文化祭のお化け屋敷、仕掛けはどう作る?怖さ倍増の面白アイデアも!
2018/05/31
昔から変わらない文化祭の出し物で定番といえば「お化け屋敷」ですよね。
出し物を決める時に、必ずあがる提案の一つです。
当日、驚かすのも楽しいですが、自分たちでアイデアを出しあって仕掛けを作って、教室を「お化け屋敷化」していくのも楽しいですよね!
私なんかはこちらが好きなタイプでした^^
ご紹介する面白アイデアを盛り込んで、思い出に残る文化祭の「お化け屋敷」を作ってみませんか!?
目次
文化祭のお化け屋敷、仕掛けの作り方は?
「お化け屋敷」にはどんな仕掛けをつくったらいいでしょうか?
アイデアを出しあうときに参考になる仕掛けをいくつかご紹介します!
1.怖いお札や手形、人形などを置く
定番中の定番、簡単ですぐ出来る仕掛けですが、まずは視覚に訴えて恐怖感をあおるのが大切です。
- マネキンに血糊をつける
- 怖い言葉をおどろおどろしい感じの文字で書いて貼る
- お札やわら人形などを暗闇に浮かび上がらせる
などなど、分かっていても実際に体感すると意外と怖いですよ!
2.鏡を置く
誰もいないと思っているところに、ボーっと人の姿が映ると恐怖を感じますよね。
それが自分の姿でも、「お化け屋敷」の中だとびっくりします。
鏡を設置する場合は壊れると危ないので、必ず固定して人がぶつからないように位置を工夫しておきましょう。
3.箱やロッカーを置いてみる
ロッカーの扉が半開きになっていたり、箱に穴があったりすると、実際には何も出てこなくても、中から何か出て来そうな雰囲気で怖いです。
直前におどろかした後にそういう演出があるとより効果的です。
- 紐をひっぱってロッカーの扉を開け閉めする
- ダンボールの中から誰かがのぞいているように写真を貼る
などすると、よりいい感じです!
4.急に音を出す
- 怖い雰囲気のBGM
- 悲鳴などの音声
- 鐘の音
- サイレン
など、暗闇で急に音が鳴るとドキッとしますよね。
入り口付近よりも出口付近で音を出した方が、びっくりした勢いで出口に向かうので、パニックになって方向感覚を失うことが少なくてすみます。
5.急にフラッシュをたく
音と似ていますが、急なフラッシュも意外と怖いです。
さらにその一瞬光った時に、人影が見えたり、周りの壁が血だらけだったりすると恐怖感は倍増です。
ただし、真っ暗な中で人にめがけて強い光を当てると危険なので、適度に加減をつけてくださいね。
6.コースを右回りにする
歩くときに、人は左回りが得意です。
そのため左に曲がる角が多いと、進みが速くなってしまって、怖くてもあっという間に終わってしまいます。
得意ではない右回りコースだと、歩くだけで緊張感が高まる効果があるので、出来るだけ右回りのコースになるように作るのがおすすめです^^
文化祭のお化け屋敷、こんなアイデアを入れるとさらに面白い!
仕掛けを考えたら、そこにもう少しだけ何かを足して恐怖感をアップさせてみましょう!
ここではそんなちょっとしたアイデアをご紹介します。
1.お化けの体に傷をつくる
よりリアルに見えるように、お化け役に血糊や絵の具などを使って傷を描きます。
怖い格好をするだけでなく、傷があるとより恐怖感が増しますよ。
こちらの動画も参考にどうぞ!
特殊メイクについては、こちらのハロウィンの記事も参考にしてみてくださいね!
2.足元を少しだけ不安定につくる
仕掛けと言うと、大掛かりな物を考えがちですが、実は足元を少し不安定するだけで、心理的な不安感を与えることが出来ます。
暗闇の中で急に足元が不安定になると、どんな状況かわからないので怖くなること間違いなしです。
ただ、あまり不安定にさせると転ぶ恐れがあるため、体育用のマットを敷くくらいにしておいたほうがいいです!
