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山芋と長芋の違い、とろろはどっち?意外と知らない2つの差

      2017/02/12

麦とろご飯やとろろ蕎麦を作るときに使うとろろ芋、何を選んでますか?

スーパーの店頭には山芋長芋と表示されていることがありますよね。

この2つの違いを覚えておけば大丈夫。

今回は山芋と長芋の意外と知らない違いをご紹介します。

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山芋と長芋の違いってなに?

山芋と長芋はどちらもヤマノイモ科ヤマノイモ属の植物で、決定的な違いは、山芋が日本原産種であるのに対して、長芋は中国原産の種類だという点です。

そして、日本原産の山芋については「やまのいも」と呼び、ふつうは山に自生している自然薯(じねんじょ)を指します

天然の自然薯は一年で10cmほどしか成長せず、何年もかけて大きくなる、まさに自然の恵み。

見つけるのも困難なうえ、収穫は素人ではなかなか難しいという、山菜の王様です。

天然のものは滅多に手に入らないためその価値も高く、長芋の5倍ほどの値がつくそうです。

近年ではパイプなどを地中に埋め込んだ畑で栽培される方法が広がっているようですが、それでも、傷みやすく手間のかかる自然薯は高価で、長芋の約3倍と、やはり高嶺の花です。

すり鉢で擦ったとろろは、つきたてのお餅のように強く粘り、滋味深い風味があります。

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長芋は春と秋の年二回収穫が可能で栽培期間も短いため、現在生産されているほとんどがこの種類だそうです。

価格は立派な長芋一本でもだいたい500円前後ではないでしょうか。

水分が多いため擦りおろすとサラサラとしたとろろになります。

シャキシャキした食感が特徴なので、短冊に切って食べることが多いですね。

サラサラしたとろろが好みという人もいるようですし、お好み焼きのつなぎとして生地に入れるとろろは、サラッとした長芋が適していると思います。

長芋の仲間には銀杏の葉の形をした銀杏芋(いちょういも)、丸っこくてゴツゴツした捏芋(つくねいも)などがあります。

銀杏芋は関東で、捏芋は関西でそれぞれ大和芋(やまといも)と呼ばれるものですが、長芋より水分が少なく粘りが強いことからしばしば山芋に加えられることがあります。

しかし厳密には中国大陸から渡ってきたものなので、在来種の自然薯とは別の種類になるようです。

ここではわかりやすいように、自然薯を山芋として比較してみました。

山芋と長芋、よく食べるとろろはどっち?

この時期に限らず年間を通して流通しているのは長芋なので、ふだん食卓で召し上がるとろろのほとんどは長芋だと思われます。

また業務用のスーパーに行くと、とろろ蕎麦やマグロ山かけ用の袋詰めにされたとろろが販売されています。

その原材料を見ると

  • 長芋のみ
  • 長芋と大和芋のミックス
  • 大和芋のみ

この3パターンがありました。

大和芋を長芋と同じ種類として考えると、外食先で出てくるとろろは、ほとんどが長芋といえます。

そのなかで粘りが強いのは大和芋が使われているのではないでしょうか。

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自然薯が手に入れば、ぜひとろろを作ってみましょう。

自然薯のとろろは、非常に粘りが強いので、出汁でのばして食べるのが一般的です。

出汁を加えないとろろはお餅のそっくりなので、海苔を巻いて磯辺揚げにするのも美味しい食べ方の一つです。

山芋と長芋、栄養や効能は?

山芋と長芋の栄養価で大きく違うのは、カロリーです。

山芋100gあたり121kcalに対して長芋は65kcalと約半分ほど。

水分量は山芋68.8g、長芋82.6gと言う結果なので、水分量がカロリーに影響しているようです。

それ以外はそれほど違いはないようですよ。

山芋や長芋に多く含まれているミネラルに「カリウム」があります。

このカリウムは人間の体液の塩分濃度を調整する働きがあるため、むくみや浮腫を防ぐ効果があるといわれています。

また、山芋や長芋の一番の特徴である粘りに関係する物質は「ムチン」と呼ばれるものです。

このムチンの効果はいろいろあるようですが、代表的なものをいくつか挙げてみましょう。

疲労回復

ムチンにはたんぱく質を分解する酵素が含まれており、食べ物から摂取したたんぱく質の消化吸収を助ける働きがあります。

このため、たんぱく質をエネルギー源として効率良く利用できるため、疲労回復の効果が期待できます。

胃炎予防・整腸作用

ムチンは胃腸の粘膜を保護する役割があります。

ストレスなどが原因で胃液の分泌がうまくいかないと、粘膜の働きが低下して強い酸性を持つ胃酸からのダメージを受けやすくなります。

ムチンを食事で補うことで胃の粘膜を正常に保ち、胃のトラブルの防止に役立ちます。

また腸内環境を整えるのにも一役買ってくれているのです。

免疫力アップ

腸管の粘膜には、免疫細胞であるリンパ球が多く存在していて、体の免疫機能と深い関わりがあるそうです。

そこにムチンが粘膜に存在することによって、免疫力を高めることができると考えられています。

血糖値の上昇を抑える

食事をしたときに、体内で糖質を包み込む幕の役割をしてくれるため、糖の吸収を遅らせます。

これにより、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きを持つそうです。

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ところがこのムチン、熱には弱いため、力を発揮するのは山芋を生で摂る場合に限ります。

加熱した山芋や長芋はムチンの働きがなくなるため、ご注意ください。

山芋や長芋にはからだにうれしい成分がたくさん含まれています。

旬のこの時期にはぜひメニューに取り入れたいですね。

山芋と長芋の違いまとめ

もともとは日本原産で自然に生えている自然薯を山芋、中国原産で自然薯に比べると粘りが弱い芋を長芋と区別するようです。

お値段はもちろん、味にも違いがありますが、栄養価は大きく変わらないのもわかりました。

ふだんは長芋も全部ひっくるめて、ネバネバする芋を山芋と呼びますよね。

だけどそれぞれの特徴を知っておくと、お料理に上手に使い分けられるので、ちょっと知っておくと便利かもしれませんよ。

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