秋刀魚の塩焼き、内臓は食べられる?焼く前の下処理の仕方は?
2017/01/08
食欲の秋、その定番の食べ物と言えば「秋の魚」こと「秋刀魚」です。
秋が旬の秋刀魚は油がのってとても美味しいですよね。
でも、秋刀魚の内臓って苦くて食べづらくて、子どもの頃よく残した方も多いと思います。
「旬の秋刀魚を内臓まで美味しく食べたい」「綺麗に内臓を取りたいけど上手くいかない」
そんな方におススメな秋刀魚の塩焼きの調理方法をご紹介します。
ご家庭でぜひ試してみてください。
目次
秋刀魚の塩焼きの内臓は食べられるの?
秋刀魚の食べ方で一番定番なのはやっぱり塩焼きですよね。
その時内臓をどうするか、そもそも秋刀魚の内臓は食べられるのか気になりますよね。
実は秋刀魚の内臓は食べる事が出来るのです。
秋刀魚には一本だけの長い消化器官があり、身体に排泄物が残りにくい構造になっています。
ですので、内臓も一緒に食べる事ができるのです。
秋刀魚の内臓は栄養価も高く、新鮮な秋刀魚の内臓は苦味も少ないのです。
しかも秋刀魚の内臓にはレチノールと言う美容成分が含まれており、このレチノールはコラーゲンを増やして肌の弾力を取り戻す働きがあります。
秋刀魚の塩焼きの内臓に寄生虫はいるの?
内臓を食べるときに気になるのが、虫です。
赤い2cmほどの虫が内臓についていることがありますが、これは「ラジノリンクス」という寄生虫です。
「寄生虫が付いてるなんて食べられるわけない!」と思う方もいると思います。
ですが、このラジノリンクスは人間に寄生する虫ではありません。
食べてしまっても問題ありません。
気になる方はやっぱり内臓を取ってしまった方がいいかもしれません。
内臓ではなく、表面に黒い虫がついている場合もありますが、この虫も取り除いて焼いてしまえば問題ありません。
【関連】秋刀魚の刺身に寄生虫がいる!?食べてもいい秋刀魚の基準は?
秋刀魚の塩焼き、内臓の取り方は?きれいに食べるには?
いくら栄養があるからと言っても、苦くて食べれなければ無理しないで内臓は取っちゃった方がいいですね。
秋刀魚の塩焼きの内臓を簡単・綺麗に取る方法をご紹介します。
- 秋刀魚の骨を身と背骨を外すため、お箸で秋刀魚の背中とお腹をつまみます。
- 秋刀魚の背中の身を、頭からしっぽまでお箸を入れてほぐしましょう、すると秋刀魚の身を開く事ができます。
- 頭を持ってしっぽに向かってゆっくりと背骨を外します、そして内臓も取り出します。
この方法だと背骨も内臓も綺麗に取れて一石二鳥です。
こちらのサイトを見ていただくと写真も載っていて分かり易いです。
ぜひ試してみてください。
秋刀魚の塩焼き、下処理で内蔵をとるには?
お家で秋刀魚の塩焼きを作る時、下処理の段階で内臓を取っておけば食べるときに楽ですよね。
こちらでは秋刀魚の塩焼きの下処理で内臓の取り方をご紹介します。
- 秋刀魚の肛門の手前に切り込みを入れます。
- 次に秋刀魚の顔、背骨から胸びれにかけて切り込みを入れます、頭を切り落とさないように気をつけましょう。
- あとはゆっくり頭をひっぱるだけです。
こちらのサイトでは、写真付きでご紹介されています。
簡単!早い!きれい!秋刀魚の内臓のとり方 by みっきい×2
キッチンばさみで切ると骨も一気に切りやすいのでおススメです。
ぜひお家で試してみてください。
余談になりますが、秋刀魚の頭を左手側にして、お腹を手前にした状態で×印に切れ目を入れておくのがおススメです。
火の通りがよくなり、見た目も美しく秋刀魚を焼く事ができます。
下処理のひと手間にしてみてください。
秋刀魚の塩焼きの内臓のまとめ
秋の旬の食べ物秋刀魚の塩焼きの内臓についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
下記の動画では秋刀魚の塩焼きのアレンジレシピをご紹介しています。
フライパンで出来るので魚焼きグリルが無くても簡単に作れます!
普通の塩焼きに飽きてしまったらこちらをぜひ試してみてください。