大掃除をしない3つの理由!年末にするのは合理的じゃない!
2017/10/27
12月にはいると、いろいろとやることが増えて忙しくなりますよね。
気持ちも慌ただしい感じがしてきます。
そんな忙しい中、頭の中をちらつくのが年末恒例の「大掃除」のことではないでしょうか。
「年が明ける前に大掃除をして家中をきれいにしておかないとなあ」という、プレッシャーを感じる方もいるでしょう。
この年末の大掃除、本当にみんなきちんとしているのかどうか気になりませんか?
わたしは正直、毎年腰をあげるまでに相当時間がかかってしまいます。
「やらずに済むものなら、やりたくない!」というのが本音ですが、他の人はきちんと大掃除をしていそうで、今まで大きな声では言えませんでした。
ただ「やりたくない!」という話ではありません。
年末に大掃除をしないのにはちゃんとした理由があるのです。
年末の大掃除は面倒。しないとどうなる?

大掃除、正直面倒くさいですよね?
年末ギリギリまで仕事だったり、年末年始が稼ぎ時の職業だったりすると、そもそもいつ大掃除をすればいいのかということになります。
「普段からこまめに掃除しておけばよかった」と後悔して、気持ち的には大掃除をするつもりになっても、なかなかできないものですよね。
そもそも毎年年末に大掃除をするようになったのは、いったいいつからなのでしょうか?
大掃除の由来
日本で年末に大掃除をするのはだいたい12月28日頃のことですが、もともと「掃除」という文化が入ってきたのは飛鳥時代で、庶民の間に根付いたのは平安時代のことです。
大掃除が始まったのもこの頃で「すすはらい」といって宮中では新年に幸運をもたらす「年神様(としがみさま)」を迎えるために行う大切な行事でした。
今でも神社仏閣では、すすはらいの行事が行われニュースにもなりますよね?
1年のほこりをはらい、お正月の準備をするための「すすはらい」が大掃除の習慣として今も残っているのです。
ということは、年神様を信じないという場合は大掃除をしなくてもいいのではないかという気になってきました。
なんとなく、やるべきことをやらなかった感じが残るというか、気分的にスッキリしないということはあるかもしれませんが、この現代において大掃除をしなかったからといって何か起きるとは考えにくいです。
ほこりがたまっていると、アレルギーになったり喘息になったりするリスクはあると思いますが、日頃から掃除をしていれば避けられる問題なので、年末に大掃除をするかどうかとは関係がありません。
特別感がある大みそかやお正月といっても、日々過ぎる毎日と変わりないとも考えられます。
気分的な問題だけなのであれば、思い切って年末の大掃除をしないことにしても特に問題はないような…。
「でも、やっぱり気になるかも」と思う方、大掃除をしない具体的な理由を3つご紹介しましょう!
年末に大掃除をしない3つの理由

年末の大掃除をしないことにするのには、一応理由があります。
大掃除をきちんとする人へ向けての言い訳ではありません。
実は、年末に大掃除をするのは世界の国々の中でも日本くらいだって知っていましたか?
まずは、大掃除をしない3つの理由をあげてみます。
1.寒い
よく考えてみてください。
真冬の寒いこの時期にわざわざ掃除のために窓を開けて、さらに水を使うなんて辛すぎます。
大掃除といえば、どうしても普段やらない部分を掃除したくなりますよね?
大がかりに窓や網戸を寒い中掃除したり、換気扇を取り外して洗ったりする人が多いことでしょう。
でも、寒い中網戸を掃除したり、手が届きにくいところの掃除をして体力を使ったりすると、肝心の大みそかから新年にかけて風邪をひくことも考えられます。
すっきりした気持ちで新年を迎えられず、体調を崩して寝正月なんてことは避けたいものです。
2.落ちない
実は、汚れだって寒い時期には落ちにくいのです。
特に油汚れは冷えると固まるので、温かい時期の方が落ちやすいということをご存知ですか?
油汚れに限らず、汚れは気温が高い方が落ちやすいので、わざわざ寒い時期に掃除をするのは労力を余計に使うということになります。
3.はかどらない
大掃除をすると片づけをしたり不用品を見つけたりということがあり得ます。
そうすると、掃除もやりきっていないのについ片づけをし始めたり、片付くまで掃除がはかどらなかったりと、思った以上に時間を費やすことになりかねません。
片づけてから掃除をすればいいという正論はわかるのですが、日々忙しいとだいたいは片付いていないままやり始めるものです。
それであれば、衣替えなどの季節の変わり目で整理や片付けをするときに一緒に掃除をやっておけばいいのではないでしょうか?
と、大掃除を年末にすることについてのデメリットをあげてきました。
年末に大掃除をしない理由をまとめると、
- 1年の疲れがでる年末に、余計な体力を使ったり、寒いところで作業をしたりすることで体調を崩すことも考えられる。
- 年末の寒い時期には汚れが落ちにくい。
- 年の瀬の忙しい時にわざわざ大掃除をしないで、季節の変わり目などのタイミングですると衣替えなども一緒にできるので一石二鳥。
です。
大掃除をやるのであれば、5月~10月あたりまでがベストではないでしょうか。
季節的にも寒くないですし衣替えもはさんでいます。
夏の方が、網戸も乾きやすいですしね。
他国の大掃除事情!
日本では年末に大掃除をしますが、他国ではどのようにしているのでしょうか。
他の国の大掃除事情をご紹介します。
1.中国
中国では旧暦のお正月である2月の「春節」の前に大掃除をします。
お正月前という点が日本と似ていますね。
春節は祝祭日で、盛大にお祝いするので準備に忙しい事もあり、大掃除は1日で済ますことがほとんどだそうです。
2.ヨーロッパ
ヨーロッパの寒い国々では「スプリング・クリーニング」といって、春に大掃除をする習慣があります。
イギリスでは、冬の間の暖房に暖炉を使ったり、石炭などを利用したりするので、家がすすなどで汚れてしまいます。
そこで、暖かくなって暖房を使わなくなる時期にすすの汚れを落とす大掃除シーズンとなるそうです。
3.アメリカ
アメリカは各家庭のペースでやはり暖かくなってから掃除をするようですが、日本の年末行事のように一斉に掃除をするというような習慣はありません。
また、掃除というよりはペンキの塗り替えなどの家のメンテナンスが主です。
クリスマス前には、ツリーなどのデコレーションをするためや、パーティの来客用に客間を掃除するようですが、本格的な大掃除ということではないようです。
大掃除の代わりにコレをしよう!

