幼稚園児向け絵本のおすすめ3選!読み聞かせが得意な私のコツも伝授
2018/08/30
子どもって絵本が大好きですよね^^
うちの娘も、遊んでいるときや寝る前に「絵本読んでぇ」と絵本を持ってきます。
絵本は、
- 子どもの情緒をゆたかにする
- 親子のコミュニケーションになる
などいいことが多いので、時間が許すかぎりたくさん読んであげたいですよね (^^)
いろいろな絵本を読んでいるうちに、子どもが絵本に食いつく読み方も身につけました(笑)
今では絵本を読むのが得意です♪
というわけで今回は、絵本の読み聞かせが得意な私が選んだ「幼稚園児向けのおすすめ絵本3選」と「幼稚園児が食いつく絵本の読み方」についてお伝えします!
目次
幼稚園児向けの絵本、珠玉のおすすめ3選!
幼稚園児の子どもに絵本を読んであげたいと思っても、世の中にはたくさんの絵本があふれています。
ママは選ぶだけでもひと苦労ですよね…!(汗)
そんなアナタのために、ここでは「幼稚園児向けのおすすめの絵本」を3冊ご紹介します!
「どんぐりむら」シリーズ(作者:なかやみわ)学研教育出版
子どもが大好きなどんぐりを主役にした「どんぐりむら」シリーズ。
個性豊かなどんぐりむらのどんぐりたちの生活を、ていねいな絵で書き込んだかわいらしい絵本です♪
現在、「どんぐりむら」シリーズは6冊あります。
- どんぐりむらのぼうしさん
- どんぐりむらのぱんやさん
- どんぐりむらのおまわりさん
- どんぐりむらのどんぐりえん
- どんぐりむらのほんやさん
- どんぐりむらのだいくさん
中でも私のおすすめは
- どんぐりむらのどんぐりえん
です!
内容はどんぐりむらにある保育園を描いたものです。
日常生活のいろいろや年に1度の「おみせやさんまつり」に向けてがんばる「子どもどんぐり」や「先生どんぐり」の様子が細かくていねいにつづられています。
「おみせやさんまつり」は、子どもが「自分もやりたい!」と言い出すような面白そうなものでしたよ(^^)
「どんぐりむら」シリーズの中でも登場人物が多いので、子どもはキャラクターを覚えるのに必死でした。
この「どんぐりむら」シリーズ共通の特徴は「本編以外にも楽しみどころがたくさん!」というところです。
物語の面白さはもちろん、
- カバー袖がペーパークラフトになる
- 巻末にキャラクター紹介がある
- 「どんぐり新聞」がついている
などのオマケ要素が子ども心をくすぐります。
そして「とにかく文字数が多い!!」です。
読んであげるママも読みごたえがあると思いますよ(^^)
私のママ友は、あまりにも文章が長いので「(声を出して読む)親が大変!」と言っていました(笑)
長いお話がまだ得意でないお子さんの場合は、しっかりと物語を読み聞かせるよりも、絵本らしく絵を楽しむといいでしょう。
絵の仕事が細かいので、
- 「あっ、このどんぐりさん○○してるね」
- 「○○してるどんぐりさんはどの子かな?」
というように、絵だけでも充分楽しめます(^^)
「うどんのうーやん」(作者:岡田よしたか)ブロンズ新社
一部に熱狂的なファンがいる「うどんのうーやん」。
主人公はまさかの「うどん」です!
うどん屋さんが人手不足のため、自らが出前先に出発するうーやん。
お客さんの家にたどり着くまでに、困ってるいろんな食材と出会います。
ふところの深いうーやんはどんどん食材たちを自分のどんぶりに受け入れますが…
最初はきつねうどんだったうーやんが最終的にどんな姿になったかは、アナタとお子さんで確かめてみてください!
この「うどんのうーやん」の特徴は「コッテコテの大阪弁」!
