インフルエンザは薬を飲まないでも治る?その場合の期間や注意点は?
2017/10/07
インフルエンザは薬を飲まなくても治すことができるのをご存知ですか?
薬を飲まなくても治るのなら、わざわざ病院に行かなくてもいいのでは?と思ってしまいますよね。
インフルエンザは、病院から薬をもらって安静にしていても、完治までにだいたい1週間はかかります。
では、薬を飲まずに自力でインフルエンザを治す場合にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
完治までの正確な期間や注意点を知りたいですよね。
今回は、
- 薬を飲まないでもインフルエンザが治るのはなぜ?
- 薬を飲まないインフルエンザの治し方や期間は?
ついてご紹介します!
目次
インフルエンザの薬を飲まなくても治るのはなぜ?

なぜ薬を飲まずに、インフルエンザを治すことができるのでしょうか?
また、薬を飲まなかった場合はどれくらいの期間で完治できるのでしょうか。
これらの疑問について詳しく見ていきましょう!
薬を飲まなくても治るのはなぜ?
薬を飲まなくても治る理由はシンプルです。
インフルエンザを治すのは薬ではなく、体にそなわっている「免疫力」だからです。
インフルエンザのときに処方される「抗インフルエンザ薬」は、インフルエンザの働きを邪魔するだけで、死滅させる薬ではありません。
自分の体の中にある力で治すのですから、やはり自然治癒力はあなどれないですよね。
ただし、抗インフルエンザ薬を飲むと、その分回復は早くなります。
人によっては5日ほどで回復し、仕事などへの復帰もできます。
「一刻も早く治したい!」という方は、病院で抗インフルエンザ薬を処方してもらうのもいいかもしれませんね。
自然治癒の場合、治るまでの期間は?
薬を飲まなくても、大抵の場合は1週間ほどでインフルエンザを治すことができます。
仮に長引いた場合でも、10日ほどで治ることでしょう。
発症から2~3日は高熱が続き、熱が下がってからの7日間でこれらの症状が現れます。
- 微熱
- せき
- のどの痛み
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 下痢
- 便秘
- 吐き気 など
熱が下がってから2日間ほどは、せきやくしゃみによって、ウイルスを体の外へ出そうとします。
この期間に職場へ出勤したりすると、周りの人にインフルエンザをうつしてしまう危険性があるので注意してください。
熱が下がってからの2日間は、お家で安静にしていましょうね(^^)
大人と子どもで、回復に差はある?
大人でも子どもでも、インフルエンザの自然治癒に大きな差はありません。
健康なお子さんであれば、1週間ほどでインフルエンザは治ります。
ただし、5歳未満の乳幼児の場合は「インフルエンザ脳症」について気をつけてください。
インフルエンザ脳症は、発熱から1日以内にこれらの症状が現れます。
- 理由もなく急におびえだす
- 意味不明の行動をとる
- 意味不明なことをしゃべりだす
- けいれん など
熱にうなされているだけかもしれませんが、心配な場合はすぐにかかりつけの病院へ連絡しましょう。
また、4日以上熱が続く場合も、他の病気の可能性がありますので、お医者様にみてもらってください。
インフルエンザが薬を飲まなくても治る理由が分かったところで、次の章ではインフルエンザの薬を使わない治し方について見ていきましょう!
薬を飲まずに治す方法とは?