年末に大掃除をしない理由3つ、わかっていただけたでしょうか。
くどいようですが、決してやらない言い訳ではありません。
それでも、なんとなく年末には掃除をしないと気分的に落ち着かないという方もいることでしょう。
そんな方は代わりに「大片づけ」をしませんか?
大げさな言い方になってしまいましたが、やることはそれほど大げさではありません。
掃除をするのではなく、モノの整理整頓・取捨選択をするのです。
それだけでも家の中は見違えるようにスッキリして、気持ちいいですよ。
12月にはいる前に、ゴミ袋の用意とゴミの日の確認をします。
粗大ゴミなどは1か月に1日くらいしかないところもありますから、そこは要チェックです。
大片づけをする日は決めても決めなくても、どちらでもいいです。
普段の生活をしながらゴミ出しの日に向けて、ちょこちょこやりましょう。
では、始めます。
1.出しっぱなしだったモノをもとの場所へ戻す
「玄関に出しっぱなしのスニーカーを下駄箱へしまう」
「使いっぱなしのはさみをしまう」
など、その都度さっとやれば済むような片付けも、後回しになっていることがあります。
そういうモノをもとの場所へ戻すのです。
この時期ばかりは、気づいたら即!です。
2.不用品をまとめる
使わないと思っていたけどそのままにしていたモノや洋服などを、思い切って用意したゴミ袋に入れていくだけです。
年末はモノを処分するよいきっかけになります。
もしかしたら使うかもしれないと思っていた物でも、実は長い間思い出しもしないことがあります。
そういった不用品がないか、12月中は意識しながら生活してみることをおすすめします。
そして、思い切って処分しましょう。
いかがでしたか?
わざわざ、引き出しをあけたり各部屋を回ってみたりしなくてもいいのです。
クローゼットから明日着る洋服を出すついでなどに、
- 不用品がないか
- 片付いていない物はないか
を意識してチェックするだけです。
「1つも処分する物なんかない」ということは考えにくいので、何か少しは片づけることができるのではないでしょうか。
ゴミ袋のひとつでも出すことができれば、きっとスッキリすると思います。
年末に大掃除をしない理由のまとめ
年末に大掃除をするのは、日本の宗教や感性によるところが大きいようです。
新しい年をスッキリとした気持ちで迎えたいというのは日本人としては当たり前の感覚になっています。
でも、年末に大掃除を必ずしなければならないというプレッシャーからは、そろそろ抜け出してもいいのではないでしょうか?
私たちの生活も多様化してきています。
年末の大掃除についても、様々な考え方があってもいいのではないでしょうか。
普段からこまめに掃除をして、あえて大掃除はしないという考え方も合理的ですし、昔からの習慣を重んじて年末にはしっかり大掃除をしたいという考え方ももちろん、ありです。
年末に大がかりな大掃除をしないことにしても、幸運を呼び込みたければ年神様(としがみさま)をお迎えする玄関だけでもいつもより念入りに掃除するといいかもしれませんね。
そうした日本人としての感性は大切にしたいものです。
忙しくても、ほんの少し片付けをするだけで気分よく新年を迎えられることと思いますので、今年はぜひ「大片づけ」を取り入れてみてください!