お弁当を腐らせない方法やコツ!腐りにくいおかずはこの3品
2018/05/08
子どもが幼稚園にお弁当を持っていくお宅は「お弁当を腐らせない方法」で頭を悩ませますよね…
ワクワクしながらお弁当箱を開けたら、なんか変なニオイが…なんてことがあったらかわいそうです(TT)
- 腐らせないコツ
- 腐りにくいおかず
についてはぜひ知っておきたいですよね!
そして、お弁当の防腐対策でおなじみの「保冷剤」もかなり重要なのです。
「ホントに効果があるのかなぁ?」と疑っていたのなら、その考えを改めないといけません(汗)
今回は、子どものお弁当を腐らせたくないアナタのために、
- お弁当を腐らせないコツ
- 腐りにくいおかず
- 保冷剤の必要性
- 保冷剤代わりになるもの
についてまとめました!
子どもを食中毒から守るためにも、ぜひ参考にしてくださいね(^^)
目次
お弁当を腐らせない5つのコツ!
お弁当を腐らせないコツは、次の5つです。
- おかずの汁気はしっかり切る
- 味付けを濃い目にする
- 過度なキャラ弁は控える
- 中身を冷ましてからフタをする
- お弁当箱は毎日清潔にする
どれも大切なことなので、1つずつ見ていきますね(^^)
1)おかずの汁気はしっかり切る
弁当箱の中は「汁気(水気)厳禁」です。
水分は雑菌が増殖しやすく、せっかくのお弁当があっという間にダメになってしまうためです。
どうしても汁気があるおかずを入れたいのであれば、
- しっかりと汁を切ってから
- おかずカップに入れる
などして汁気対策をとってくださいね!
2)味付けを濃い目にする
お弁当のおかずは、普段よりもしっかりめの味付けをすると腐りにくくなりますよ。
おかずの味付けで使う
- 塩
- 砂糖
- 味噌
には、防腐効果があるのです!
「濃い味付けは体に悪いから…」
「今後、濃い味ばっかり好むようになったらイヤだな…」
と抵抗があるかもしれませんが、子どものお弁当に入れるおかずの量はほんのわずかなので気にしすぎなくても大丈夫です(^^)
むしろ、腐ったものを食べる方が体に悪いですよね…^^;
3)過度なキャラ弁は控える
キャラ弁は見た目がとてもかわいいし、子どもが喜びますよね(^^)
ですが、凝ったキャラ弁はお弁当が腐ってしまう原因になるので注意が必要です。
キャラ弁は細かい作業が多いので、パーツとなるおかずを素手で触ってしまうことがありますよね…
どれだけ素手をキレイにしていても、ベタベタと触ってしまうとそこから菌が増殖してしまうのです(TT)
また、キャラ弁のパーツによく使われる
- 生野菜
- かまぼこ
- 接着剤に使うマヨネーズなど
も腐りやすいので気をつけてください。
どうしてもキャラ弁を作ってあげたいときは、
- 使い捨てのビニール手袋を着用
- 加熱されたおかずをパーツにする
- あまり凝らず、シンプルに
を心がけてくださいね!
4)中身を冷ましてからフタをする
お弁当の中身があたたかいままフタをすると、湯気が水滴になって菌が増える原因になります。
炊きたてのご飯やできたてのおかずは、しっかりと冷ましてからお弁当箱に詰めるのが大鉄則です!
しかし、おかずはともかく、ご飯ってなかなか冷めませんよね…
我が家がよくやっているのが、お皿の上にご飯を広げて冷ます方法です(^^)
ご飯が空気に触れる面積が広くなるので、かなり早く冷ますことができますよ♪
5)お弁当箱は毎日清潔にする
初歩中の初歩ですが、お弁当箱を毎日清潔にしておくのはとても大切です。
お弁当箱に洗い残しがあると、そこから雑菌が繁殖してしまいます(汗)
どれだけお弁当の内容に気を使っても、お弁当箱に問題があってはいけませんよね(TT)
また、お弁当箱本体だけではなく「フタのゴムパッキン」も雑菌の温床になりやすいので要チェックです。
フタから取り外して、しっかり洗うようにしてくださいね!
