紫外線対策に有効な服装は?色や素材でもダメージが変わる?
2018/09/25
年がら年中降りそそいでいる紫外線。
特に強くなるシーズンがやってきました。
いろんな紫外線対策がありますが、最近では日焼け止めを塗るだけでなく服にもUVカット効果のあるものがでてきましたね!
散歩やバーベキュー、ハイキングなどアウトドアが楽しい季節。
紫外線のことばかり考えて、心から楽しめないのも嫌ですよね…
日焼けのことを考えるとおしゃれができないと思っている方もいるかもしれませんが、意外とそうでもないんです!
今年は紫外線対策とおしゃれを両立してみませんか^^
というわけで今回は紫外線対策に有効な服装についてご案内していきます。
目次
紫外線対策に有効な服装は?

紫外線は全身にふり注いでいますが、普段気になるのは肌が出ているところだと思います。
服を身に着けているところは日差しが当たっても大丈夫な気がしますよね?
以前は私も特別紫外線対策をしたことがありませんでした。
ところが、布って紫外線を通してしまうんです!
これは長年油断していました(-_-;)
服を着ているだけではダメということで、それなら紫外線対策になる服装とはどういうものになるのかということを調べてみました。
1.UVカット加工がされている服
最近は紫外線対策を気にする人が多くなって、様々なショップやブランドでも目にすることが多くなったUVカット加工の洋服。
服のUVカット加工は、
- 紫外線吸収剤を製品に吹き付けているもの
- 紫外線吸収剤を生地に練り込んでいるもの
の、2つのやり方があります。
紫外線吸収剤を吹き付けているものは、洗濯すると効果がだんだん弱くなっていくので、生地に練り込んでいるものの方が効果が高く長持ちします。
2.長袖の服
紫外線が強くなるのは春から夏にかけてです。
気温も高くなるので半袖を着たくなりますが、紫外線対策として考えると基本は長袖です。
室内は半袖でもいいのですが、紫外線が容赦なくふりそそぐ外に出る時はUVカット効果のある羽織りものを着た方がお肌にはいいのです。
UVカットカーディガンなどが一枚あると便利ですね!
UVカットカーディガンについてはこちらで詳しく解説しています。
このように、紫外線対策の服装の基本がわかったところで、次はもっと具体的に掘り下げていきますね。
紫外線対策に有効な服装、どんな色がいい?透過率って?

紫外線対策と言えば、黒かな?と考える人もいると思います。
でも、いろんな色の服を着れて、さらに紫外線対策もできたらいいなと思いませんか?
色は紫外線を
- 反射するもの
- 吸収するもの
に別れます。
また、紫外線をどのくらい通すかという「透過率」というのも色によって違います。
UVカット加工をしていない場合の色について、どのくらい紫外線を通してしまうのかをみていきたいと思います。
1.黒や濃い色
黒や暗くて濃い色は紫外線を吸収する色です。
紫外線を吸収してしまうと、他の部分には当たることはないので、昔から紫外線対策と言えば黒い服というイメージがありますよね?
紫外線透過率は低く、1.7%と約99%紫外線を通さないというデータになっています。
ただ、黒は熱(赤外線)をためこむので暑い日は大変です。
2.白や白っぽい明るい色
白や明るい色は、紫外線を反射する色です。
反射することでその部分は紫外線のダメージを受けずにすむのですが、反射した紫外線が顔や腕などにあたると、その部分は日焼けする可能性があります。
紫外線透過率は19.4%で約80%は通さないのですが、黒に比べると紫外線対策に有効とはいえませんね。
UVカット加工されていない場合は、黒がいちばん紫外線防止に有効な色だということがわかります。
「UVカット加工プラス黒」であれば、紫外線対策としては最強と言えるかもしれません♪
ただ、今はUVカット加工されている服がいろいろ出回っているので、そういう加工がされていれば何色を着ても比較的大丈夫になりました。
でも、「UVカット加工されていれば何色でもいいんだー」と思っているアナタ、色だけで考えるのは、十分な対策とはいえないんですよ!
紫外線対策に有効な服装の素材とは?

