと、梅酒などの果実酒を一般家庭で手作りするときは、アルコール度数が20度以上のお酒で作るように」と「酒税法」という法律で定められています。

アルコールが20度以下になると、自然の発酵がすすんで新たなアルコールが生成(醸造)されてしまいます。
これが酒税法的にNGなのです。

ただ家庭で手作りの梅酒を楽しみたいだけなのに、「法律違反」なんていわれたら大変ですよね(汗)
「梅酒の賞味期限って?いつまでもつの?」でもお話ししましたが、市販されているホワイトリカーはアルコール度数が35度のものがほとんどです。
なので、梅酒は法律的にも衛生的にもホワイトリカーで作っておくのが無難なのかなと私は思います。

ホワイトリカーの梅酒はベタですけど、ベタが1番親しみやすくておいしいですよ!^^

梅酒の作り方や仕込む時期、飲み頃のまとめ

いかがだったでしょうか?  
手作りの梅酒、とてもカンタンに作れることがお分かりいただけたと思います!

梅酒を仕込む時期は、

  • スーパーなどに青梅が出回る5月から6月

が理想的です。
梅酒作り初心者の人は、完熟梅より青梅からはじめましょう(^^)

そして梅酒の作り方は、

  1.  ビンの消毒
  2.  梅の洗浄とアク抜き
  3.  梅のヘタ取り
  4.  梅と氷砂糖、ホワイトリカーをビンに入れる
  5.  ビンをきっちり密封する

たったこれだけで仕込み完了です。
仕込んでから半年から1年後が飲み頃なので、それまでマメにビンをゆすって中身が混ざるようにします。

また、梅酒を作るときは、アルコール度数が20度以上の度数の高いお酒を使いましょう。
もし20度以下のお酒で作ると、

  • 酒税法違反になる
  • 雑菌が増えて梅酒がダメになる

などのリスクがあります。
初心者さんは、無難にホワイトリカーを使うことをおすすめします。

おいしい梅酒を1年中楽しむために、今年はたくさん梅酒を作っちゃいましょう!

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