このように、お弁当を腐らせないためのコツはいくつもあります。
安全なお弁当を子どもに食べさせてあげるためにも、しっかりと覚えておきたいところです。
そして、お弁当を腐らせない最大のコツとも言えるのが「腐りにくいおかずを入れる」ということです。
いくら腐らせない対策を取っても、腐りやすいおかずが入っていると安心はできません(TT)
次の章では「腐りにくいおかず」をご紹介します☆
腐りにくいお弁当のおかずはこの3品!
腐りにくいお弁当のおかずでおすすめはこの3品です。
- さつまいものレモン煮
- 肉団子の甘酢あん
- カリカリ梅入りのたまご焼き
どれもおいしい上に腐りにくいですよ☆
1品ずつくわしく見ていきますね!
1)さつまいものレモン煮
甘くて、ほんのりレモンの香りがする「さつまいものレモン煮」。
大好きだという子どもはたくさんいますよね(^^)
我が家の娘たちも大好きで、よくお弁当に入れています。
味付けで使う
- 砂糖には「防腐効果」
- レモン汁には「抗菌作用」
があるので、お弁当にピッタリなのです。
色もあざやかなので、レギュラーメニューにしてみてくださいね♪
作り方はこちらの動画をどうぞ!
2)肉団子の甘酢あん
食べごたえがあってとってもおいしい「肉団子の甘酢あん」。
いわゆる「ミートボール」で、お弁当のおかずのメインを張れるグッドな1品です!
味付けて使われている、
- 砂糖やしょうゆには「防腐効果」
- 酢や酒には「殺菌作用」
があります。
ただ、「甘酢あん」がちょっと汁気っぽくなるので、しっかりと落としてからおかずカップに入れるようにしてくださいね☆
この肉団子の甘酢あんを「さっそく作ってみたい♪」という人は、次の動画のとおりに作るといいですよ☆
材料
肉団子
- 鶏ひき肉…200グラム
- 玉ねぎ…1/2個
- たまご…1個
- パン粉…大さじ3
- 酒…大さじ1
- おろししょうが…小さじ1
- 塩、こしょう…少々
- 油…適量
甘酢あん
- 砂糖…大さじ2
- しょうゆ…大さじ2
- 酒…大さじ2
- 酢…大さじ2
- ケチャップ…大さじ2
- 水…50cc
- 片栗粉…小さじ2
作り方
- 玉ねぎをみじん切りにします。
- 鶏のひき肉と1)をボウルに入れて、よく混ぜます。
- 2分ほど混ぜたら、
・たまご
・パン粉
・酒
・おろししょうが
・塩、こしょう
を入れて、さらに2分ほど混ぜます。 - フライパンに油を引き、しっかりあたためます。
- フライパンがあったまったら、3)をスプーンで取って、フライパンの上に落として焼きます。
- 両面をしっかり焼いたら、お皿に移します。
- 次は甘酢あんをつくります。
フライパンに
・砂糖
・しょうゆ
・酒
・酢
・ケチャップ
・水
を入れて、よく混ぜます。 - 混ざったら、中火で加熱して沸騰させます。
沸騰したら、火を弱めて水で溶いた片栗粉を混ぜ、とろみが出します。 - 8)の中に6)を入れて、しっかりと甘酢あんを絡ませたら完成です☆
3)カリカリ梅入りのたまご焼き
子どもに人気のおかず、「たまご焼き」と「カリカリ梅」。
これらを混ぜて作る「カリカリ梅入りのたまご焼き」が、お弁当のおかずとしてとても優れものなのでおすすめです!
カリカリ梅入りのたまご焼きの中に入っている
- 梅には「殺菌作用」
- 塩には「防腐効果」
があるので、安心してお弁当に入れることができますよ。
見た目もキレイなので、子どものテンションもあがって一石二鳥です☆
混ぜで焼くだけなので簡単ですが、作り方はこちらの動画も参考にしてみてくださいね♪
腐りにくいおかずをマスターして、安全なお弁当を子どもに持たせてあげてくださいね(^^)
しかし、いくら「腐りにくいおかず」を選んだからといっても「絶対に腐らないわけではない」のです。
よりお弁当を腐りにくくするためには「保冷」をすることがとても重要です。
次の章では、お弁当を守ってくれる「保冷剤」についてお伝えしますね!
お弁当を腐らせたくなければ、常に保冷剤を!
