コンビニのおでんの衛生面が心配!アナタは知っている?衝撃の真実!
2017/10/06
コンビニのおでんはフタが開いていることが多いですよね。
そしてその前を常にたくさんの人が行き来しているので、衛生的に気になることってありませんか?
おでんは家でつくるとけっこう大変なので、温かいおでんがすぐに買えるコンビニは便利ですよね!
私もよく利用しています(^^)
でも、時々ふと「これって衛生的には問題ないのかな?」と思うこともあります。
そこで、気になって調べてみると、意外な事実も分かってきました!
今回は私と同じようにレジ近くのおでんが気になっているアナタのために、コンビニおでんの衛生事情についてお伝えします!
目次
コンビニおでんは不衛生?衛生面について!
おでんは、ほとんどのコンビニがレジの近くに置いています。
お会計をするために必ず人が通る場所なので、フタがあいているとホコリやツバや入ってしまうリスクがとっても高いのは確かです。
おでんのおいしい寒い時期は、風邪やインフルエンザなどの感染症もはやっているので、見えない菌の混入も気になるところです(汗)
ここでは、コンビニおでんの店頭での衛生管理についてまとめました。
コンビニおでん、フタはしないの?
常にフタがあいているイメージのコンビニおでん。
フタの運用や考え方はコンビニによってさまざまです。
大手コンビニのセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社は、
- 原則はフタをするが、お客さんが多い時間帯は、取りやすいようにあえてフタを開けている
- 原則はフタをするようにしているが、判断は店舗に任せている
など、「原則はフタをすること」として衛生面は意識しつつも、フタをあえて開けているときがあるということです。
何も考えずに常に開けっぱなし…というわけではなく、フタをしている時間のほうが長いのです。
また、セブンイレブンでは「くもらない透明のフタ」を開発して実際に使用しており、フタをあけなくても、おでんの鍋の中身を見ることができます。
コンビニサイドも衛生を意識したフタの使用をしているようです。
しかし、本社の考えとは裏腹に、店舗によってはお客さんの購買意欲をそそるために常にフタをあけたままにしているところもあるようです。
もし、コンビニおでんに虫やゴミ、ホコリが入っているのを見つけたら…
フタを意識して閉めていても、人の出入りが激しいとやはり虫やゴミ、ホコリが入ってしまうことが実際あるようです。
ゴミなどがおでんに浮いているのを見つけたら、見てみぬフリはせずに、そっと店員さんに教えてあげましょう。
ちゃんとした店舗なら、謝罪のうえで、すぐにおでんを総入れ替えして対応してくれるはずです。
今後、安全に気持ちよくコンビニおでんを食べるためにも、見つけたタイミングでお店に教えてあげるのがベストです。
コンビニとしては衛生面の配慮はしているが、人の出入りがある以上、虫やゴミ、ホコリなどが入ってしまうことがあるのは事実のようです。
おでんのフタは、「原則はしめておく」のが前提ですが、店舗によって取り扱いが多少異なることがあります。
コンビニおでんは具材やお出汁の入れ替えをしている?鍋の掃除は?
最近のコンビニはほとんどが24時間営業で、どの時間帯に行ってもほしいものが手に入りますよね。
生活パターンが多様で忙しい現代人にとってはありがたいコンビニですが、
「おでんの管理はちゃんとしてるのかな?1日中ずっと同じ鍋や具材ってことはない?」
と、ちょっと心配になりますよね(^^;
次は、コンビニのおでんの具材などの管理や鍋の洗浄について調べました。
おでんの具材やお出汁は交換しているの?
コンビニによって回数や時間帯は違いますが、ほとんどの店が1日2回から3回程度、おでんの入れ替えをしているようです。
「入れ替えをしているところを見たことがない!」という方もいるかもしれませんが、実際にはお客さんの少ない、ピークをさけた時間帯に入れ替えをしていています。
お昼の忙しい時間帯に入れ替えでガチャガチャしていては、店員さんも手間をとられるし、おでんが売れないし、それこそホコリが立って不衛生ですよね。
- 深夜や早朝
- お昼のピーク前
- ピーク後の一段落した時間
など、店舗にあったタイミングでササッと済ませているようです。
お出汁は総入れ替えするというところがほとんどです。
煮詰まったお出汁はにごってしまい、衛生面はもちろん、味も見た目も悪くなってしまうからです。
おでんの鍋の掃除や取り替えはしているの?
鍋の掃除は、具材やお出汁の入れ替えのときに一緒にしているというコンビニが多いです。
新しい鍋に具材を移動させて、古くなって売り物にならなくなった具材は分別し、廃棄します。
具材の移動が終わったら、使っていた鍋を洗います。
鍋の洗い方は、コンビニのマニュアルで徹底されており、セブンイレブンでは1日3回、鍋の洗浄が義務づけられています。
直前までアツアツのおでんが煮込まれていた鍋のお出汁の温度は80度を超えており、洗うのも大変です。
レジや品出しなどに加えて、おでんの管理や鍋洗い…
コンビニ店員さんは仕事が多くて大変ですが、衛生的なおでんのためにもヤケドに気をつけて頑張ってもらいたいところです…!