3.通路を狭くする
通路を狭く作ると、圧迫感から恐怖を感じます。
急に狭くなる、急に広くなるというのは、何かが起こりそうな予兆を感じさせます。
急に狭くなることで恐怖感を高めることが出来るでしょう。
4.お化けの表情を考えてみる
お化けと言えば怖い表情を思い浮かべますが、それだけとは限りません。
「ただ黙って笑い顔を作るだけ」でもシチュエーションによっては恐怖を感じることもあります。
どんな表情なら怖がってもらえるか、本番前にみんなでいろいろ試してみるといいですね!
5.来場者に役目を与える
- 「この赤ちゃんを向こうまで届けてください」
- 「人形を所定の場所に置いてきてください」
- 「お札を中の神社に納めてきてください」
などの役目をお願いして、その道中に仕掛けをする来場者参加型のお化け屋敷もいいです。
任務があるとその分「お化け屋敷」の雰囲気に入り込むことができるので楽しめますよ!
文化祭のお化け屋敷で気をつけるべきことは?
「お化け屋敷」は恐怖体験を安全に楽しむイベントです。
来場者も驚かす側も、どちらの安全も確保できるようにしなくては、せっかくの文化祭のお化け屋敷も心から楽しめません。
文化祭の「お化け屋敷」で気をつけることを考えてみましょう。
1.安全に逃げられるようにする
何か起きた時に、来場者も主催者側も安全に逃げられるルートをきちんと確保しておく必要があります。
暗闇が当たり前の「お化け屋敷」ですが万が一、火災や震災が起こった時のことを考えて、避難ルートや誘導などをきちんと考えておきましょう。
2.絶対に人に直接触れない
暗闇の中で人に触ることで、驚かす方も来場者も少しまちがえば怪我をすることも考えられます。
人には直接触れない驚かし方にした方が安全ですし、嫌がられないでしょう。
あとあと問題になっても困りますので、やりすぎには気をつけましょうね!
3.恐怖感はほどほどに演出する
あまりにも怖い仕掛けに来場者がパニックになって仕掛けにぶつかって壊したり、わざとではなくても、お化け役にぶつかって怪我をしたりと、どちらにも危険なので、恐怖感を楽しめる程度の仕掛けにしましょう。
4.仕掛けは安全に配慮する
来場者が驚いてモノや仕掛けにぶつかった時に、仕掛けが動いたり壊れたりして怪我をしないためにも、きちんと固定しておくことが大切です。
また、火を使わないのは当然として、コンセントや照明などの熱をもつ物の周りには十分注意をして、発火することがないように注意しておきましょう。
5.熱中症に気をつける
お化け屋敷は暗闇を演出するため、窓などをふさいで作ることが多いです。
気温が高い日は、来場者も主催者側も熱中症にならないように常に気をつけるようにしましょう。
6.入り口で注意喚起する
- 小さい子ども
- 怖いことが苦手な人
- 持病のある人
などには入場を遠慮してもらうよう、入り口に注意書きなどをしておくといいでしょう。
無理をして体調を崩してしまうと、来場者にとって嫌な思い出として残ってしまいます。
文化祭のお化け屋敷の仕掛けまとめ
いかがだったでしょうか?
どんな感じに作ろうかと考えだすと、迷うこともあるかもしれません。
が、アイデアを出し合って一生懸命作れば、きっと来場者に怖がってもらえる「お化け屋敷」が完成すると思いますよ^^
ご紹介した仕掛けのアイデアをもう一度まとめておきます。
- 怖いお札や手形、人形などを置く
- 鏡を置く
- 箱やロッカーを置いてみる
- 急に音を出す
- 急にフラッシュをたく
- コースを右回りにする
さらにもっと恐怖感をアップさせるアイデアは、
- お化けの体に傷をつくる
- 足元を少しだけ不安定につくる
- 通路を狭くする
- お化けの表情を考えてみる
- 来場者に役目を与える
でした。
ただし、暗闇や恐怖を扱うお化け屋敷は注意することもあります。
- 安全に逃げられるようにする
- 絶対に人に直接触れない
- 恐怖感はほどほどに演出する
- 仕掛けは安全に配慮する
- 熱中症に気をつける
- 入り口で注意喚起する
ということに気をつけて、安全に運営をしてくださいね。
ここで紹介してきた仕掛けを参考に、ぜひオリジナルの仕掛けも考えてみてくださいね!
たくさんの「怖かった(けど楽しかった!)」という感想が聞けるといいですね♪
他にも文化祭の出し物に関する記事がありますので、こちらもどうぞ。
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