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インフルエンザの語源は?由来は何語?そこには意外に長い歴史が!

      2017/10/27

インフルエンザの語源をご存じでしょうか?

何気なくインフルエンザと呼んでいたいたけど、その語源由来については普段あまり考えることはないですよね。
ただ、その語源を知ると、思ったより長いインフルエンザの歴史が見えてきて驚きですよ!

今回は、冬に猛威をふるって人々を苦しめるインフルエンザの

  • 語源や由来
  • はじめて確認されたのはいつか

などについてお伝えします!
インフルエンザと響きが似ている「インフルエンサー」との関係についても調べたので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)

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目次

インフルエンザの語源は?由来は何語?

インフルエンザという言葉は、「影響」の意味がある「influenza(インフルエンツァ)」というイタリア語が語源となっています。

「インフルエンザが『影響』?まわりに感染させるからかな?」とちょっと頭にハテナが浮かびますよね(^^;
確かにウイルスを人から人へうつして、まわりに影響をおよぼしますが、実はそういう意味ではないのです!

なぜインフルエンザと呼ばれるようになったかを知るためには、16世紀ごろのイタリアまで時代をさかのぼります。

医療が進んだ今でこそ、インフルエンザはウイルスのしわざだと広く知られていますが、当時の人々はウイルスなんてものを知りません。

16世紀のイタリアでは、占星術師が信頼されて大きな発言力を持っていました。
彼らは当時原因不明だったインフルエンザが発生する原因についていろいろ考えた結果、行きついた結論が「空気の汚れによるもの」でした。

「冬になったら流行し、春になったら終息していく」というインフルエンザの特徴から、空気が汚れた原因を「惑星の動きや寒気の『影響』だ」と言ったのです。
「影響」とは、このことだったのですね!

医療を知ってる現代人は「そんなアホな」と思いますが、当時の人々は「占星術師殿がそういうなら!!」と真剣にそれを信じていたみたいです (^^;

このように、16世紀ごろにはインフルエンザはすでに猛威をふるって人々を苦しめていました(TT)

そんなインフルエンザですが、語源となる言葉ができたのが16世紀ころというだけで、存在自体は実はこれよりも前から確認されていたのです。
次の章では、インフルエンザがはじめに確認されたのはいつなのか?ということをお伝えします。

インフルエンザがはじめに確認されたのはいつ?

インフルエンザは、古代ギリシャの医者であるヒポクラテスによって紀元前412年(前5世紀)に記録が残されており、これがインフルエンザの最古の記録だといわれています。

ほかには、古代エジプトでもインフルエンザと思わしき感染症が流行していたという記録があります。
これがインフルエンザであるかということは明確にはわかりませんが、数千年も前からインフルエンザがあったかもしれないと思うとスゴいですよね…(汗)

そして、日本でインフルエンザと思われる病気の最古の記録は平安時代にあります。
当時はインフルエンザを含め、風邪や結核などのことを総称して

  • 咳逆(しはぶき)
  • 咳逆疫(しはぶきやみ)

とよんでいて、人々を苦しめていたようです。

ちなみに今の日本では、インフルエンザのことを「流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)」と呼んでいます。

インフルエンザとインフルエンサー、似ているけど関係あるの?

前の章までは、インフルエンザの語源やはじめて確認されたのはいつかということをお伝えしました。
医学よりも占星術を信じるという語源の古さをふくめ、歴史の長い病気だなということがお分かりいただけたと思います。

そんななか、インフルエンザという言葉を聞くたびに「インフルエンサーと似てるな~」と感じて気になっている人もいることでしょう。

実はこのインフルエンザとインフルエンサー、語源は同じなのです!
2つともイタリア語の「影響」からきています。

インフルエンサーとは「大きな影響力を持つ人やものごと」のことをいいます。
最近では、影響力のある人気ブロガー(インフルエンサー)に、企業が商品のモニターを頼む「インフルエンサー・マーケティング」が注目されていましたよね。

インフルエンザとインフルエンサー、別物だということはわかりますが、「まわりに影響を与える」という意味では同じですね!

インフルエンザの語源のまとめ

いかがだったでしょうか?
最後に今回のポイントをまとめておきますね(^^)

インフルエンザという言葉は

  • 由来はイタリア語
  • 語源は「影響」という意味がある「influenza(インフルエンツァ)」

です。
16世紀のイタリアでは、惑星の動きや寒気の影響で空気が汚れ、インフルエンザが発生すると思われていました。
今でこそインフルエンザはウイルスであることがわかっていますが、当時は空気の汚れだと思われていたなんて驚きですよね(汗)

インフルエンザの最古の記録は、古代ギリシャのヒポクラテスによって残されていました。
ほかにも、

  • 古代エジプト
  • 平安時代の日本

でもすでに流行していたという記録があります。
気が遠くなるような大昔から人々を苦しめていたようです(TT)

そして、インフルエンザと名前がよく似ているの「インフルエンサー」は、「影響」という意味で語源が同じです。

これまで何気なくインフルエンザと呼んできましたが、語源や由来がわかると誰かに教えたくなりますよね。
ですが、語源や由来がわかってもインフルエンザにかかるリスクは変わらないので、しっかりとインフルエンザの予防をしてかからないように気をつけましょう!

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