関西人の私もビックリのコテコテ具合です。
細かいニュアンスまで大阪弁そのものなので、今までにない絵本に娘も大爆笑しています☆
言葉の言い回しにも味があって、大人でもジワジワきますよ(笑)
面白すぎて関東に住む姪っこにプレゼントしたら、しばらくのあいだ大阪弁をしゃべっていたようです(^^;
また、同じ作者さんで「ちくわのわーさん」というものが出ているのですが、こちらもオススメです。
うーやんも、わーさんも読んだら大阪弁がクセになってしまいますのでご注意を!
「100万回生きたねこ」(作者:佐野洋子)講談社
昔から読まれている不朽の名作「100万回生きたねこ」。
「自分が子どものころに読んだことがある!」というママも多いのではないでしょうか?
主人公は「ねこ」です。
この「ねこ」は、これまで100万回生きてきていろんな飼い主に愛されてきましたが、1度も飼い主を好きになったことがありませんでした。
あるとき、「ねこ」は初めてノラ猫となり自由な人生(猫生?)をすごします。
この「100万回生きたねこ」のポイントは「満たされる人生とは、自分以外をだれかを愛するということ」に気づく点です。
100万回生きてきた「ねこ」は、本当の愛に出会って、心から満たされた人生を過ごします。
そして2度と生まれ変わることはありませんでした。
「転生」は子どもにとってむずかしいテーマかもしれませんが、それ以上に大切なものが心の中に残りますよ。
最初は「ネコちゃん♪」としか感想がなかった娘も、読む回数を重ね、年齢も上がっていくと「悲しいけど、ステキなお話だね」というようになりました。
1度読んで「楽しかった!」というよりも、くり返し読んでかみしめるお話です。
ママ必見!幼稚園児が食いつく絵本の読み方を伝授!
前の章では、幼稚園児の読み聞かせにおすすめの絵本を3冊ご紹介しました。
しかし、いい絵本が手元にあっても読み手のママが読みベタだと、子どもの反応もイマイチになってしまいます。
子どもを絵本の世界に引き込むには、
- キャラクターごとにセリフの声色やしゃべり方を変える
- 擬音(ぎおん)はできるだけハデに!
- 場面の切りかわるタイミングで子どもの感想や意見を聞く
などするといいですよ☆
キャラクターごとにセリフの声色やしゃべり方を変える
絵本はテレビとちがって動きません。
そのため、ママの表現力が問われます!
キャラクターのしゃべり方に変化をつけると、今だれが話しているのかが分かりやすいので、子どもはどんどん引きこまれます。
お年寄り系キャラは「ちょっとかすれた声」でセリフを言うと子どもはニヤニヤしますよ!
擬音(ぎおん)はできるだけハデに!
「どーん!」「ばーん!」などの擬音は子どもの大好物です。
なるべくハデに表現すると盛り上がります!
たまに擬音のないところでもアレンジしてみると、躍動感が出ていい感じになります (^^)
場面の切りかわるタイミングで子どもの感想や意見を聞く
絵本の読み聞かせは一方通行になりがちなので、場面の切りかわりのタイミングで
- 「うわわ、これっていいのかな?」
- 「このあと、どうなるのかなぁ?」
など話をふってみましょう。
どう感じて絵本を見ているのかがわかりますし、退屈せずに楽しむことができますよ!
幼稚園児向けの絵本のまとめ
いかがだったでしょうか?
幼稚園児におすすめの絵本は次の3冊です。
- 絵柄も物語もかわいらしい「どんぐりむら」シリーズ
- ギャグ要素たっぷりの「うどんのうーやん」
- 読み終わると心に何かが残る「100万回生きたねこ」
絵本を読み聞かせるときは、
- セリフはキャラクターごとに声色やしゃべり方を変える
- 擬音はできるだけハデにする
- 場面の切りかわるタイミングで子どもの感想や意見を聞く
などすると、子どもも食いついてきますよ!
子どもが「絵本を読んでー!」とせがんでくる期間はとても短いです。
この限られた時間を楽しめるように、お子さんとステキな絵本タイムをすごして下さいね☆