実はインフルエンザを治す方法は、風邪を治す方法とほとんど同じです。
その方法はこちらです!
- 体を温めて免疫力をあげる
- 水分補給で脱水症状をふせぐ
- ぐっすり眠って体力を回復させる
この3つの方法について、詳しくみていきましょう。
1)体を温めて免疫力をあげる
人間は体温が1℃上がると、一時的に免疫力が5~6倍上がるといわれています。
薬を飲まずにインフルエンザを治すなら、まずは体を温めることが大切です!
まずは毛布や温かい服装で、体の外側から温めてください。
汗が出てきたら服を着替えて、上がりすぎた体温を冷ましてあげましょう。
着替えるときは汗をキレイにふきとりましょうね。
ある程度熱が下がったら、軽くお風呂につかって体を温めるのもいい方法です。
ただし、入浴の際には以下のポイントに注意してください。
- 体力を消耗しやすくなる
- 湯冷めに気をつける
- 高熱のときは入らない
入浴は体を温めますが、同時に体力を消耗します。
なので高熱のときは入ってはだめですよ!(^^;
また、高熱によって
- 眠れない
- 頭痛がひどい
という場合は、保冷剤などで頭を冷やすのも大切です。
免疫力をあげることも大切ですが、支障が出るのであれば、まずはそちらのケアをしましょう。
2)水分補給で脱水症状をふせぐ
通常の風邪とは違い、インフルエンザの場合は高熱によって「脱水症状」になりやすいです。
おすすめの飲み物は、
- スポーツドリンク
- 経口補水液
です。
体液に近い成分のスポーツドリンクや経口補水液は、体への浸透率が普通の水よりも高いのが特徴です。
少し温めてから飲むと、より体内に吸収されやすくなり、胃腸への負担もやわらげてくれますよ。
3)ぐっすり眠って体力を回復させる
やはり睡眠はとても大切です。
ですが、高熱などの影響でぐっすり眠れない方もいますよね。
そんなときは、「ホットミルク」を飲んでみてください。
体を温めて、気持ちをリラックスさせることができます。
また、牛乳は
- たんぱく質
- カルシウム
などの栄養が多く、消耗したエネルギーをおぎなってくれます。
乳製品がアレルギーで飲めない方は、「ホットレモン」もおすすめです。
お白湯に輪切りのレモン(レモン果汁でも可)を入れて、ゆっくりと口の中を温めながら飲んでください。
レモンに含まれるクエン酸が、インフルエンザで弱った体のサポートをしてくれます(^^)
インフルエンザで寝れないときの対策は、こちらの記事を読んでみてください。
(おまけ)のどの痛みにおすすめのレシピ!
インフルエンザの症状で、意外と多いのが「のどの痛み」です。
のどが痛いと、せきや呼吸だけでも痛くって、睡眠の邪魔にもなりますよね…
そこでおすすめなのが「はちみつ大根」です。
はちみつと大根の殺菌効果を生かしたレシピで、のどのケアにとても効果的!
作り方はこちらの動画をご覧ください。
大根を1cmほどにカットして、はちみつに漬けるだけの簡単レシピです。
はちみつがサラサラになったら、スプーンですくって少しずつ飲んでください。
インフルエンザの予防にもおすすめのレシピなので、ぜひお家で作ってみてくださいね(^^)
以上3つがインフルエンザの治し方です!
とくに水分補給については、風邪をひいたとき以上に気をつけてくださいね。
お白湯などを入れた水筒を枕元に置いておくと、
- 冷めない
- こぼさない
- すぐ飲める
ので便利ですよ(^^)
薬を飲まない場合の注意点とは?

抗インフルエンザ薬を飲まない場合、覚えておいてほしい注意点があります。
それは、「抗インフルエンザ薬は、48時間以内に服用しないと効果がでない」ことです。
もし、あなたが薬を飲まずにインフルエンザを治そうとして、「やっぱりつらくて無理!早く治したい!」と思っても、そのころには抗インフルエンザ薬が効かない状態になっているかもしれません。
薬を飲まないでインフルエンザを治す場合は、このタイムリミットに注意してくださいね。
薬を飲まないインフルエンザの治し方、まとめ
薬を飲まないインフルエンザの治し方は参考になりましたでしょうか?
最後に今回のまとめです。
- インフルエンザの治し方の基本は3つ
1)体を温めて免疫力をあげること
2)水分補給で脱水症状をふせぐこと
3)ぐっすり眠って体力を回復させること - インフルエンザが治るのは、体にそなわっている「免疫力」のおかげ
- 抗インフルエンザ薬はウイルスを死滅させない
- 抗インフルエンザ薬を飲むと、最速5日間で治る
- 薬を飲まない場合は1週間~10日間ほどで治る
- 大人も子どもも、治る期間に大差はない
- 5歳未満の子どもの場合は「インフルエンザ脳症」に気をつける
- 抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に服用しないと効果がでない
インフルエンザは自力で治る病気ですが、ほんとうにつらいときは無理をせず、病院に行ってお医者様にみてもらってくださいね。