紫外線対策に効果的な服装では、もう1点気をつけたいことがあります。
それは、服の生地の素材。
紫外線対策に効果があるとされる素材は
- ポリエステル
- ナイロン
- カーボン
- セラミック
- チタン
- ビニロン
などの化繊です。
これらの素材を使ったものは、比較的紫外線を通さないとされています。
また、そうした素材のなかでも、生地の目がつまっているものが、さらに紫外線を通しにくくなっています。
同じ素材を使っていても、透けるような生地になっているか、厚手のものになっているかで効果が違ってくるんですね。
また、これらの素材はよく紫外線対策用の服に使われます。
その理由として、
- 化繊なので加工がしやすい
- 生地の目をいくらでも細かくできる
というものがあります。
化繊は、生地を織る前にUVカット加工をすることができるので、効果が長持ちするんです。
また、生地の目はつまっていた方が紫外線を通さないので、その点も加工しやすいのが化繊です。
紫外線が強くなるのは暑い時期なので、服も涼しい素材を選びがちです。
が、透けているようなものは同じUVカット加工の生地を使っていたとしても、厚手のものに比べて紫外線を通してしまいます。
究極には、「UVカット加工されている化繊で目が詰まった生地の黒」であれば、かなり紫外線をカットできそうです。
でもおしゃれを楽しむのにぴったりの季節、紫外線をカットも気になりますが、好みの色やデザインのものを着たいという気持ちにもなります。
どうにか両立できないものか、考えてみました!
紫外線対策しても、おしゃれを楽しみたい!

紫外線対策は、ひと昔前と違って黒い服ばかりではなくなりました。
せっかくのアウトドアシーズン、おしゃれにも気合が入りますよね!
そこで、紫外線をカットしつつもおしゃれにも手を抜かずにすむアイテムをご紹介します。
1.カーディガン
カーディガンは定番中の定番です!
デザインも
- ドルマン
- ロング
- ボレロ
などたくさんの種類が出ているので、カラーやデザイン違いをいくつかそろえるとコーディネートの幅が広がりますよ☆
2.パーカー
カジュアル派には欠かせないパーカー。
フードもついているので、場合によっては頭から上半身の紫外線をカットすることもできますね!
3.マキシ丈ワンピース、ボトムス
マキシ丈だと足首まで隠れるので、広い範囲の紫外線カットができます。
これにカーディガンなどを羽織るとほぼ全身のお肌を守ることができますね!
4.トップス
羽織りものだけではマンネリなコーディネートになってしまいますが、トップスを変えるとまた違った雰囲気になります。
5.レギンス
UVカット加工されていない夏用のスカートなどの下にレギンスをはくことで、足首まで紫外線をカットできます。
6.小物を使う
帽子やストールなどもUVカット加工されているものがたくさんあります。
その日のコーディネートに合わせて、小物を少し足すとおしゃれ上級者に見えますよ!
案外、たくさんのカラーやデザインがあっておしゃれも楽しめそうですね。
ひとめ見ただけでは、これで紫外線対策しているとは思われないのも嬉しいです。
黒ずくめのイメージは変わりましたか?^^
紫外線に有効な服装のまとめ
いかがでしたか?
紫外線対策に有効な服装についてお話してきました。
ざっくりまとめますと、
- UVカット加工されていないなら黒
- UVカット加工されているなら色を気にしなくてもよい
という感じです。
UVカット加工されているものを選ぶ場合は、生地に練り込んでいるタイプのものを選ぶといいですよ♪
今は紫外線対策されているもので様々なデザインやカラフルな服がたくさん売られていますから、全身黒ずくめにならなくてもよくなりました(笑)
黒一色だと見た目にも暑い感じがするので、他の色の服を選べるのは嬉しいですよね☆
また、紫外線対策の基本は日に当たらないことなので、長袖の服が最適です。
ですが、紫外線にばかりに気を取られていては暑さで体調をくずすことも!
熱中症になる場合もあるので、たくさん着こんだりせずにUVカット加工の服を上手に選んでコーディネートしてみましょう。
お気に入りのコーデで紫外線もカットしつつ、夏のアウトドアレジャーを思いっきり楽しんでくださいね!
紫外線対策については、他にもこんな記事が役に立つと思うので、ぜひ参考にしてください!
 










