喪中はがきは官製はがきでもいいの?私製はがきやマナーについても!
2019/04/20
喪中はがきを作るときに、ふと迷うのが「官製はがきを使うか、私製はがきを使うか」ということ。
自分が今までに受け取ったものを思い出してみると…?
郵便局で売っている「官製はがき」だったり、切手をあとから貼る「私製はがき」だったり…
結局、「官製はがき」と「私製はがき」の両方が使われていたりしますよね。
でも、いざ自分が送る側になると「正式なのはどちらなのかな?」と心配になりますよね。
大切な人が亡くなり喪に服していることを伝えるための重要なはがきです。
相手に失礼があったり、「常識はずれだなぁ」なんて思われたりしたくないですものね。
そこで今回は、喪中はがきに使うはがきの選び方について解説します!
目次
喪中はがきは官製はがきと私製はがき、どっちがいいの?
「どちらのほうが丁寧か?」というと、私製はがきになります。
ですが、最近では官製はがきを使う人も増えています。
それは、私たちの生活様式の変化に関係しています。
喪中はがきの今と昔
喪中はがきといえば、「私製はがきに弔事用の切手を貼って出すのが礼儀」とされていた時代がありました。
弔事用の私製はがきと切手を準備して一枚一枚作り上げる、という行為に送る側の心がこもっていると考えられていたからです。
冠婚葬祭に関する場面では、昔からのマナー(礼儀・作法)を大切にする場合が多いですよね!
しかし最近では、私たちの生活スタイルも昔とは大きく変わりました。
家のこと、子どものこと、そのほかやらなくてはならないことが毎日たくさんありますよね。
いろいろと忙しい今の時代を反映して、最近では、喪中はがきを官製はがきで出す人のほうが多くなっています。
印刷屋さんでも、官製はがきを選べるところが増えているくらいですよ!
ですから今では喪中はがきに、官製はがきと私製はがき、どちらを使っても大丈夫です^^
ただ、古風な価値観をお持ちの方に送る場合には、私製はがきにしておいたほうが安心かもしれませんね!
喪中専用のはがきってあるの?
喪中専用というわけではありあませんが、「弔事用のはがき」というものがあります。
官製はがきと私製はがき、それぞれにありますので、特徴を書いてみますね。
弔事用官製はがきのデザイン
切手の絵柄が胡蝶蘭、郵便番号の枠が赤のものです。
赤枠を気にする方がいるかもしれませんが、これはまったく問題ありません。
(郵便局で弔事用として販売しているものですので)
ちなみに胡蝶蘭は「喪中専用」というわけではありません。
胡蝶蘭でなくても地味なデザインのものであれば、普通の官製はがきを使っても大丈夫ですよ!
弔事用私製はがきのデザイン
郵便番号のわくは薄墨色です。
(切手は別に購入して自分で貼ります)
完全に普通の官製はがきを使うと、受け取る人よっては、
「喪中はがきを普通の官製はがきで?非常識だな…」
と思うことがあるかもしれません(^^;
ですので、弔事には「弔事用の官製はがき」を使うことをおすすめします!
ちなみに私は以前、胡蝶蘭のデザインの官製はがきを使いましたよ^^
切手は普通のものでいいの?専用のものはある?
郵便局が「弔事用」として販売している切手があります。
「青の地に灰色と白の花模様」の落ち着いたデザインなので、喪中はがきにふさわしいです。
普通のものでも大丈夫なのですが、喪に服しているという状況なので、色柄のあるものではなく、地味なものがよいでしょう。
自分で印刷してつくるのはOK?
もちろんOKです。
最近では喪中はがき向けの「無料イラスト」や「テンプレート」もたくさん出回っているので、パソコンとプリンタがあれば、ちょっとの手間で作ることができますよ!
こちらのサイトに実際にテンプレートがありますので、参考にしてみてくださいね。
ただ喪中はがきは大切なお知らせなので、プロ仕様の上品なデザインで作りたいという人もいますよね。
そんな時は豊富なデザインから選べる印刷サイトを使うのもいいですよ(^^)
Cardboxの「喪中はがき印刷」なら、フルカラーのものから薄墨のものまで、幅広いデザインの中から自分の気に入ったものを選べるので、しっくりくるものがあると思います。
翌日出荷なので急いでいる方も安心です♪
気になる方は一度のぞいてみてくださいね。
\校正は何度でも無料/
喪中はがきの文例集などもあるので、参考になると思います!
インクジェット用の喪中はがきはある?
インクジェット用の喪中はがきもあります!
官製はがきでは、上記で紹介した切手面が胡蝶蘭のデザインのものがインクジェット用です。
弔事用の私製はがきでも、インクジェット用のものがあります。
文房具店などで購入できます。
以前私が作ったときも、自分で印刷しましたよ(^^)
模範的な喪中はがき作りの流れ
パターン1:時間に余裕のある人
「弔事用私製はがき」と「弔事用切手」を準備して、サンプル文書などを参考に文面を考える。
メインの文章は印刷でもいいですが、手書きで少しメッセージを添えると非常に心のこもったものになりますよ!
パターン2:忙しい人
「弔事用官製はがき」を準備し、サンプル文書などを参考に文面を考える。
印刷屋さんに発注するか、自宅で印刷する。
ここだけは外せないポイント
必ず弔事用のはがきと切手を使いましょうね!
喪中はがきは官製はがきでいいの?のまとめ
いかがだったでしょうか?
もう一度ポイントをまとめておきますね!
- 官製はがきと私製はがきでは、私製はがきの方が丁寧な印象を与えます。
ですが、最近では官製はがきを使う人が増えているので、さほど気にするほどでもありません。 - 通常のものを使うのではなく「弔事用のはがき」を使いましょう。
- 切手も「弔事用の切手」を使いましょう。
- インクジェット用のものに、自分で印刷をしてつくるのも問題ありません。
喪中はがきの作り方には厳しい決まりはありません。
ですが、昔からのマナー(礼儀作法)を頭に入れておくことは大切です!
ちなみに私は、父が亡くなった時、胡蝶蘭の官製はがきを使って、自宅印刷で作りましたよ(^^)
現在では、「官製はがき」「私製はがき」どちらも弔事用のはがきや切手が販売されています。
そういったものを上手に活用して、あなたの心づかいが相手に伝わる喪中はがきを完成させてくださいね!