具材やお出汁の入れ替えは1日に回数を決めておこなっています。
鍋も取り換え・洗浄をしているので、使いまわしているわけではありません。
「おでんについて」のコンビニ店員の声!
消費者としてコンビニおでんに思うところはいろいろあると思います。
実際にコンビニで働いている方(働いていた方)が、「コンビニおでんの衛生面」について意見をしていたり、コンビニおでんの実態を暴露していたりします。
ここでは「リアルな現場の声」を少しご紹介します。
コンビニ店員が語る!「おでんのフタ問題」
「フタをしないと衛生的によくない」という意見はすでによく言われていますよね。
しかし、こんなにもお客さんの声があるのに、なぜフタをしない店舗があるのでしょうか?
そこには、コンビニの事情があったのです。
- フタをしっぱなしだと、おでんが煮詰まってしまい、具材も出汁の色も悪くなる。
- はじめからおでんが欲しくてお店に来るお客さんはともかく、「何かを食べたい」と漠然と思っているお客さんは、フタがしてあると買おうという気がおきない。
- フタをしていると、準備中だとお客さんに思われて売れない。
おでんの状態を管理する視点、売れ行きを心配する視点…
コンビニにはコンビニなりのフタをしない理由があるんですね。
おいしくて衛生的なおでんを買うコツ!
「衛生面が気になるなら食べない」という選択肢もありますが、コンビニおでんはおいしいので食べたくなってしまうのも事実です(^^;
食べるという選択をするなら、より衛生的なおでんを選べばいいのです!
衛生的なおでんとそうではないおでんの見分け方をご紹介します。
- おでんの状態をしっかり観察してください。
古くなったおでんは欠けていたり、フニャフニャになっていたりします。 - 入れ替えたてのおでんは、出汁がかなり透きとおっているので、見てすぐにわかります。
- 深夜の時間帯はちょっと危険です。
おでんの売れ行きもそんなによくないので、朝シフトのアルバイトが来るまで古いおでんのままです。
逆に深夜のうちに掃除をしておいて、朝まで空にしているというところもあります。
おでんの状態や、衛生的なおでんが置いてある時間帯をしっかりおさえておけば、今後もおいしいコンビニおでんを食べることができますね!
中には、やはり不衛生な店舗も…
ほとんどのコンビニがおでんの衛生管理について気を付けている中、「消費者をなんだと思っているんだ!」というような、とんでもない店舗もまれにあるようです。
- 店長におでんの鍋に虫が入っていたと報告したら、「おたまで(虫を)すくっておいてね」とだけ言われた。
確かに見た目は虫を取り除いて解決しますが、店舗責任者としての衛生観念とお客への誠実さを疑ってしまう話ですね(汗)
もし、ここまで読んで「コンビニおでんは食べたいけど、衛生的にイヤだな」と感じた方は、自宅でコンビニ風のおでんを作ってみるのはいかがでしょうか?
動画では
- こんぶ
- ちくわ
- はんぺん
- さつま揚げ
- 大根
- ゆで卵
- 鶏のつみれ
を使っていますが、材料は自宅で作るおでんと同じものでもОKです。
新聞紙やバスタオルなどを使って保温し、じっくりと味をしみこませるのがポイントです。
自分で作るから衛生面も心配ありませんし、コンビニおでんのようにおいしく仕上がりますよ!(^^)
コンビニおでんの衛生面のまとめ
いかがだったでしょうか?
おいしくてこれからも安心して食べ続けたいからこそ、衛生面がしっかりしているか気になりますよね!
まとめると、「原則フタをしている」コンビニがほとんどで、時間帯によっては、お客さんに合わせてフタをあけているというところが多いようです。
気になるおでん自体の衛生管理ですが、
- ピークの時間帯をさけて、1日2回から3回、具材やお出汁の取り換えをしている
- 鍋の取り換えや洗浄は、具材などの入れ替えと一緒にしている
と、マニュアル上では問題はありません。
しかし、店舗の責任者がずさんだと、残念ながら「鍋に虫が入っていてもスルーする」というような対応をしているところもあるようです。
コンビニのおでんが衛生的かどうかは、
- おでんの具材が欠けていたりして古いものではないかをしっかり確認
- お出汁の色は、キレイに透きとおっているか確認
- 深夜の時間帯には買わない
などして、自分で安全かどうかを見極めるのが一番です。
おいしいコンビニおでん、安心してこれからも楽しみたいものですね!