大学芋の名前の由来!なんでこの名前になった?カリカリなのはなぜ?
2017/11/22
お芋を油で揚げて、蜜をまぶした「大学芋」。
なぜこんな名前なのか、由来はご存じでしょうか?
この間、子どものおやつに大学芋を出したのですが「なんでこのお芋は『大学芋』って言うの?」と聞かれて答えることができませんでした(汗)
確かに不思議な名前をしていますよね。
大学芋の由来は諸説ありますが、その経緯にはどれも大学生が関係していたのです!
今回は、大学芋の由来が気になるアナタのために、
- 大学芋の由来は?
- 大学芋がカリカリなのはなんで?
ということついて調べてみました!
目次
大学芋の由来は?

大学芋の由来は、実はハッキリとしたものはわかっていないのですが、この4つが有力な説です。
- 大学生が売っていた
- 大学生に人気だった
- 東大生に人気だった
- 商品名に「大学」とつけるのが流行った
それぞれ説について詳しくご紹介しますね!
1)大学生が売っていた
まず1つ目が「大学生が売っていた」という説です。
時代は昭和の初めにまでさかのぼります。
当時の日本は昭和恐慌により不況で、学費に困っていた東大生たちがいました。
彼らがなんとかして学費を稼ごうと思いついたのが、中国の料理である「ミーチエンホンシュー(蜜餞紅薯)」をお手本にしてアレンジした食べ物を売ろうということだったのです。
この食べ物は当時の大学生のあいだで大ヒットし、その後「大学芋」と呼ばれるようになったと言われています。
2)大学生に人気だった
2つ目の説は「大学生に人気だった」という説です。
大正から昭和にかけて、東京の神田付近の学生街で売られていて、学生が好んで食べていたことから大学芋と呼ばれるようになったと言われています。
3)東大生に人気だった
3つ目の説は「東大生に人気だった」というものです。
大正初期に、帝国大学(現在の東京大学)の赤門の前に「三河屋」というふかし芋屋がありました。
三河屋ではふかし芋のほかにも、芋に蜜をかけたものも売りはじめ、それが帝国大学の学生の間での人気になり、大学芋と呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに、これには早稲田大学がある高田馬場周辺が発祥だという説もあります。
4)商品名に「大学」とつけるのが流行った
4つ目の説は「商品名に『大学』とつけるのが流行った」というものです。
大正から昭和にかけて、
- 大学ノート
- 大学目薬
といった、商品名に「大学」とつけるのが流行っていました。
そんな大学ブームに乗っかって、芋の飴がけにも「大学」とつけたと言われています。
完全に大学人気にあやかろうとした感じですね(^^;
このように、大学芋という名前は日本でつけられた名前で、いずれの説にしても大学生から発信されたもののようです。
昔の大学生たちも、カリカリした大学芋が大好きだったんでしょうね(^^)
あのカリカリとした食感は大学芋最大のポイントですが、なんであんなにカリカリしているのでしょうか?
次の章では、大学芋のカリカリについてお伝えします!
大学芋がカリカリなのはなんで?
大学芋の表面は「カラメル」でコーティングされているのでカリカリしています。
とても甘くて楽しい食感の正体はカラメルだったのです!
が、私たちが昔から慣れ親しんでいる大学芋は実は「本来の大学芋」ではないことをご存じでしょうか?
本来の大学芋は表面がカリカリしておらず、大学芋だと思っていたものは「中華ポテト」という別物だったのです。
本来の日本における大学芋は、
- さつまいもを白っぽくなる程度に揚げる
- 砂糖と水を煮詰めて作った「蜜(水飴)」をからませ、黒ゴマをふりかける
というものでした。
蜜がいわゆる「水飴」ですから、冷めてもカリカリに固まることはありません。
それに対して、カリカリな「中華ポテト(芋の飴炊き)」は、
- さつまいもをきつね色になるまでしっかりと揚げる
- 砂糖と水を煮詰めて作った「蜜(カラメル)」をからませる
というものです。
芋をコーティングしているカリカリは、大学芋と同じく砂糖と水を使っていますが、水飴よりもさらに煮詰めて水分を飛ばしたカラメルでできています。
それぞれの水分量は
- 水飴は約70%
- カラメルは約3%
ですから、カラメルの方が冷めたときに飴のように固まってカリカリな食感になるというわけです。
これまで大学芋だと思っていたものが違うものだったなんて…驚きですよね!
でも、今では中華ポテトのことを「大学芋」というのが普通ですね。
さて、大学芋の話ばかりしていたらだんだん食べたくなってきましたよね(笑)
次の動画ではカリカリの大学芋の作り方をご紹介していますので、よかったら参考にしてみてくださいね(^^)
作り方
- さつまいもを水洗いする
- さつまいもを乱切りにする
- 2を170度の油で5分ほど素揚げする
- 砂糖、醤油、みりんを鍋にいれて沸騰させる
- 素揚げしたさつまいもを4の中に入れてよくからませる
- 仕上げに白ごまをふる
コレでおいしい大学芋のできあがりです☆
大学芋の由来まとめ
いかがだったでしょうか?
最後に、今回のおさえておきたいポイントをまとめておきますね(^^)
- 大学芋の由来は、実はハッキリとしたものはわかっていないのですが、以下の4つの説が有力です。
1)大学生が売っていた
2)大学生に人気だった
3)東大生に人気だった
4)商品名に「大学」とつけるのが流行った - 大学芋の表面は「カラメル」でコーティングされているのでカリカリしています。
- 本来の大学芋は表面がカリカリしておらず、大学芋だと思っていたものは「中華ポテト」という別物だったのです。
が、今では中華ポテトのことを「大学芋」というのが普通です。
大学芋の由来は諸説ありますが、やはり大学が関係してました。
そしてカリカリの大学芋が、本当は大学芋ではなかったということにもビックリでした!
由来などを知ることによって、これからさらにおいしく大学芋を楽しめるといいですね(^^)