お弁当を腐りにくくするためには、「保冷剤」をそえるのが効果的ですよ。
特に、気温が高い5月から9月くらいは保冷剤は必須になります。
春から夏のあいだは、絶対に保冷剤を忘れないようにしてくださいね。
より気をつけたいのであれば、季節を問わず保冷剤を使うことをおすすめします。
「秋や冬は、気温が低いから保冷剤はいらないのでは?」と思うかもしれませんが、寒い時期は室内で暖房を使いますよね。
暖房によって室温が高くなると、お弁当にとってはあまりよくない環境になってしまうのです(TT)
会社なら社員用の冷蔵庫にお弁当を保管できたりしますが、幼稚園だと保育室に起きっぱなしになることがほとんどです。
秋や冬でも、保冷剤を使ってお弁当を守ってあげてくださいね。
保冷剤は100均がおすすめ!
ちなみに、保冷剤は100均ショップでお安く買うことができます。
しかも、ただお安いだけでなくオシャレでかわいいものがたくさんあるのでおすすめですよ(^^)
私が見に行った100均ショップでは、こんなにたくさんの保冷剤がありました!
子ども心をくすぐる、キレイなジェル&ポップなデザイン。
お弁当に添えられていると、うれしくなっちゃいますよね(^^)
ほかにも、
- 子どもが大好きなネコ
- 見てるだけでもおいしそうなトーストやパンケーキ
のデザインのものがありました♪
このように、お弁当をしっかり守ってくれる保冷剤。
オシャレでカワイイものがたくさんあるので、子どもがよろこびそうなデザインを選んであげてくださいね(^^)
ですが、なかには
「保冷剤をよくなくす」
「保冷剤を破くことがある(汗)」
なんてお子さんもいると思います。
我が家の娘は、保冷剤のプニプニした感触が楽しくて、ずーっと触り続けて破いてしまったことがあります(TT)
こうなると危険だし、今後保冷剤を持たせるかを悩んでしまいますよね…
そんな方のために、次の章では「保冷剤の代わりにおかずやデザート」についてお伝えします!
冷凍食品や凍らせたゼリーが保冷剤代わりになる!
「保冷剤が家にない」「子どもが保冷剤にイタズラをして危ない」というときは、
- 凍ったままお弁当に入れられる「冷凍食品」
- よーく凍らせた「ひとくちゼリー」
などをお弁当に入れると、いい感じに保冷剤の代わりになってくれます(^^)
最近の冷凍食品はホントに種類が充実していて、
- ミニグラタンやフライもの
- 小鉢系のおかず
など、おいしいものばかりです。
なかでも「自然解凍OK」のものはとても便利で、そのままお弁当に入れるだけでOKな上に、保冷効果が期待できるのです!
コレで1品になるし、入れるだけなので手間もかからないし、さらには保冷効果もあるなんてありがたいですよね!
ほかには、ひとくちタイプの凍らせたゼリーも保冷剤代わりにピッタリです。
お弁当箱の外側に添えるのもいいのですが、中に入れた方が内側から冷やしてくれるので効果的ですよ☆
ただし、幼稚園によっては「デザート禁止!」などの決まりがあるので、よく確認しておくようにしてくださいね!
お弁当を腐らせない方法のまとめ
いかがだったでしょうか?
お弁当を腐らせない方法についてお伝えしました。
最後に、今回のおさえておきたいポイントをまとめておきます(^^)
- お弁当を腐らせないコツは、次の5つです。
1)おかずの汁気はしっかり切る
2)味付けを濃い目にする
3)過度なキャラ弁は控える
4)中身を冷ましてからフタをする
5)お弁当箱は毎日清潔にする - おすすめの腐りにくいお弁当のおかずは3つです。
1)さつまいものレモン煮
2)肉団子の甘酢あん
3)カリカリ梅入りのたまご焼き - お弁当を腐りにくくするためには「保冷剤」が効果的です。
- 特に、気温が高い5月から9月くらいは保冷剤は必須ですが、季節を問わず保冷剤を使うことをおすすめします。
- 「保冷剤が家にない」「子どもが保冷剤にイタズラをして危ない」というときは、凍ったままお弁当に入れられる「冷凍食品」、よーく凍らせた「ひとくちゼリー」などを保冷剤の代わりにすることができます。
子どもが毎日楽しみにしているお弁当、菌から守ってあげたいですよね。
ひと手間や工夫をして、安全でおいしいお弁当を持たせてあげてください♪